- クアドラプルネットフォージドによる1025軟鉄鍛造ボディ
- 3タイプのウェイトインサートで番手ごとに重心を最適化
- APEX CF16より薄いトップラインのコンパクトな顔つき
2016年モデルのAPEX PRO 16アイアンは、キャロウェイの軟鉄鍛造プレーヤーズアイアンの上位モデル。カップフェースを持たない一枚物に近いコンパクトなボディにタングステンなどのウェイトを内蔵し、飛距離とやさしさに振ったAPEX CF16よりも操作性と打感を追求した、安定した打点を持つ上級者向けの一本だ。
APEX PRO 16アイアンは、キャロウェイの軟鉄鍛造プレーヤーズアイアンとして2016年モデルに位置づけられる一本。飛距離とやさしさに振ったAPEX CF16に対し、ツアー選手の意見を反映しながら、当時の一体鍛造アイアンに近いコンパクトな顔つきと操作性を追求して開発された。
APEX CF16が採用するカップフェース構造を持たず、1025軟鉄をクアドラプルネットフォージド(4段階の鍛造工程)で仕上げた一枚物に近いソリッドな構造が特徴。薄いトップラインと小ぶりなソール幅でスイートエリアは絞られるものの、その分密度の高い打感を実現している。
バックフェースの「FORGED」の刻印裏には、番手ごとに異なるウェイトを内蔵する構造を採用。ロングアイアン(3-5番)はタングステンで低重心化し、ミドル(6-8番)はスチールで中程度の重心、ショート(9番-AW)は空洞にして重心を上げ、番手なりの弾道とコントロール性を両立させている。オフセットも番手ごとに変化し、ロングほどつかまりを助け、ショートほど抑えて操作性を高めている。
| 番手 | 左利き対応 |
|---|---|
| #7 | ✕ |
安定して芯を捉えられるスコアハンター層には、APEX PRO 16が弾道を思い通りに操れる一本になる。番手ごとに変化するオフセットとウェイト配分により、ドローやフェードなど意図した球筋を作りやすく、練習量の多い上級者ほど恩恵を感じやすい設計だ。
一枚物のマッスルバックに憧れつつも寛容性の低さに不安がある層には、薄いトップラインを保ちながらミスヒットへの許容度を確保したAPEX PRO 16が現実的な選択肢となる。見た目はブレードに近いが、内蔵ウェイトの効果でオフセンターヒット時の乱れは抑えられている。
一方、飛距離ややさしさを優先したい層には、カップフェース構造で寛容性を高めたAPEX CF16の方が扱いやすい。同じ2016年モデルのAPEX系列でも、APEX PRO 16は操作性、APEX CF16は飛距離とやさしさという住み分けになる。
まとめると、安定した打点で弾道を操りたい上級者にはAPEX PRO 16、寛容性や飛距離を優先したい層にはAPEX CF16という選び方になる。軟鉄鍛造ならではのソリッドな打感を求めるゴルファーにとって、いずれも候補になり得る一本だ。
| 番手帯 | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ロングアイアン(3-5番) | ○ | 中-高 | ○ | ○ | 弾きのあるソリッド | タングステンで球を上げやすいロング番手 |
| ミドルアイアン(6-8番) | ○ | 中 | ◎ | ○ | 芯の詰まったソリッド | 操作性と安定感を両立する主力番手 |
| ショートアイアン(9番-AW) | ○ | 中-低 | ◎ | △ | 密度の高いソリッド | 低く強い球でピンを攻めるスコアリング番手 |
全番手を通じて、APEX CF16のようなカップフェースを持たない一枚物に近い構造のため、初速そのものより番手なりの弾道再現性と操作性を優先した設計になっている。ロングアイアンはタングステンで球を上げやすくしつつ、ショートアイアンでは寛容性よりも低くコントロールの効いた弾道を重視する住み分けだ。
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| APEX PRO 16 |
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