- SGSS削り出しのブレードを一本ずつ手仕上げ
- 手打刻とペイントフィルによる一点物仕様
- ライトゴールドとツアープラチナの2仕上げ
1963年創業のT.P.ミルズが2026年8月に加えたSGSS製フラットTのハンドメイド2本。後方フランジを広く取ったブレードを一本ずつ手仕上げし、ライトゴールドのトーチフレームとツアープラチナという異なる表情の一点物に仕立てている。
T.P.ミルズは1963年にトゥルーエット・P・ミルズが立ち上げ、現在は息子のデイビッド・ミルズが手仕上げを担う米国のパター工房だ。フラットTは後方のフランジを広く取ったブレードで、60年以上受け継がれてきた定番形状をハンドメイド枠で仕立て直した一本という位置付けにある。2026年8月、SGSS製の一点物として2本が公開された。
「Lucky Charm」はライトゴールドのトーチフレーム仕上げで、四つ葉のクローバーやLUCKY/CHARMの文字、TPマークを手打刻し、黒・白・ライトグリーンのペイントフィルで陰影を付けた。「Birdie Tic TP」はツアープラチナ仕上げの明るいシルバーに、手書き文字とキャラクターの打刻を青と白で埋めている。造りは共通で、選ぶ基準は仕上げと打刻の世界観に絞られる。
ヘッドはSGSS(スイス・ジャーマン・ステンレススチール)で、ネックは一本ずつ溶接して仕上げられる。ロフトは3度、バランスはトゥハング、フランジ上のサイトラインは1本という構成だ。長さは出荷前に購入者が指定でき、打刻の深さや間隔のばらつきは不良ではなく手仕事の証として扱われる。真贋を示す証明書と専用ヘッドカバーが付属する。
| 番手 | 左利き対応 |
|---|---|
| #Putter | ✕ |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス |
|---|---|---|---|
| T P Mills Stock Steel | スチール | Putter | Steel |
| 番手 | 左利き対応 |
|---|---|
| #Putter | ✕ |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス |
|---|---|---|---|
| T P Mills Stock Steel | スチール | Putter | Steel |
まず適性で言えば、フェースの開閉を自分で使うタイプに向く。後方フランジを広く取ったブレードはトゥハングで、弧を描くストロークでヘッドの動きを感じながら転がしたい人に噛み合う。ストレートに引いて出したいタイプはマレット形状を検討したい。
道具としての所有感を重視する層にも響く一本だ。一本ずつ手仕上げされた一点物という成り立ちが価格の大半を説明する性格の製品で、同じ打刻・同じ焼き色の個体は二度と出てこない。
2本の住み分けは仕上げの好みに集約される。暖かみのある表情を求めるならLucky Charmのライトゴールドで、四つ葉のクローバーの打刻とライトグリーンのペイントフィルが柔らかい印象をつくる。
対して道具らしい精悍さを求めるならBirdie Tic TPのツアープラチナが合う。明るいシルバーに青と白のペイントフィルが入り、フランジ上の白いサイトラインも見つけやすい。
一方で、試打してから決めたい人や後から長さを頻繁に変えたい人には向かない。長さは出荷前に確定させる前提で、在庫も一点限りという買い方になるためだ。
| モデル | 寛容性 | 操作性 | つかまり | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|
| SGSSフラットT「Lucky Charm」 | ○ | ◎ | △ | 芯のある柔らかさ | 暖色の手打刻をまとった一点物ブレード |
| SGSSフラットT「Birdie Tic TP」 | ○ | ◎ | △ | 芯のある柔らかさ | 明るいシルバーで輪郭が締まる同形状 |
2本はヘッド形状・ロフト・バランスが共通のため、転がりや打感の性格に差は生まれにくい。後方フランジを広く取ったブレードはトゥハングで、フェースの開閉を伴う弧を描くストロークと噛み合う設計だ。違いが出るのは仕上げの明度で、暖色のライトゴールドは輪郭が柔らかく、ツアープラチナは明るいシルバーの分だけ形が締まって見える。
同パターカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
同パターカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| SGSSフラットT「Lucky Charm」 |
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| SGSSフラットT「Birdie Tic TP」 |
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