- ヴァリアブル トルク コアで先端と手元のトルクを締めた新発想
- 中調子のまま高弾道・低スピンを両立する設計思想
- 40〜70の4重量帯展開でHS帯を網羅
SPEEDER NX BLUEはフジクラシャフトが2021年9月に発売したSPEEDER NXシリーズの第1弾。それまで弾き系で知られたSPEEDERブランドに「中調子+つかまり」の柱を加えた一本で、後続のNX GREEN・NX BLACKと並ぶ三本柱の起点になっている。同社のVENTUS BLUE(24 VENTUS BLUEを含むVeloCoreテクノロジー採用シリーズ)とは設計思想も中身も異なる別シャフトシリーズである点には注意したい。
ラインナップは40 / 50 / 60 / 70の4重量帯で、いずれも中調子で統一されている。フレックス展開は40がR2〜S、50がR〜X、60がSR〜X、70がS〜Xと、数字が大きくなるほど対応HS帯を引き上げる構成。重量帯が上がるほどトルクは絞られ、ハードヒッターの荒い入力でも挙動が落ち着く。
核となるのはヴァリアブル トルク コア(VTC)。シャフト全長で一律だったトルクを部位別に最適化し、先端と手元を締めて中間部にしなりを残す。設計には独自の3DモーションキャプチャENSOが用いられ、VTCによりフェースターンと打ち出しの安定を同時に狙う。
| モデル | 重量帯 | フレックス展開 | 適合クラブ | 調子 |
|---|---|---|---|---|
| SPEEDER NX BLUE 40 | 40g 帯 | R2 / R / SR / S | ドライバー / FW | 中調子 |
| SPEEDER NX BLUE 50 | 50g 帯 | R / SR / S / X | ドライバー / FW | 中調子 |
| SPEEDER NX BLUE 60 | 60g 帯 | SR / S / X | ドライバー / FW | 中調子 |
| SPEEDER NX BLUE 70 | 70g 帯 | S / X | ドライバー | 中調子 |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R2 | 45.5 g | 5.4 | — | — |
| R | 47.0 g | 5.4 | — | — |
| SR | 48.5 g | 5.4 | — | — |
| S | 50.0 g | 5.4 | — | — |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R | 51.5 g | 4.6 | — | — |
| SR | 53.0 g | 4.6 | — | — |
| S | 54.5 g | 4.6 | — | — |
| X | 56.0 g | 4.6 | — | — |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| SR | 62.0 g | 3.7 | — | — |
| S | 63.5 g | 3.7 | — | — |
| X | 65.0 g | 3.7 | — | — |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | 73.0 g | 2.9 | — | — |
| X | 74.5 g | 2.9 | — | — |
| モデル | 弾道高さ | つかまり | しなり感 | 打感 | 振り抜き | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| SPEEDER NX BLUE 40 | 高 | ◎ | マイルド | 柔らかめ | ◎ | HS 38〜42m/s帯のドロー軽量機 |
| SPEEDER NX BLUE 50 | 中-高 | ○ | マイルド | しっとり | ○ | アマチュア中量級の主戦場 |
| SPEEDER NX BLUE 60 | 中 | ○ | シャープ寄り | しっかり | ○ | HS 45m/s前後の安定機 |
| SPEEDER NX BLUE 70 | 中-低 | △ | シャープ | カッチリ | ○ | 叩いていける上級・ツアー級 |
シリーズ全体の傾向はメーカー公表どおり「振り抜きの軽さ × 先端剛性による低スピン高弾道」。重量帯が上がるごとにトルクが絞られて手元と先端の硬さが増し、つかまり度合いを抑えながらも左には抜けにくい挙動に収束していく。
HS 40m/s前後で球を上げて飛ばしたいアマチュアにはSPEEDER NX BLUE 40またはSPEEDER NX BLUE 50が候補。中調子のしなりがクラブヘッドを自然に走らせ、つかまり過剰にならない範囲でドロー寄りの中〜高弾道に乗せやすく、ドライバーの振り感作りにも向く。
HS 45m/s前後の中堅アマチュアに推したいのがSPEEDER NX BLUE 60。VTCで手元と先端のトルクを絞った効果でフェース面が暴れにくく、米国メディアのPlugged In Golfも「キックの強さに反して挙動が予測しやすい」と評している。
HS 47m/s以上のハードヒッター・ツアー級にはSPEEDER NX BLUE 70が選択肢。叩いた時の左ミスを抑え、低めの強弾道でランを稼ぎたいタイプにマッチし、強風時のティーショットの基準シャフトとしてフィッターから推されるケースも多い。
シリーズ住み分けとしては、SPEEDER NX BLUEが中調子のニュートラル万能型で「シリーズの起点」、SPEEDER NX BLACKは先中調子・つかまり寄りで「球の高さと方向性をサポートする機」、SPEEDER NX GREENは中調子+手元剛性高めで「叩き系の低スピン強弾道機」という棲み分け。NXシリーズを最初に試すなら挙動が読みやすいNX BLUEから入り、つかまりや高弾道を求めたくなったらNX BLACK、低スピンで叩きたくなったらNX GREENへ進むのが定石になる。
同社内ではVeloCoreテクノロジーを核にしたVENTUS BLUE(24 VENTUS BLUEを含む)も別筋として存在。直進性と低めの弾道を最優先したい層はVENTUS BLUE、つかまりと弾道高さを残しつつ安定感も欲しい層はNX BLUE、と住み分けて考えると迷いにくい。
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
このモデルは ドロー寄り・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
このモデルは ストレート・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
このモデルは ストレート・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
このモデルは フェード寄り・低弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| SPEEDER NX BLUE 40 |
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| SPEEDER NX BLUE 50 |
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| SPEEDER NX BLUE 60 |
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| SPEEDER NX BLUE 70 |
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