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GLOSSARY

ゴルフ用語集全264語

クラブ・シャフト・素材・スイング・弾道の用語と、ゴルフ規則の「定義」を 1 ページで引けます。読み・別名でも探せます。くわしい解説は各用語の「くわしく読む」とスペック大全ルール完全ガイドへ。

クラブ・ヘッド

77語ヘッドのスペック解説 →
一体構造 クラブ・ヘッド

クラブヘッドが単一の部品として作られている構造で、フェース・ボディ・ホーゼルなどが一体化して成形されています。溶接や接着などで複数部品を組み合わせておらず、素材の連続性が保たれているため、剛性が高く打感が均一になりやすいという特徴があります。

補足伝統的な軟鉄鍛造アイアンや削り出しパターなどは一体構造で作られており、接合部がないことで経年変化による緩みや破損リスクが低くなります。一方で一体構造は加工の難易度が高く、また内部に空洞を作るなどの工夫ができないため、必要な重量配分を実現するには素材選定や形状設計に高度な技術が求められます。

関連クラブヘッドフェースホーゼル

インサート クラブ・ヘッド

クラブヘッドに埋め込まれた別素材の部品全般を指す。特にフェース部やソール部などに配置されることで、性能や打感の調整を目的として用いられる。

補足例えばパターでは打球面に軟らかい樹脂製インサートを入れて打感をソフトにしたり、アイアンではタングステンのインサートで重量を最適配置したりする。クラブ性能を向上させるための埋め込み部品の総称。

関連クラブヘッドタングステンフェースソール

後重心設計 クラブ・ヘッド

クラブヘッドの重心を後方(バック側)に配置した設計です。ヘッド後部に重量を配し、重心深度を深くとることで達成されます。

補足後重心のクラブは高い慣性モーメントによる直進性の高さと高弾道が特徴です。ボールが上がりやすくミスにも強いため、平均的なアマチュアゴルファーに扱いやすい設計と言えます。深重心設計とほぼ同義であり、現在の大型ヘッドでは後方に重量を配分したモデルが多く見られます。一方で重心が後ろにあることでスピン量が増えやすい側面もあり、上級者が低スピンの強弾道を求める場合は避けられる傾向があります。

関連慣性モーメントクラブヘッド深重心設計重心深度重心設計

解説重心(CG)の完全ガイド

L型フェース クラブ・ヘッド

フェース部がクラブヘッドのクラウン側またはソール側に折れ曲がるよう延長され、L字形状に成型されたフェース構造。フェースの一部がヘッドの他部位と一体化した設計である。

補足ヘッドの上下いずれかにフェース素材を回り込ませることで溶接箇所を減らし、フェース全体の反発エリア拡大や強度向上を図った構造。カップフェースほど全面的ではないが、一方向にフェースを延長したデザインで、主に飛距離性能向上のためにドライバーや中空アイアンで用いられる。

関連カップフェースクラブヘッドフェースクラウンソール

オフセット クラブ・ヘッド

一般にはフェースの「引っ込み量」を指し、クラブヘッドのリーディングエッジがシャフトの先端(ホーゼルの前端)よりどれだけ後方に下がっているかという寸法です。オフセットが大きいクラブは構えたときにフェース面が後ろに引かれたグースネック形状になり、ヘッドとボールの位置関係からフェースをスクエアに戻しやすく設計されています。

補足オフセットが大きいほどインパクトでフェースを閉じる時間が稼げるためボールがつかまりやすく、スライスのミスを減らす効果があります。初心者向けアイアンや捕まり重視のクラブにオフセットが多く採用されるのはこのためです。反対に上級者向けのクラブや操作性重視のモデルでは、構えたときのシャープさと意図的なフェースコントロールを優先してオフセットを抑えた(ほぼゼロに近い)ストレートネック形状が好まれます。オフセットの大小はクラブの見た目の安心感にも繋がるため、自分の目や持ち球に合ったデザインを選ぶと良いでしょう。

関連リーディングエッジクラブヘッドインパクトストレートシャフト

くわしく読む → オフセット(グース)の完全ガイド

シャフト

9語シャフトのスペック解説 →

素材・製法

14語素材のスペック解説 →

スイング

54語フィッティング・計測の解説 →
アウトサイドイン スイング

クラブのスイング軌道がインパクトにかけて外側から内側へ切り込むもの。トップからクラブが自分の体から遠い外側ルートで下りてきて、ボールと接触した後に内側方向へ抜けていく軌道を指す。

補足アウトサイドインの軌道はボールに左回転を与えやすく、スライスボールの典型的な原因となる。力んで上から叩きにいくとこの軌道になりやすく、修正にはテイクバックでクラブを内側に引きすぎないことや、ダウンスイングで肩から開かない意識が有効である。

関連ダウンスイングテイクバックインパクトスライストップ

解説クラブパス(スイング軌道)の完全ガイド

アップライトスイング スイング

スイングプレーンが立った(垂直に近い)スイング。クラブが高い位置を通り、腕が縦に振り上げられるスイング軌道で、全体的にコンパクトに見える。

補足高い弾道を打ちやすく、アイアンでボールを上げたい時などに有利だが、軌道が急峻な分タイミングを外すとスライスが出やすい傾向がある。体格や柔軟性によりアップライトになりやすい人もいる。

関連スイングプレーンスライス

アドレス スイング

ボールを打つ前にとる構えのこと。スタンス幅や前傾姿勢、ボール位置などを含めたショット前の準備動作で、正しいアドレスがスイングの基盤となる。

補足アドレスが安定していないとスイング全体に乱れが生じやすくミスショットにつながる。クラブやショットの種類に応じて適切なアドレスを習得することが重要。

関連スタンス

アンコック スイング

バックスイングで作った手首のコック(角度)をダウンスイングで解放する動作。手首の折りをほどく動きで、インパクトに向けてクラブを加速させる役割を果たす。

補足インパクト直前にアンコックが起こることでヘッドスピードが最大化され、ボールにエネルギーが伝わる。早すぎるアンコック(キャスティング)はヘッドが走る前に角度が解けてしまい、飛距離のロスやダフリの原因となる。

関連バックスイングダウンスイングヘッドスピードインパクトコック

インサイドアウト スイング

クラブのスイング軌道がインパクトにかけて内側から外側へ抜けていくもの。ダウンスイングでクラブが自分の体に近い内側ルートから入り、ボールと接触した後に外側方向へ抜けていく軌道を指す。

補足インサイドアウトの軌道で当たるとボールはつかまりやすくドローやフック系の球が出やすい。適度なインサイドアウトは飛距離アップに役立つが、極端になるとプッシュアウト(右へのすっぽ抜け)や過度なフックを招くため注意が必要。

関連ダウンスイングインパクトプッシュフックドロー

解説クラブパス(スイング軌道)の完全ガイド

インターロッキンググリップ スイング

グリップの一種で、右手の小指と左手の人差し指を絡ませて握る方法。両手の一体感が非常に高く、ジャック・ニクラスやタイガー・ウッズも使用したことで知られる握り方。

補足手の小さい人にも適しており、指を絡めることでクラブをしっかりホールドできる。ただし指同士が干渉するため人によっては違和感があり、長時間のプレーで指に負担を感じるケースもある。

関連グリップホール

インパクト スイング

クラブヘッドがボールに当たる瞬間。スイング中唯一ボールと接触しエネルギーを伝える局面で、打球の方向・初速・スピン量などショットの結果を決定づける。

補足理想的なインパクトではフェースが目標に正対し、ハンドファーストでボールをとらえる。体重は左足に乗り、溜めたエネルギーが最大限ボールに伝わるタイミングである。

関連ハンドファーストクラブヘッドフェーススピン量

ウィークグリップ スイング

左手の甲があまり見えないように握る弱めのグリップ。フェースが開きやすくなり、持ち球がフェード系(右方向への球筋)になりやすい握り方を指す。

補足フックボールを避けたい場合や方向性を重視したい場合に用いられる握り方。球を上げやすくコントロールしやすい反面、力が伝わりにくく飛距離が出にくい傾向がある。極端にウィークすぎるとスライスの原因にもなる。

関連グリップフェーススライスフェードロール

オーバースイング スイング

トップでクラブが必要以上に振り上げられた状態。クラブシャフトが地面と平行を越えて目標方向に大きく垂れ下がるほど振りかぶってしまう動きを指す。

補足オーバースイングになると切り返しのタイミングが取りづらくなり、ミート率や方向性の低下を招きやすい。柔軟性が高い人に起こりやすいミスで、コンパクトなトップを意識することで改善できる。

関連シャフト切り返しミート率トップ

オーバーラッピンググリップ スイング

グリップ(クラブの握り方)の一種。右手の小指(右打ちの場合)を左手の人差し指と中指の上に重ねて握る方法で、ハリー・バードンが広めたためバードングリップとも呼ばれる。

補足最も一般的で多くのゴルファーに採用されている握り方。指を重ねることで両手が一体化しやすく安定したスイングにつながるが、手が小さい人はフィンガーの掛かりが浅くなる場合もある。

関連グリップ

オープンスタンス スイング

スタンスの一種で、右打ちの場合に左足を目標線より後方(遠ざかる方向)へ引いた構え。体が目標に対して左向き(開いた)状態になり、スイング軌道がややアウトサイドイン寄りになる。

補足高い球やスライス・フェード系の球を打ちたいとき、あるいはバンカーショットなどで活用されるスタンス。開いた分だけ腰や肩も先行して開きやすくなるため、上体の動きを抑えて方向性を出す工夫が必要となる。

関連アウトサイドインスライスフェードバンカースタンス

オープンフェース スイング

クラブフェースが開いた状態になること。トップの位置でフェース面が地面を指すような開いた角度になったり、インパクトでフェースが目標より右を向いている状態を指す。

補足オープンフェースで当たるとボールは右に出たりスライスしやすくなる。ロブショットなどで意図的にフェースを開いて使う場合もあるが、意図せず開いていると方向性を欠きスライスの原因となる。

関連ロブショットインパクトフェーススライストップ

弾道・球筋

32語フィッティング・計測の解説 →
打ち出し角 弾道・球筋

ボールがクラブフェースを離れた直後に地面(水平方向)に対して飛び出す角度のこと。いわゆる縦方向の初期角度であり、この角度が大きい(高い)ほど高弾道になり、小さいほど低く低弾道の球となる。適正な打ち出し角はクラブの種類やヘッドスピードによって異なり、例えばドライバーでは一般に約13〜15度程度が理想とされる。

補足打ち出し角は主にクラブのロフト角や入射角(アタックアングル)、そしてインパクト時のハンドファースト具合などによって決まる。打ち出し角が高すぎると球が上がりすぎてキャリーは出るもののランが出にくくなり、風にも影響されやすくなる。一方で低すぎると十分なキャリーが得られず飛距離をロスする可能性がある。適切な打ち出し角を得るために、自分のスイングに合ったロフトのクラブを選ぶことが重要である。

関連ハンドファーストヘッドスピードインパクトフェースロフト角

くわしく読む → 打ち出し角の完全ガイド

ルール(定義)

78語ゴルフルール完全ガイド →
相手 ルール(定義)

マッチプレーで対戦する人。「相手」という言葉はマッチプレーでだけ使います。

関連マッチプレー

解説競技フォーマット(プレー方式)

アウトオブバウンズ ルール(定義)

コースの境界の外側すべて。球の全体が境界の外に出たときだけOBになります。

別名OB

関連コース

解説OB・紛失球の処置

アドバイス ルール(定義)

クラブ選択やスイングの仕方など、プレーの判断に影響する助言。原則として、自分のキャディーやパートナー以外とはやり取りできません。

関連パートナーキャディー

解説ストローク・アドバイス・キャディー

委員会 ルール(定義)

競技またはコースを管理する人やグループ。ローカルルールの設定や裁定を担います。

関連コース

解説ラウンド中の規則問題の解決(第2の球・裁定)

異常なコース状態 ルール(定義)

動物の穴・修理地・動かせない障害物・一時的な水の4つをまとめた呼び名。罰なしの救済の対象です。

関連動かせない障害物一時的な水動物の穴障害物修理地

解説障害物・異常なコース状態からの救済

一時的な水 ルール(定義)

雨や散水で地表面に一時的にできた水たまり。池などの常設の水域(ペナルティーエリア)とは別です。

関連ペナルティーエリアティー

解説障害物・異常なコース状態からの救済

一般の罰 ルール(定義)

マッチプレーではそのホールの負け、ストロークプレーでは2罰打。

関連ストロークプレーマッチプレーストロークホール

解説罰打の種類と体系

インプレー ルール(定義)

コース上にあって、そのホールのプレーに使っている球の状態。ティーから打った瞬間にインプレーになります。

関連コースホールティー

解説ホールのプレー(順番・球の扱い)

動いた ルール(定義)

止まっていた球が元の箇所を離れて別の箇所に止まり、それが肉眼で見て分かる場合。

解説止まっている球が動いたとき

動かせない障害物 ルール(定義)

簡単には動かせない人工物(カート道、建物、給水栓など)。罰なしの救済を受けられます(規則16)。

解説障害物・異常なコース状態からの救済

動かせる障害物 ルール(定義)

コースや物を傷めずに合理的な努力で動かせる障害物。取り除いてプレーできます(規則15.2)。

関連コース障害物

解説障害物・異常なコース状態からの救済

オナー ルール(定義)

ティーイングエリアから最初にプレーする権利。前のホールで良いスコアだった人が得ます(規則6.4)。

関連ティーイングエリアホールティー

解説ティーイングエリアのルールホールのプレー(順番・球の扱い)

ルールの用語は R&A/JGA のゴルフ規則「定義」に基づきます。くわしい解説は各用語の「くわしく読む」から。