- 可変機構を省いた軽量設計で振りやすさを優先
- ハイボアクラウンで低・深重心化し高弾道を狙う
- フレックスフィンとカップフェースで広いスイートエリア
ウェッジで知られるクリーブランドが久々にドライバー市場へ投入した、やさしさと価格を割り切ったモデル。可変ホーゼルを廃して軽量化に振り、高弾道と寛容性を素直に引き出す設計で、スイングスピードが速くない初級〜中級者やシニア層に向いた値ごろな一本だ。
2017 年に登場した Launcher HB ドライバーは、ウェッジで定評のあるクリーブランドが本格的にドライバー市場へ復帰した一本。プレミアムモデルの高価格化に対し、可変機構や調整ウェイトを省いて価格を抑え、棚から出してそのまま打てる「やさしさ重視」のクラブとして打ち出された。
国内外ともに展開されたのは可変機構を持たない 1 モデルのみで、複数グレードに分かれない構成。ロフトは複数用意され、純正には軽量・低トルクのミヤザキ C.KUA 50 カーボンが組み合わされる。調整式スリーブを持たない分、ヘッド内部の重量配分に余裕を生んでいる。
クラウンを一段低くするハイボアクラウンで重心を低く深くし、ソールのフレックスフィンが衝撃時にしなって反発を補助。フェースはふちまで反発域を広げたカップフェース構造で、芯を外したショットへの寛容性を高めている。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|
| #1 | 9.0° | ✕ | 460cm³ |
| #1 | 10.5° | ✕ | 460cm³ |
| #1 | 12.0° | ✕ | 460cm³ |
まず向くのは、ボールが上がりにくい・つかまりにくいと感じている初級者から中級者だ。高く上がって曲がりにくい弾道を素直に出せる一本で、安定してフェアウェイをとらえたい層に合う。クラウンの低重心設計とややつかまりを助ける顔つきが、右へのミスに悩む人を後押しする。
スイングスピードがそれほど速くないゴルファーやシニア層にも相性が良い。軽量設計と低トルクシャフトでヘッドスピードを稼ぎやすく、力に頼らず高さとキャリーを得たい人に向く。純正シャフトはやや長めで初速を稼げる反面、振り慣れるまでは方向性が散らばる可能性がある点は留意したい。
反対に、ロフトやライ角、ウェイトを細かく詰めて弾道を作り込みたい人や、意図的にドローとフェードを打ち分けたい上級者には物足りない。調整機構を持たない割り切った設計のため、突き詰めたフィッティングを求める層には他モデルが適する。このシリーズは可変式に分かれた複数グレードを持たず、棚から出してそのまま使える 1 モデルで完結する構成と理解しておくとよい。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Launcher HB ドライバー | ○ | 高め | △ | ◎ | はじき系・硬め | 高弾道とやさしさに割り切った値ごろモデル |
調整機構を省き軽量化と寛容性に全振りした設計で、高く上がりやすく曲がりにくい弾道がこのモデルの核。価格を抑えつつ高価格帯に迫る飛びを引き出す一方、操作性や打音の質感はプレミアム機ほど作り込まれていない。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・高弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
421位/全1874本 (22%・大きい)
13位/全825本 (2%・大きい)
同ドライバーカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
179位/全424モデル (42%・普通)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| Launcher HB ドライバー |
|
|