- ライ角バランスを最初に形にした系譜
- 初代から現行まで4世代を重ねた看板シリーズ
- 最新のDF3iはステンレスインサートを搭載
L.A.B. ゴルフのDirected Forceは、ライ角バランス(ゼロトルク)を最初に製品化した看板シリーズ。2015年の初代Renoから、DF 2.1、輪郭を整理したDF3、ステンレスインサートを載せたDF3iまで4世代を比較し、選び分けを整理する。
Directed Forceは、シャフト軸まわりのねじれを設計で打ち消すライ角バランス(ゼロトルク)を最初に製品化した系譜だ。2015年の初代Renoから数えて4世代目にあたるDF3iまで、形状は変えても「フェースが自然にスクエアへ戻る」という一点を追い続けてきたのがこのシリーズの背骨になる。2025年の全米オープンをプロゴルファーのJ.J.スパウンがDF3で制したことも、この設計が実戦で通用することを示す出来事になった。
初代のDirected Force Renoは、ゼロトルクという発想をアルミ削り出しの大型マレットに落とし込んだ原点。2020年のDF 2.1はそれをブランドの主力として整え、2023年のDF3は寛容性をほぼ保ったままヘッドを削って見た目の抵抗感を下げた現行の中心モデルだ。2026年のDF3iはDF3をインサート対応に再設計した最新世代にあたる。
ヘッドは航空機グレードの6061アルミを削り出し、ソールに並べたスチールとタングステンのウェイトで1本ごとにライ角バランスを取る。DF3以降はフランジ部にボールを拾い上げる開口を備え、DF3iではフェースにフライミル加工のステンレスインサートを接合して、アルミ単体より締まった手応えと速い転がりに振っている。
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| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 |
|---|---|---|
| #Putter | 3.0° | ✕ |
| #Putter | 3.0° | 〇 |
| シャフト名 | 素材 | 番手 |
|---|---|---|
| L A B Premium Steel | スチール | Putter |
| L A B Golf By TPT | カーボン | Putter |
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 |
|---|---|---|
| #Putter | 3.0° | ✕ |
| #Putter | 3.0° | 〇 |
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 |
|---|---|---|
| #Putter | 3.5° | ✕ |
| #Putter | 3.5° | 〇 |
| シャフト名 | 素材 | 番手 |
|---|---|---|
| L A B Premium Steel | スチール | Putter |
| L A B Golf By TPT | カーボン | Putter |
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 |
|---|---|---|
| #Putter | 2.0° | ✕ |
いま新品で選ぶなら、まず候補になるのは現行の2機種だ。柔らかい当たりでタッチを作りたいならDF3、締まった手応えが欲しいならDF3iという関係で、ヘッド形状とライ角バランスの設計は共通しているため、判断軸はフェース素材の好みに絞られる。
パットがショートしがちな人にはDF3iが向く。フライミル加工のステンレスインサートがアルミ単体より弾きを強めており、同じ強さで打っても転がりが伸びやすいぶんカップまで届かせやすいと公式は説明している。逆に速いグリーンが主戦場なら、柔らかいDF3の方が距離感を作りやすい場面もある。
寛容性をどこまでも優先したい層には、輪郭の大きいDF 2.1が今も選択肢になる。大きく見えるヘッドほどミスヒット時の転がりの崩れは小さいという関係は世代を超えて変わらず、見た目の突飛さを受け入れられるかが分かれ目になる。
初代のDirected Force Renoは、ゼロトルクという考え方の原点として押さえておきたいモデルだ。現行ラインは後継のDF系が中心のため、初代を選ぶ機会は限られるが、基本設計は現行と地続きで、中古で見かけたときの位置付けを理解する手がかりになる。
一方で、フェースを開いて閉じる動きでラインを出してきた層には、シリーズ全体が合いにくい。ねじれを抑える設計そのものが操作の余地を狭めるため、導入するならライ角と長さを含めたフィッティングを前提に考えたい。
| モデル | 登場 | ヘッド構成 | 直進性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|
| Directed Force Reno | 2015年 | アルミ削り出し | ◎ | やわらかい | ゼロトルクを最初に形にした原点 |
| DF 2.1 | 2020年 | アルミ削り出し | ◎ | やわらかい | 寛容性を最優先した最大サイズ |
| DF3 | 2023年 | 6061アルミ+ソールウェイト | ◎ | やわらかい | 見た目を整えた現行の主力 |
| DF3i | 2026年 | 6061アルミ+ステンレスインサート | ◎ | 締まった当たり | 手応えを求める層への回答 |
4世代に共通するのはライ角バランスの考え方とアルミ削り出しのボディで、性能の土台は世代をまたいでも変わらない。違いはヘッドの大きさと打感の方向にある。RenoとDF 2.1は輪郭を大きく取って寛容性に振り、DF3で輪郭を整理、DF3iでフェース素材に手を入れて手応えを足した、という流れで読むと選び分けがはっきりする。
同パターカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
1119位/全1149モデル (97%・高め)
同パターカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
1024位/全1149モデル (89%・高め)
同パターカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
同パターカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| Directed Force Reno |
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| DF 2.1 |
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| DF3 |
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| DF3i |
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