- 「Conquest」を冠したつかまり志向の先中調子モデル
- Tour AD ファミリー唯一の先中調子で高弾道・ドロー寄り
- 手元側にニッタ製 2G-Namdカーボン素材を採用
TOUR AD CQは2022年10月にグラファイトデザインから発売されたTour AD ファミリーの一本で、シリーズ名は「Conquest(征服する)」の略と公式サイトおよびGDOゴルフショップ「シャフトのすすめ」が紹介している。手元剛性を高めながら先中部のしなりでムチのような走り感を演出し、男子プロからも「つかまりの良いシャフト」と評価された設計だ。
展開はCQ-4からCQ-7までの4 重量帯で、過去のTour ADシリーズに多かった80g 帯(CQ-8)は持たない構成。フレックス記号で見るとR2・R1・SR・S・X・TXの幅をカバーし、CQ-6 とCQ-7 にTXフレックスが追加されている。シリーズ内のキックポイントは全モデル先中調子で統一され、Tour AD ファミリー(DI / VR / IZ / HD / UB が中調子、XC が中元調子)の中で唯一の先中調子という独自の立ち位置だ。
手元側にはニッタ株式会社のカーボン素材2G-Namdを採用し、ナノレベルでの繊維結合を強めることでエネルギー伝達と打感の安定を狙った構成と公式・販売店資料で紹介されている。航空機グレードの50トン弾性カーボンを骨格に、手元・中間ファーム+先中ミディアム+のプロファイルで切り返しのスムーズさと高弾道のつかまりを両立する設計だ。
| モデル | 重量帯 | フレックス展開 | 適合クラブ | 調子 |
|---|---|---|---|---|
| TOUR AD CQ-4 | 40g 帯 | R2 / R1 / S | ドライバー / FW | 先中調子 |
| TOUR AD CQ-5 | 50g 帯 | R2 / R1 / S / X | ドライバー / FW | 先中調子 |
| TOUR AD CQ-6 | 60g 帯 | SR / S / X / TX | ドライバー / FW | 先中調子 |
| TOUR AD CQ-7 | 70g 帯 | S / X / TX | ドライバー / FW | 先中調子 |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R2 | 47 g | 6.1 | — | — |
| R1 | 48 g | 6.1 | — | — |
| S | 49 g | 6.0 | — | — |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R2 | 52 g | 4.6 | — | — |
| R1 | 53 g | 4.6 | — | — |
| S | 56 g | 4.5 | — | — |
| X | 58 g | 4.5 | — | — |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| SR | 62 g | 3.4 | — | — |
| S | 64 g | 3.4 | — | — |
| X | 65 g | 3.4 | — | — |
| TX | 67 g | 3.4 | — | — |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | 72 g | 3.2 | — | — |
| X | 74 g | 3.2 | — | — |
| TX | 76 g | 3.2 | — | — |
| モデル | 弾道高さ | つかまり | しなり感 | 打感 | 振り抜き | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| TOUR AD CQ-4 | 高 | ◎ | マイルド | ソフト | ◎ | HS 38〜42m/s 帯のシニア・女性向け |
| TOUR AD CQ-5 | 中-高 | ○ | ややマイルド | しっとり | ○ | HS 40〜44m/s 帯の汎用カスタム |
| TOUR AD CQ-6 | 中-高 | ○ | シャープ | しっかり | ○ | HS 44〜48m/s 帯の主力定番 |
| TOUR AD CQ-7 | 中 | ○ | シャープ | しっかり | ◎ | HS 47m/s 以上で叩いていく層 |
シリーズ全体は重量帯が上がるほど先端のしなり量が抑えられて方向性とねじれ剛性が締まる構成。先中調子の枠の中で「手元はファーム、先中で走らせる」というムチのようなしなりとつかまりのキャラクターが各モデルに通底していると公式が説明している。
HS 40m/s 前後で球を上げづらいシニア・アマチュア層にはTOUR AD CQ-4 R1〜S やTOUR AD CQ-5 R2〜S が中心軸になる。先中調子で先中部が走り、軽量帯ながら高弾道とつかまりを引き出しやすい設計がGDO「シャフトのすすめ」やフィッターの試打レポートで紹介されている。スライス傾向のゴルファーがストレート〜軽ドローでまとめたい場合の候補。
HS 44〜48m/s 帯の中堅アマチュアにはTOUR AD CQ-6 S が定番候補。Plugged In Golfは「手元・中間がファームで先端だけがミディアム+」と紹介し、走り感の中でも挙動が破綻しない予測のしやすいドロー弾道に収まると評している。低スピン化が進んだ現代の大型ヘッドに対し、適度なスピンと弾道高さを足し戻すシャフトとして位置付けられている。
HS 47m/s 以上で叩いていくパワーヒッターにはTOUR AD CQ-6 X / TX やTOUR AD CQ-7 S〜TX が候補。GDO「クラブ試打 三者三様」の万振りマンの試打では「とにかくぶっ叩けるシャフト」と評され、低スピンヘッドにアシストとなるつかまりと高弾道を加えやすいと紹介されている。中島啓太は2023年の横浜ミナトChampionshipの優勝時にドライバーへ CQ-6 X を装着していたと国内ゴルフメディアが報じている。
Tour AD ファミリー内での住み分けで言うと、Tour AD DI / VR / IZ / HD / UB がいずれも中調子で5本柱を構成し、フェード基調で低スピンの強弾道を狙う Tour AD XC が中元調子の独自枠を担う。これに対しCQはファミリー唯一の先中調子で、つかまりと高弾道を最も積極的に演出する独自キャラクターとして位置付けられる。
つまり「直進低スピンの叩き型」を狙うならDI/XC、「中庸の万能カスタム」ならVR/IZ/HD/UB、「球を上げてつかまえたい・アスリートヘッドにアシストが欲しい」ならCQ、というのがTour AD ファミリーの基本的な選び分けと公式・GDO 解説で紹介されている。
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
このモデルは ドロー寄り・高弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
272位/全518本 (53%・普通)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
このモデルは ストレート・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
276位/全518本 (53%・普通)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
このモデルは ストレート・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
234位/全518本 (45%・普通)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
このモデルは ストレート・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
165位/全518本 (32%・普通)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
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| TOUR AD CQ-5 |
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| TOUR AD CQ-6 |
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| TOUR AD CQ-7 |
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