- FW 専用設計のカスタムシャフト・5 重量帯展開
- AB マップで重量帯ごとに別キャラを割り当てる珍しい設計
- 先端トリミングを大きめに取れる長尺設計でフィッター調整幅が広い
バシレウス Basileus BFW は、株式会社トライファス(TRIPHAS)が手掛けるフェアウェイウッド専用カーボンシャフトで、設計者・赤塚恒夫氏が「名機 TFW を 10 年使ってきたユーザーから集まったデータ」を土台に再構築した後継世代のラインだ。同じく FW 専用の Basileus TFW(赤系カラー、超先〜元まで重量帯で調子が大きく振れる構成)と並んで現行カタログに残り、BFW 側はドライバー用シャフトとの相性合わせを意識した設計に振っている。
ラインアップは BFW 45 / 55 / 65 / 75 / 85 の 5 モデルで 45g 帯〜85g 帯までを網羅し、フレックスは軽量側の R2/R から重量側の S/X までをカバー。データ上はシリーズ全体で中調子に揃えつつ、AB マップ上の位置取り(45=B-Type、55=B/D 境界、65/75/85=A/C 境界)を変えて、軽量帯では叩ける剛性感、重量帯では走り感としなりという別キャラを各重量帯に割り当てているのが BFW シリーズ最大の特徴だ。
主材料には PAN 系 40t 弾性カーボンを据え、重量帯ごとに最適な素材を組み合わせるレイアップとメーカーは説明している。先端側のトリミング許容を大きく取り、ノーカット全長もバシレウス標準より長めに設計することで、ドライバーシャフトと長さ・フィーリングを揃えやすくしているのも公表ポイントだ。
| モデル | 重量帯 | フレックス展開 | 適合クラブ | 調子 | AB マップ |
|---|---|---|---|---|---|
| Basileus BFW 45 | 45g 帯 | R2 / R | FW | 中調子 | B-Type |
| Basileus BFW 55 | 55g 帯 | R / S | FW | 中調子 | B / D 境界型 |
| Basileus BFW 65 | 65g 帯 | S / X | FW | 中調子 | A / C 境界型 |
| Basileus BFW 75 | 75g 帯 | S / X | FW | 中調子 | A / C 境界型 |
| Basileus BFW 85 | 85g 帯 | S / X | FW | 中調子 | A / C 境界型 |
調子は全モデル共通で中調子に揃えながら、AB マップ上のポジションを変えることで重量帯ごとに性格を作り分けるのが BFW のレイアウトだ。軽量側の 45/55 は B 寄りで叩ける剛性側、中〜重量側の 65/75/85 は A/C 境界で走り感とコントロールを両立するキャラに振られており、ドライバーシャフトの重量帯やキャラに合わせて FW 側の重量を選びやすい構成になっている。
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R2 | — | 4.2 | — | 45.0" |
| R | — | 4.2 | — | 45.0" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R | — | 3.6 | — | 45.0" |
| S | — | 3.6 | — | 45.0" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | — | 3.3 | — | 45.0" |
| X | — | 3.3 | — | 45.0" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | — | 3.0 | — | 45.0" |
| X | — | 3.0 | — | 45.0" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | — | 3.0 | — | 45.0" |
| X | — | 3.0 | — | 45.0" |
| モデル | 弾道高さ | つかまり | しなり感 | 打感 | 振り抜き | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Basileus BFW 45 | 高 | ◎ | マイルド | ソフト | ○ | HS 38〜42m/s 帯の軽量カスタム向け |
| Basileus BFW 55 | 中-高 | ○ | しっかり | しっとり | ○ | HS 40〜43m/s 帯の万能型 |
| Basileus BFW 65 | 中 | ○ | シャープ | しっかり | ◎ | HS 43〜46m/s 帯の主力モデル |
| Basileus BFW 75 | 中-低 | △ | シャープ | しっかり | ◎ | HS 46m/s 以上の中重量級 |
| Basileus BFW 85 | 低-中 | △ | タイト | しっかり | ◎ | 高 HS 帯のヘッド暴れ抑制用 |
シリーズ共通の中調子フィーリングを軸にしつつ、軽量側はしなり戻りで上がりやすい弾道を作り、重量側ほど先端〜中間が締まって弾道が中〜中低に落ちていく。AB マップ上で軽量側が B 寄り、重量側が A/C 境界に振られているため、重量帯を上げるほどつかまりは控えめで、振り抜きと方向性が前に出る挙動になりやすい設計だ。
HS 43〜45m/s で振れるアマチュアの主力候補は Basileus BFW 65。中調子で先端のしなりが残り、ドライバーで Tri:Spada / Tri:Leggero などバシレウス系を使うゴルファーが、FW 側でも同じフィッティング言語(AB マップ)で重量帯を選びたいときに合わせやすい一本だ。FW 単独で導入してもドライバーシャフトと長さ・フィーリングを揃えやすい設計とメーカーは説明している。
HS 46m/s 以上で叩いていける層には Basileus BFW 75 が候補。先端側が締まる挙動で強振してもヘッドが暴れにくく、低めの中弾道で運ぶ FW を組みやすい。HS が高くて 65 では軽すぎる・つかまり過多だと感じるゴルファーが、方向性とコントロールを取りに行く際の現実的な選択肢になる。
HS 40m/s 前後の中速派や、ドライバー側で軽量帯を使っているゴルファーには Basileus BFW 55 が向く。AB マップで B/D 境界に位置付けられた素直な挙動で、ティアップでも芝の上からでも軽さを活かして上がりやすい弾道を作りやすい。HS が控えめでもう一段軽くしたいシニア層は Basileus BFW 45 も候補だ。
シリーズ住み分けは「上がりやすさ・つかまり重視で軽く振りたい」なら Basileus BFW 45 / 55、「中庸で万能に使いたい」なら Basileus BFW 65、「叩いてヘッドの暴れを抑えたい」なら Basileus BFW 75 / 85 という流れになる。共通の中調子フィーリングを保ちつつ AB マップ上の立ち位置で重量帯ごとにキャラを変えているので、HS と普段の振り方を基準に重量を絞り込むのが現実的だ。
同じバシレウスの FW 専用シャフトとして先行する Basileus TFW(赤系カラー)は、重量帯ごとに調子そのものが超先〜元まで大きく振れる構成で、各重量帯のキャラの違いがはっきりしている。BFW は調子を中調子で揃えて AB マップで差を付ける方向に振っており、ドライバー側のシャフトと FW のキャラを合わせ込みたい設計派には BFW、明快な FW 単独の挙動差で重量を選びたい派には TFW という棲み分けが現実的だ。
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・低弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・低弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・低弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| Basileus BFW 55 |
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| Basileus BFW 65 |
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| Basileus BFW 75 |
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