- 先端高剛性を長めに設定しオフセンターヒットに強い設計
- 中弾道・低スピンで直進性重視のつかまり控えめ挙動
- 軽量GP-4から重量級GP-8まで全モデル中調子で統一
2015年10月に登場したTOUR AD GPは、名前の由来が「Great Performer」とされるカスタムシャフト。先端部の剛性を高めヘッドを暴れさせない挙動で、Tour ADのラインアップでは中弾道・中立つかまりの標準器として中央に位置付けられる。つかまり系のTour AD HDや弾き感のTour AD TP、深い手応えのTour AD BBに対し、GPは癖の少ない直進性で住み分ける。
ラインアップはGP-4 / GP-5 / GP-6 / GP-7 / GP-8の5モデルで、40g帯のGP-4から80g帯のGP-8まで段階的に重量帯を上げていく。調子は全モデル中調子で統一され、重量帯を入れ替えても挙動の軸がぶれない。ただしGP-4のみソフトティップ寄りで高弾道に振った例外的な軽量モデルとなっている。
50トン弾性カーボンを主素材に、ティップ部には東レのTORAYCA T1100GとNANOALLOYテクノロジーを採用しシャフトの安定性を高めるとメーカーが公表している。剛性配分は同社のMSI設計思想に基づく。
| モデル | 重量帯 | フレックス展開 | 適合クラブ | 調子 |
|---|---|---|---|---|
| TOUR AD GP-4 | 40g帯 | R2 / R1 / S | ドライバー / FW | 中調子 |
| TOUR AD GP-5 | 50g帯 | R2 / R1 / S | ドライバー / FW | 中調子 |
| TOUR AD GP-6 | 60g帯 | SR / S / X | ドライバー / FW | 中調子 |
| TOUR AD GP-7 | 70g帯 | S / X | ドライバー / FW | 中調子 |
| TOUR AD GP-8 | 80g帯 | S / X | ドライバー | 中調子 |
軽量帯のGP-4とGP-5はR2を含む幅広いフレックス展開で中速〜中堅層をカバーし、ボリュームゾーンのGP-6はSRからXまででHS 43〜45m/s帯を抱える。重量帯が上がるGP-7とGP-8はSとXの2種に絞られ、高HSの振り手を強く意識した構成だ。GP-4は高弾道寄りに振った軽量モデルで、同じ中調子でも上がりやすさを優先したい層の入口になる。
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R2 | 47.0 g | 5.7 | 中 | 45.98" |
| R1 | 47.0 g | 5.7 | 中 | 45.98" |
| S | 48.0 g | 5.7 | 中 | 45.98" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R2 | 55.0 g | 4.3 | 中 | 45.98" |
| R1 | 56.0 g | 4.3 | 中 | 45.98" |
| S | 57.0 g | 4.3 | 中 | 45.98" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| SR | 64.0 g | 3.1 | 中 | 45.98" |
| S | 66.0 g | 3.1 | 中 | 45.98" |
| X | 67.0 g | 3.1 | 中 | 45.98" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | 75.0 g | 2.9 | 中 | 45.98" |
| X | 76.0 g | 2.9 | 中 | 45.98" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | 84.0 g | 2.7 | 中 | 45.98" |
| X | 85.0 g | 2.7 | 中 | 45.98" |
| モデル | 弾道高さ | つかまり | しなり感 | 打感 | 振り抜き | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| TOUR AD GP-4 | 高 | ○ | マイルド | しっとり | ○ | 軽量で上がりやすい中速派向け |
| TOUR AD GP-5 | 中 | △ | マイルド | しっとり | ○ | HS 42m/s前後の中堅の選択肢 |
| TOUR AD GP-6 | 中 | △ | シャープ | しっかり | ○ | HS 43〜45m/s帯のボリュームゾーン |
| TOUR AD GP-7 | 中-低 | △ | シャープ | しっかり | ◎ | HS 45m/s以上の叩き手向け |
| TOUR AD GP-8 | 低 | △ | シャープ | しっかり | ◎ | 高HSで剛性を最大化したい層 |
シリーズ全体の傾向として、先端高剛性を長めに取った設計でインパクトでヘッドが暴れにくく、つかまりは控えめ・スピンは抑え気味で弾道は中〜やや低めにまとまる。GP-4のみソフトティップで上がりやすさを残すが、GP-5以降は重量帯が上がるほど吹け上がりが抑えられ、振り抜きの安定感が増していく。左を嫌い直進性で攻めたい打ち手に評価されやすい。
HS 43〜45m/sの中堅アマチュアで「叩きたいがつかまり過ぎは抑えたい」という層にはTOUR AD GP-6が定番。中調子のしなり戻りでタイミングを取りやすく、先端高剛性が利いて吹け上がりを抑えた中弾道を作りやすい。左への引っかけを嫌う打ち手の指名が多い。
HS 45m/s以上で振り切れる上級者・パワーヒッターにはTOUR AD GP-7が向く。重量と剛性が増す分、強振してもヘッドが破綻せず低スピンの強い弾道で風に負けにくい球を打ちやすい。さらに重量で抑え込みたい層はTOUR AD GP-8が候補になる。
HS 42m/s前後で60g帯が重く感じる中速派にはTOUR AD GP-5、上がりやすさも欲しいなら高弾道寄りのTOUR AD GP-4が候補。軽量帯ながらシリーズ共通の中調子+先端剛性設計を踏襲し、当たり負けの少ない安定したインパクトを得やすい。
シリーズ内の住み分けはシンプルで、上がりやすさ重視ならGP-4、軽量で扱いやすさならGP-5、万能型ならGP-6、叩いていきたいならGP-7 / GP-8という選び方になる。中調子で統一されているので重量帯を入れ替えてもフィーリングの軸が保たれる。
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| TOUR AD GP-5 |
|
|
| TOUR AD GP-6 |
|
|
| TOUR AD GP-7 |
|
|
| TOUR AD GP-8 |
|
|