- S25C軟鉄鍛造にセラミックコアを組み合わせた新設計
- Pシリーズ最大級のセミラージヘッドで安心感を追求
- 日本の芝に最適化したスピードソールデザイン
テーラーメイドがアジア限定で投入した軟鉄鍛造キャビティP8CBアイアンを解説。S25C軟鉄を大型プレス機で鍛え上げた極上の打感を核に、中央のセラミックコアと外周ウェイトで軟鉄鍛造離れした寛容性と高弾道を両立。同じ位置付けのP790やツアー系P7CBとどう住み分けるかまで整理する。
P8CBは2025年夏にアジア限定で登場した、Pシリーズで初めて「8」を冠する軟鉄鍛造キャビティアイアン。ツアーモデル譲りの美しい顔と打感を守りながら、これまでのPシリーズが抑えてきた寛容性を大きく引き上げており、軟鉄鍛造の打感とやさしさを両取りするのが狙いのモデルだ。
ロング〜ミドル番手はヘッド中央に比重の軽いセラミックコアを内蔵し、生まれた余剰重量を外周へ配分するペリメーターウェイティング設計。中央を軽くし外周を重くしてミスヒット時のブレを抑え込むのが要で、バックフェースを厚肉化して深く柔らかい打感も引き出している。
ソールは役割を三分割したスピードソールデザインを採用。リーディングエッジはさまざまな入射角を受け止め、ミッドソールは日本の芝に合わせたバウンス、トレーリングエッジは接地面積を削って抜けを高める構成で、高麗芝など日本の芝で別格の抜けを狙った設計になっている。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| #5 | 24.0° | ✕ | 61.5° |
| #6 | 27.0° | ✕ | 62.0° |
| #7 | 30.0° | ✕ | 62.5° |
| #8 | 34.0° | ✕ | 63.0° |
| #9 | 39.0° | ✕ | 63.5° |
| #PW | 44.0° | ✕ | 64.0° |
| シャフト名 | フレックス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|
| N S PRO MODUS3 TOUR 105 | S | 406 g (#5) / 418 g (#7) | 106.5 g | 1.7 |
| シャフト名 | フレックス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|
| N S PRO 950GH NEO | S | 402 g (#5) / 414 g (#7) | 98.0 g | 1.7 |
まず本命に据えたいのが、心地よい打感を諦めずにやさしさも欲しいベテランや中級者。軟鉄鍛造の柔らかさとミスへの強さを一本で得たいならP8CBが最有力で、芯を外しても飛距離が落ちにくく、ロングアイアンまでしっかり高く上げられるやさしさが武器になる。
つかまりに不安があり右へのミスを消したい層にも向く。番手が長いほどオフセットを強めた設計で長い番手ほど球をつかまえやすく、右へのすっぽ抜けに悩むゴルファーの保険として機能する。逆につかまりが強い上級者は左への引っかけを避けるため、やや右を向く調整が要る。
飛距離と直進性を最優先するならP8CBより中空構造で初速の速いP790が合う。純粋な操作性とツアー系の小ぶりな顔を求める上級者は操作幅の広いP7CBが本命で、その中間の顔と性能をバランス良く取りたいならP770が収まりどころになる。
シャフトは中重量スチールが純正の中心で、しっかり振れる中〜上級者に馴染む構成。ヘッドスピードが極端に遅い層や軽量カーボンを求める層には積極的な選択肢になりにくいため、その場合はよりやさしさに振り切ったモデルを別に検討したい。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| P8CBアイアン | ○ | 高 | ○ | ◎ | 極ソフト | 軟鉄鍛造離れした寛容性と高弾道 |
| P790アイアン | ◎ | 中-高 | ○ | ◎ | ソフト | 中空で飛距離と直進性を最優先 |
| P770アイアン | ○ | 中-高 | ○ | ○ | ソフト | 中空プレイヤーズの中堅枠 |
| P7CBアイアン | ○ | 中 | ◎ | △ | 極ソフト | 操作性重視のツアーキャビティ |
P8CBは軟鉄鍛造キャビティにセラミックコアと外周ウェイトを組み合わせて寛容性と高弾道を確保し、同じロフト帯の中空P790に近い守備範囲を持つ。違いはフィーリングと弾道で、フェースの弾きで飛ばすP790に対し、P8CBは軟鉄の柔らかい打感と高い打ち出しが持ち味。操作性を突き詰めたい層はP7CB、その中間の顔と性能を求めるならP770という並びになる。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
159位/全675本 (24%・重め)
264位/全607本 (43%・普通)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
343位/全372モデル (92%・高め)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| P8CBアイアン |
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| P790アイアン |
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| P7CBアイアン |
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