- 三菱ケミカルがテーラーメイド向けに設計した純正 OEM カーボン
- 50g 級の中調子で素直に振り抜ける挙動
- SIM / SIM MAX 〜 SIM2 期の純正標準装着シャフト
2020 年 2 月にテーラーメイドが SIM / SIM MAX シリーズ の純正カーボンとして三菱ケミカルと共同開発した OEM 専用ライン。翌 2021 年の SIM2 / SIM2 MAX / SIM2 MAX-D 期 まで標準装着シャフトとして継続採用され、その後ステルス世代純正の TENSEI RED TM50(2022 年)へ引き継がれる前期型純正テンセイに位置付けられる。
展開は ドライバー用と FW 用の 2 モデル。両モデルとも R / SR / S の 3 フレックスを揃え、重量帯は 50g 級で統一されている。FW 側は適合番手(3W / 5W / 7W)で長さを変えるのみで重量とトルクプロファイルを揃える設計。調子は全モデル中調子で統一され、ドライバーから FW まで挙動を一貫させてある。
三菱ケミカルが TENSEI シリーズで培った 中調子プロファイルをベースに、純正装着としての軽さと振りやすさを優先したチューニングが施されている。アフターマーケットでリシャフト用途で流通する TENSEI Pro Blue 1K、タイトリスト純正専用の TENSEI 1K Blue とは設計目的が異なる別シャフトと整理される。
| モデル | 重量帯 | フレックス展開 | 適合クラブ | 調子 |
|---|---|---|---|---|
| TENSEI BLUE TM50 driver | 50g 級 | R / SR / S | ドライバー | 中調子 |
| TENSEI BLUE TM50 fw | 50g 級 | R / SR / S | フェアウェイウッド(3W / 5W / 7W) | 中調子 |
純正専用の小規模シリーズで展開はドライバーと FW の 2 モデルに絞られている。FW 側は番手ごとに長さのみを調整し、重量帯・トルク・調子をドライバーと揃える設計のため、ドライバーと FW を組み合わせてもシャフトの感じ方が大きく変わらず、SIM2 世代の純正セット組みで違和感が出にくい構成になっている。
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R | 51.0 g | 5.0 | 中 | 45.75" |
| SR | 53.0 g | 4.8 | 中 | 45.75" |
| S | 55.0 g | 4.4 | 中 | 45.75" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R | 47.0 g | 5.0 | 中 | 41.75〜43.25" |
| SR | 49.0 g | 4.8 | 中 | 41.75〜43.25" |
| S | 51.0 g | 4.4 | 中 | 41.75〜43.25" |
| モデル | 弾道高さ | つかまり | しなり感 | 打感 | 振り抜き | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| TENSEI BLUE TM50 driver | 中-高 | ○ | マイルド | しっとり | ◎ | HS 40m/s 帯前後の SIM2 期純正の主軸 |
| TENSEI BLUE TM50 fw | 中-高 | ○ | マイルド | しっとり | ◎ | ドライバーと挙動を揃える純正セット用 |
シリーズ全体としては、純正装着らしく挙動を素直にまとめ、振り遅れにくさと球の上がりやすさを優先した味付け。中調子で手元から先端まで滑らかにしなる設計のため、HS が伸び切らない層でもタイミングが取りやすい一方、HS の高い層には剛性感が物足りないと感じられやすい傾向がある。
HS 36〜40m/s 帯のアベレージ層には、TENSEI BLUE TM50 driver の R フレックスが現実的な起点になる。50g 級の軽さと中調子の素直なしなりで、振り遅れにくく球を持ち上げやすいと整理される。SIM / SIM MAX のヘッド設計と組んでも純正装着のまま振り切りやすい構成。
HS 40〜44m/s 帯の中級者には、SR / S フレックスが標準的な合わせどころになる。中調子で挙動が素直なため、SIM2 MAX のつかまりやすいヘッド設計と組み合わせても弾道が暴れにくく、純正装着のままで方向性を整えやすい。
HS 44m/s を超えてくる層は、S フレックスが事実上の上限で、フィッターブログでは振動数が低めに出ることや剛性感の物足りなさが指摘されている。それ以上のスペックを求める場合は、テーラーメイド純正カスタムで Diamana TB / Tour AD XC / VENTUS Blue 等の重量・トルクが効いたモデルへ進む流れが標準的。
シリーズ内の住み分けはシンプルで、driver は HS 40m/s 帯前後のアベレージ〜中級者向けの基準モデル、fw は同層がドライバーと挙動を揃えてセットを組む用途という対応関係になる。番手別に長さは変わっても重量・調子は揃えてあるため、3W / 5W / 7W のいずれを選んでもシャフトの感じ方が大きく変わらない。
同じテーラーメイド純正でも、後継の TENSEI RED TM50(ステルス世代純正、2022 年〜)はベースとなる素材構成や手元剛性に手が入っており、本シリーズはその前身として整理される。アイアン側のテーラーメイド純正スチールに合わせる場合は KBS MAX MT85 JP(SIM2 〜 ステルス世代の純正アイアンシャフト)と組むのが標準。なお、アフターマーケットの三菱ケミカル TENSEI Pro Blue 1K(リシャフト用)やタイトリスト純正の TENSEI 1K Blue(タイトリスト専用 OEM)は名称が近いが、本シリーズとは設計目的・構成が異なる別シャフトとなる。
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
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| TENSEI BLUE TM50 driver |
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| TENSEI BLUE TM50 fw |
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