性能・特性

飛距離性能: 新技術の効果により高いミート率とボールスピードが得られる設計で、安定した大きな飛距離を実現します。実打では6Sフレックスでヘッドスピード約46m/s程度の条件で平均飛距離約274ヤードをマークしており、トータル飛距離の安定性が確認されています。

トルク（ねじれ抑制・操作性）: 重量が上がるほどトルク値が低く（GC-6以降は約3deg、GC-7は2.7deg）、ねじれ抑制に優れます。軽量モデルでは5〜5.5degと比較的高めのトルクを持ち、振り心地が掴みやすい設定です。これにより、重いモデルは高速スイングでの安定性が高く、軽いモデルはアマチュアにも扱いやすい粘り強さを確保しています。

キックポイント（打ち出し角・弾道）: すべてのモデルが中調子で、打ち出し角や弾道の高さは中弾道～中高弾道に設計されています。弾道は抑えめで伸びのある傾向があり、風にも強い直進的な弾道が得られます。

振動数・フレックス（打感・振り心地）: 各フレックスの振動数は比較的高めで、例えば6Sで約270cpm前後と硬めの数値です。このためシャフト全体の剛性バランスが良く、しなり戻りが滑らかで予想以上にソフトに感じる場合もあります。スイング中のシャフト挙動は安定感が高く、操作性が高いため、完成度の高いスイングのゴルファーには心地よいフィーリングとなります。反面、ヘッドスピードの遅いプレーヤーやシャフトにテンションをかけずに振る人には、やや硬く感じる場合があります。

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ユーザーの声・レビュー

ポジティブ

弾道が強く、左右にぶれにくい安定した飛びを実感したという意見。

強いヘッドスピードでもフェード気味にボールを運びやすく、コントロール性が高いと評価する声。

先端剛性の高さと中調子がバランス良く、しなり戻りが滑らかでインパクトがイメージ通りにいくと好評。

ネガティブ

設計がやや硬めのため、ゆったり振ると硬く感じやすく、上級者向けと感じるという意見。

ターゲットよりもヘッドスピードが遅い場合、先端の返りが早いと感じるケースがあるという声。

従来モデルとの違いが小さく、期待したほど飛距離が伸びず「ゲームチェンジャー」と呼ぶほどではないとする意見。

フレックス	重量(g)	トルク	キックポイント
2024年発売

R2	47	5.5	中
R1	49	5.5	中
S	49	5.5	中
X	50	5.4	中

R2	54	4.5	中
R1	55	4.5	中
S	56	4.5	中
X	59	4.4	中

SR	64	3.1	中
S	65	3.1	中
X	67	3.1	中
TX	70	3.1	中

S	73	2.7	中
X	74	2.7	中
TX	76	2.7	中

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