- ローディングウエイトシステムで番手ごとに1g単位の弾道調整
- 抜けの良いV3 Soleでボール初速と方向性を両立
- 軟鉄鍛造ヘッドが生む上級者好みのやわらかい打感
キャスコの地クラブブランドVATIC GOLFが2026年8月21日に発売するVATIC Veneroアイアン。番手ごとに1g単位で重心距離を調整できるローディングウエイトシステムと、V3 Sole、軟鉄鍛造ヘッドで狙った弾道と打感をデザインできる、上級者向けのヘッド単品モデル。
VATIC GOLFは、キャスコが2020年に立ち上げた地クラブブランド。「VICTORY」と「AUTOMATIC」を組み合わせたブランド名の通り、フィッティングで自分専用の弾道に仕上げる発想を核にしている。ドライバーを皮切りに順次投入されてきたVenero世代は、2026年8月21日発売のアイアンでアイアンカテゴリーにも広がる。
ラインアップは#5i〜#11iの7本で、10iがPW相当の43°、11iがAW相当の48°にあたる。軟鉄(S25C)を鍛造しクロムメッキで仕上げたヘッドは、コントロール性を重視する上級者好みのコンパクトなサイズにまとめられている。ヘッド単品39,600円(税込)でシャフト・グリップは別途組み合わせる購入スタイルになっている。
核となるのは、4種類のウエイトを2カ所のシリンダーへ組み合わせて装着するローディングウエイトシステムと、ソール面を3面構成にして抜けを高めたV3 Soleの2つ。ヘッド重量を変えずに重心距離だけを動かせる。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 | ヘッド重量 | フェースプログレッション |
|---|---|---|---|---|---|---|
| #5 | 23.0° | ✕ | -° | 60.5° | 257.0 g | 5.0mm |
| #6 | 26.0° | ✕ | 2.0° | 61.0° | 264.0 g | 5.0mm |
| #7 | 30.0° | ✕ | 4.0° | 61.5° | 271.0 g | 5.0mm |
| #8 | 34.0° | ✕ | 6.0° | 62.0° | 278.0 g | 5.5mm |
| #9 | 38.0° | ✕ | 8.0° | 62.5° | 286.0 g | 5.5mm |
| #10 | 43.0° | ✕ | 11.0° | 63.0° | 294.0 g | 6.0mm |
| #11 | 48.0° | ✕ | 14.0° | 63.0° | 297.0 g | 6.0mm |
アイアンのコントロール性と操作性を重視する上級者に、まず候補に入れたい一本だ。軟鉄鍛造のコンパクトなヘッドは高ヒール設計とFP設計で引っかけへの不安を抑え、力強い弾道を生み出す構えになっている。
番手ごとに弾道を追い込みたいゴルファーにも向く。4種類のウエイトを組み合わせて1g単位で重心距離を調整できるローディングウエイトシステムにより、スイングを変えずに番手間の球筋のばらつきを詰められる。
一方で、寛容性より操作性を優先したヘッドサイズのため、球が上がりにくい・ミスヒットが怖いという初心者や高ハンディ層には不向きな面もある。既製品セットのように棚から選んですぐ使いたい層にも、購入プロセスがハードルになりやすい。
VATIC Veneroシリーズはドライバー・フェアウェイウッド・ハイブリッドが先行し、アイアンが加わって主要クラブタイプがそろった。いずれもヘッド単品でシャフトを選んで組み上げる地クラブの流儀を貫いており、全国のVATIC GOLF取扱店でのフィッティングが前提になる。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| VATIC Veneroアイアン | ○ | 中 | ◎ | △ | やわらかい | 重心距離を番手ごとにチューンできる上級者向け鍛造アイアン |
ヘッド重量を変えずにウエイトの組み合わせだけで重心距離を動かせるため、番手をまたいで弾道の一貫性を保ちながら好みの高さ・つかまり方に寄せられるのが持ち味。軟鉄鍛造ヘッドがもたらす柔らかい打感と合わせて、飛距離の最大化よりも狙った球筋を組み立てたい層に向いた性格にまとめられている。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
305位/全697本 (44%・普通)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| VATIC Veneroアイアン |
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