- ATVグラインドで幅広いライに対応する万能ソール
- EFスピングルーブは電鋳フェースで高スピンを追求
- 鋳造・鍛造・スモーク仕上げまで揃う多彩な構成
テーラーメイド ツアープリファード ウェッジは2014年に登場した軟鉄系ウェッジシリーズ。開閉でバウンスが変わるATVグラインド、電鋳フェースの高スピンEFスピングルーブ、軟鉄鍛造モデルまで揃い、現在は中古市場が主な入手経路になっている。
2014年、テーラーメイドはツアープロの声を反映しながら軟鉄系ヘッドを中心に据えた新世代ウェッジとしてツアープリファード ウェッジを投入した。ATVグラインドを採用した鋳造モデルと軟鉄鍛造モデルが2014年5月に、電鋳フェースを備えたEFスピングルーブが同年9月に登場し、2016年には仕上げ違いのスモークカラーも加わった。
ラインアップは4モデル構成。オールテレインを意味するATVグラインドは、フェースを閉じれば低く、開けばバウンスが増して逃がせる万能ソールが持ち味。電鋳ニッケルコバルト合金フェースのEFスピングルーブは高スピンと耐久性を両立させたモデルで、軟鉄鍛造モデルは同じロフト構成のまま柔らかい打感を狙った一本だ。
電鋳(エレクトロフォーミング)技術は、ニッケルとコバルトのイオンを型に沈着させて薄いフェースインサートを作る製法で、精密で摩耗しにくい溝を再現性高く刻めるのが核。フェース全体にはマイクロテクスチャー加工を施し、ボールとの摩擦を高めてスピンを引き出している。
| ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| 50.0° | ✕ | 9.0° | 64.0° |
| 52.0° | ✕ | 9.0° | 64.0° |
| 54.0° | ✕ | 11.0° | 64.0° |
| 56.0° | ✕ | 12.0° | 64.0° |
| 58.0° | ✕ | 10.0° | 64.0° |
| 60.0° | ✕ | 10.0° | 64.0° |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DYNAMIC GOLD S200 TP IRON 2014 | スチール | 56,58,60 | S200 | D5 | 471 g (#56) | 129 g | 1.7 | 元 |
| KBS TOUR C TAPER95 TP CB MC UDI Wedges 2014 | スチール | 56,58,60 | S | D5 | 463 g (#56) | 100 g | 2.2 | 先中 |
| ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| 52.0° | ✕ | 9.0° | 64.0° |
| 56.0° | ✕ | 12.0° | 64.0° |
| 58.0° | ✕ | 10.0° | 64.0° |
| ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| 50.0° | ✕ | 9.0° | 64.0° |
| 52.0° | ✕ | 9.0° | 64.0° |
| 54.0° | ✕ | 11.0° | 64.0° |
| 56.0° | ✕ | 12.0° | 64.0° |
| 58.0° | ✕ | 10.0° | 64.0° |
| 60.0° | ✕ | 10.0° | 64.0° |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DYNAMIC GOLD S200 TP IRON 2014 | スチール | 52,56,58 | S200 | D4 (#56) / D5 (#58) / D3 (#52) | 466 g (#56) | 129 g | 1.7 | 元 |
| KBS TOUR C TAPER95 TP CB MC UDI Wedges 2014 | スチール | 52,56,58 | S | D4 (#56) / D5 (#58) / D3 (#52) | 466 g (#56) | 100 g | 2.2 | 先中 |
| N S PRO 950 GH Wedges 2014 | スチール | 52,56,58 | S | D3.5 (#56) / D4.5 (#58) / D2.5 (#52) | 455 g (#56) | 98 g | 1.9 | 中 |
| ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| 52.0° | ✕ | 9.0° | 64.0° |
| 56.0° | ✕ | 12.0° | 64.0° |
| 58.0° | ✕ | 10.0° | 64.0° |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DYNAMIC GOLD S200 TP IRON 2014 | スチール | 52,56,58 | S200 | D3 (#52) / D4 (#56) / D5 (#58) | 462 g (#52) | 129 g | 1.7 | 元 |
| KBS TOUR C TAPER95 TP CB MC UDI Wedges 2014 | スチール | 52,56,58 | S | D3 (#52) / D4 (#56) / D5 (#58) | 450 g (#52) | 100 g | 2.2 | 先中 |
様々なライへの対応力を優先したいゴルファーには、まず候補に挙がるのが開閉でバウンスが変わるATVグラインドだ。フェースを閉じれば低く、開けば逃がせる万能ソールで、ライを選ばず構えられるのが持ち味となっている。
グリーン周りのスピン性能を長く保ちたいゴルファーには、電鋳フェースのEFスピングルーブがスピン持続力の面で頭ひとつ抜ける。摩耗しにくい精密な溝で、使い込んでもスピンが落ちにくい。仕上げ違いのクロームとスモークは性能差がほぼないため、見た目の好みで選んで構わない。
インパクトのフィーリングを最優先したいゴルファーには、柔らかいタッチが持ち味の軟鉄鍛造モデルが候補になる。ロフト・ソール構成はATVと共通で、流通量はやや少なく中古でも出会える機会は限られる。
中古で選ぶ際はフェース面の溝とメッキの残り具合を最優先で確認したい。溝のエッジが丸くなっていたりメッキが剥げて鉄素地が見えている個体はスピン性能が落ちているため、光に当てて艶やザラつきをチェックしたい。ライ角64度は全モデル共通なので、番手選びはロフトと使用頻度の高いシーンで絞り込むとよい。
現行のMilled Grind 5やHi-Toe 4と比べると、ツアープリファードは電鋳フェースやシンプルなグラインド展開に技術の原点がうかがえる一本だ。最新世代はグラインドの選択肢がさらに細分化されているが、中古コストを抑えて電鋳フェースの高スピンを試したい層には今なお現実的な選択肢になり得る。
| モデル | スピン | 操作性 | 抜け(ソール) | 打感 | やさしさ | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Tour Preferred ATV | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | あらゆるライに対応する万能グラインド |
| Tour Preferred EFスピングルーブ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | 電鋳フェースで高スピンを長く保つ仕様 |
| Tour Preferredフォージド | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | 鍛造ならではの柔らかい打感が持ち味 |
| Tour Preferred EFスピングルーブ スモーク | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | グレアを抑えたスモーク仕上げの限定色 |
4モデルとも64度のライ角を共有し、番手構成はATVと鍛造が50〜60度の6本、EFスピングルーブ系は52・56・58度の3本。差が出るのはフェースとソールの製法で、鋳造のATVは抜けの良さ、鍛造は打感、電鋳フェースのEFスピングルーブ系はスピンの持続力に強みを持つ。
同ウェッジカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
同ウェッジカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
同ウェッジカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
同ウェッジカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| Tour Preferred ATVウェッジ |
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| Tour Preferred EFスピングルーブ ウェッジ |
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| Tour Preferredフォージド ウェッジ |
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| Tour Preferred EFスピングルーブ スモーク ウェッジ |
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