三菱ケミカル

Diamana PD

シャフト概要


三菱ケミカルの「Diamana PD」は2021年9月に発売された第5世代のウッド用カーボンシャフトです。名称の「P」はProgress(前進)の意味を持ち、2018年発売の人気モデル「Diamana DF」の後継として位置づけられています。開発コンセプトは「飛距離と安定感の両立」で、先端部分の剛性を高めつつもスムーズな振り抜きを実現する新設計が大きな特徴です。中~元調子のしなりと高強度の先端部により、ヘッドの安定感を増して打点ブレを抑え、「曲がらない飛び」を手に入れられる設計になっています。

同じ第5世代の青マナ系モデル「Diamana TB」に対し、PDは白マナ系に分類され、より落ち着いた中元調子の味付けとなっています。大型460ccヘッド時代を意識し、全モデルでシャフトの手元側径(バット径)を均一化した「コンシステントフィール・デザイン」が採用されているため、ドライバーからフェアウェイウッドまで同じシャフトで振り抜いても違和感がありません。なお、PDシリーズはスリクソン「ZX」シリーズやXXIO eksなどの純正シャフト(スリーブ付きモデル)としても採用例がありますが、同じ「Diamana PD」でもカスタムシャフトの場合はバット径や重量が異なる場合がある点には注意が必要です。

2021年発売 楽天価格帯:¥10,450〜¥49,500 公式価格:¥44,000 モデル数:5 本

素材 カーボン
対応フレックス R / SR / S / X / TX
重量帯 45.5〜85.5g