- 初代Basileus Raffina(2014)から約7年後の後継世代
- HS 37m/s前後を狙う30重量帯の超軽量ドライバー / FW兼用シャフト
- 30R = A分類 / 30S = B分類とフレックスごとに性格を切り替える二刀流設計
- 素材選定の見直しによる全長剛性アップ+低トルク化で軽快感としっかり感を両立
Basileus Raffina DUOは、2014年発売の初代Basileus Raffina(バシレウス/運営:Triphas)の系譜を継ぐ超軽量帯モデル。公式の発売告知では「初代Raffinaの登場から約7年を経て、現代のゴルファーが超軽量シャフトに求める性能を最新素材で再構築した」と紹介されており、超軽量帯の中で「軽さ」と「しっかり感」のバランスを取り直したモデルとして位置付けられる。同じRaffinaファミリーのBasileus Raffina LITE(LITE-R / LITE-Sの2フレックスでHS 30〜37m/s帯)よりややHS高めの37m/s前後をメインターゲットに据え、LITEとDUOで超軽量帯の住み分けを行う構成になっている。
初代Raffinaが「A-Type」設計(ティップ加速重視・つかまり走り系)の単一キャラクターだったのに対し、DUOは30RをABマップ「A」分類、30Sを「B」分類とフレックスごとに分け、設計思想そのものを切り替える二刀流構成を採用。30SはB分類でありながら「単に硬くしただけのシャフト」ではなく、ティップ部の動きを残しつつ手元側にも適度なしなりを残し、加速感と剛性の融合を狙った設計と公式が説明している。素材選定を見直し全長で剛性を引き上げる一方、超軽量帯としては低めのトルクに抑えることで、軽量シャフトにつきもののヘッドの暴れ・ねじれを抑え、シャープな弾道を狙えるプロファイルになっている。
シャフト塗装はRSP(ハイグロスシルバー)+ 薄膜コーティングで、軽量・スピード感を視覚的に訴求するシリーズ意匠を継承。重量帯のわりに高級感のある見た目で、超軽量シャフトにありがちな見た目の華奢さを抑えてアスリート寄りの存在感を保つビジュアルとして公式が紹介している。日本国内で製造されるMade in Japanモデル。
展開は30重量帯のドライバー / FW兼用シャフト1重量帯のみで、フレックスは30Rと30Sの2段。調子は中間〜先中域で、ヘッドスピード37m/s前後の入力強度に合わせ、フレックスをR / Sで振り分ける運用が想定されている。公式販売価格はドライバー用シャフト単体で税込60,500円(リシャフト工賃別)で、バシレウスの標準的なハイエンドカスタム価格帯に収まっている。
| モデル | 重量帯 | フレックス展開 | 適合クラブ | 調子 |
|---|---|---|---|---|
| Basileus Raffina DUO 30R | 30g帯 | R | ドライバー / FW | 中 |
| Basileus Raffina DUO 30S | 30g帯 | S | ドライバー / FW | 中 |
Raffina DUOはドライバー / FW兼用の超軽量帯シャフトで、30単一重量帯に対しフレックスをRとSで2段に分ける構成。組付け時のティップカット量で番手を作り分ける運用は他バシレウスシャフトと共通。カラーリングはハイグロスシルバー基調で、ファミリー内のRaffina LITE(同じ超軽量帯だがLITE-R / LITE-Sの二段フレックス構成、よりHS低めの層が本命)とは塗装意匠で差別化されている。
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R | — | 5.7 | 中 | 46.0" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | — | 5.3 | 中 | 46.0" |
| モデル | 弾道高さ | つかまり | しなり感 | 打感 | 振り抜き | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Raffina DUO 30R | 高 | ◎ | マイルド | 軽快 | ◎ | HS 35〜38m/s帯のテンポゆったりのスインガー層 |
| Raffina DUO 30S | 中-高 | ○ | シャープ | しっかり | ○ | HS 37〜40m/s帯で軽さの中にしっかり感を求める層に |
30RはABマップ「A」分類のつかまり寄り走り系で、初代Raffinaのキャラクターを継承しつつ低トルク化で方向性を底上げした性格。30Sは同じ30重量帯ながら「B」分類に振り、ティップの動きを残しつつ手元側にも適度なしなりを入れた「軽さの中の剛性感」を打ち出すキャラクター。同じ重量帯でフレックス違いの性格差がここまで明確に分かれているのは超軽量帯シャフトとしては珍しい構成と公式・専門店レビューが整理している。
HS 35〜38m/s帯のテンポゆったりのスインガー層にはRaffina DUO 30Rが標準的な選択肢になる。ABマップ「A」分類で初代Raffinaのつかまり寄り走り系キャラクターを継承しつつ、素材を見直して低トルク化された設計のため、軽量帯にありがちな「先端が暴れて方向性が安定しない」感覚を抑えやすい。30g帯らしい軽快感で振り切りつつ、ティップ加速で球を持ち上げて飛距離を稼ぐ狙いが可能と公式・販売店の解説で紹介されている。
同じHS帯でも「軽量で楽に振りたいが、しなり量が大きすぎるシャフトは挙動がつかみにくい」と感じる層にはRaffina DUO 30Sが選択肢になる。ABマップ「B」分類でありながら、単純に硬くしただけのシャフトではなくティップの動きと手元の適度なしなりを両立するチューニングのため、HS 37〜40m/s帯で「軽くてもしっかり感がほしい」層、またはHSは控えめだが切り返しが速めでフレックスRでは軟らかすぎると感じる層に向く。低トルクが効く分、強い入力でも左方向のミスは出にくい構造になっている。
ファミリー内の住み分けでは、Raffina LITE(LITE-R / LITE-Sの2フレックス)がHS 30〜37m/s帯を本命に据えた純粋な超軽量シャフトで「とにかく振りやすさ重視」の性格、Raffina DUOは同じ超軽量帯ながらHS 37m/s前後をターゲットに、フレックスごとにA / B分類を切り替える二刀流設計として位置付けられる。HS 30〜33m/sで振りやすさ最優先ならLITE-R、HS 35〜37m/sでアスリート寄りのしっかり感もほしいならDUO 30R、HS 37m/s前後で剛性感寄りに振りたいならDUO 30S、という選び分けが標準ルートになる。
FWではRaffina DUOの30R / 30Sをそのままドライバーと同じ流れで組み込めるため、シリーズで揃えると番手間のしなり戻りタイミングを連続させやすい。バシレウスは純正カスタムには供給していないため、Be UP GOLF / Teeolive神戸伊川谷店 / ジオテックゴルフなど認定フィッティング店・ゴルフ工房経由でヘッドと組み合わせた単品リシャフトが標準ルートになる。
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| Raffina DUO 30R |
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| Raffina DUO 30S |
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