- クラウンの平行・直角ラインで狙いを合わせる
- 303ステンレスインサートで締まった当たりに
- ライ角バランスでヘッドのねじれを打ち消す
L.A.B. ゴルフのVZN.1iは、狙いの合わせやすさを主題に据えたゼロトルクマレット。六角形の大型ヘッドとクラウンの平行・直角ラインでフェースの向きを可視化し、303ステンレスインサートで締まった打感に仕上げた2026年の新シリーズだ。
2026年に加わったVZNは、L.A.B. ゴルフが積み上げてきたライ角バランス(ゼロトルク)設計に、狙いを合わせる作業そのものを楽にするという主題を重ねた新シリーズだ。ストロークの挙動を整える点に主眼を置いてきた従来モデルに対し、VZN.1iはアドレスでフェースの向きを読み取りやすくすることを最優先に設計されたと公式は説明している。
ヘッドは6061アルミのフルサイズマレットで、六角形に近い輪郭の左右のウイングを後方のバーでつないだ形。クラウンには目標線と平行なラインと直角のラインを組み合わせて配置し、フェースがどこを向いているかを線の関係で読み取れる構成にしてある。中央の開口はボールを拾い上げるスクープとしても使える。
フェースには深く彫り込んだ303ステンレスのインサートをアルミボディに接合し、アルミ単体のモデルより締まった手応えと軽やかな打音に振っている。ソールにはヒール側とトウ側に分けたウェイトを備え、1本ごとにライ角バランスを取る工程を通す。シャフトリーンは垂直と前傾の2種類から選べる。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 |
|---|---|---|
| #Putter | 2.0° | ✕ |
| #Putter | 2.0° | 〇 |
| シャフト名 | 素材 | 番手 |
|---|---|---|
| L A B Premium Steel | スチール | Putter |
| L A B Golf By TPT | カーボン | Putter |
狙った線に構えられているか自信が持てない人に、まず試してほしい一本だ。クラウンの平行線と直角線がフェースの向きを可視化する設計で、アドレスでの微調整に時間を使わずに済むのが最大の価値だと公式は説明している。
ストローク中に手先でフェースを合わせにいく癖がある層にも合う。ライ角バランスはシャフト軸まわりのねじれを設計で打ち消す考え方で、フェースが自然にスクエアへ戻ろうとするぶん手先の操作を減らせるのが持ち味になる。
ゼロトルクは試したが打感が柔らかすぎたという層には、インサート入りのこのモデルが受け皿になる。ステンレスのインサートが締まった手応えと軽やかな打音を返すため、タッチを音と手応えで作るタイプでも距離感を掴みやすい。
選び方はシンプルで、標準的な体格でまず試したいならストック仕様、身長や前傾が標準から外れる人ほどカスタム仕様の合わせ込みが効く。手元が動いてストロークが暴れやすい自覚があるなら、長尺のカウンターバランス仕様が選択肢になる。
一方、フェースを開いて閉じる動きでラインを出してきた層には合いにくい。ねじれを抑える設計そのものが操作の余地を狭めるため、小ぶりなブレードの操作感を求めるなら同じブランドの別シリーズを含めて試打で見極めたい。
| 仕様 | ヘッド形状 | 直進性 | 狙いやすさ | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|
| VZN.1i(ストック仕様) | 六角形の大型マレット | ◎ | ◎ | 締まった当たり | ライ角69度・33〜35インチの即納構成 |
| VZN.1i(カスタム仕様) | 六角形の大型マレット | ◎ | ◎ | 締まった当たり | ライ角65〜75度まで1本ごとに合わせ込む |
| VZN.1i(カウンターバランス仕様) | 六角形の大型マレット | ◎ | ○ | 締まった当たり | 長尺と手元重量で手の動きを抑える |
3つの仕様はヘッド形状もインサートも共通で、違うのは合わせ込みの幅だけだ。ストックはライ角と長さが決まった即納構成、カスタムはライ角・長さ・ヘッド重量・シャフトリーン・アライメント表示・カラーまで指定できる。カウンターバランス仕様は長尺シャフトに手元の重量を足した構成で、ライ角の選択幅が標準長よりやや狭くなる。左打ち用も用意される。
1080位/全1111モデル (97%・高め)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| VZN.1i |
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