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BRAND

キュアパター

Cure Putters

航空機グレード・アルミ削り出しによる超高MOIとライ角/ウェイト調整機構を看板に据える米フロリダのパター専業

2013年創業アメリカフロリダ州フラグラービーチ
パター専業
構成(シリーズ単位) パターに特化(シリーズの 100%)
パター: 3シリーズ (9本) 3 シリーズ
  • パター 3 シリーズ/9本
リリース本数推移(直近10年) 横ばい・ピーク 2016年(5本)
2009年: 0本 2010年: 0本 2011年: 0本 2012年: 0本 2013年: 0本 2014年: 0本 2015年: 0本 2016年: 5本 2017年: 1本 2018年: 3本
2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018

キュアパターとは

航空機グレード・アルミ削り出しによる超高MOIと調整機構が看板の米フロリダ発パター専業ブランド

キュアパター(Cure Putters)は2013年、引退した建築家スティーブ・デイビス(Steve Davis)とPGAプロフェッショナルのジェフ・ライアン(Jeff Ryan)が共同で立ち上げたアメリカのパター専業ブランドです。本社・拠点はフロリダ州フラグラービーチにあり、創業以来「Form Follows Function(形は機能に従う)」を設計指針として、航空機グレードのアルミニウム削り出しによる超高MOI(慣性モーメント)ヘッドを全モデルに採用しています。

2013年に初代プロトタイプRX1を完成させ、PGAツアー元コミッショナーDeane Bemanに披露して「これまでで最も技術的に進んだパターだ」と評価されたことをきっかけにブランド化。2014年のPGAマーチャンダイズショー(オーランド)でRX1/RX2を正式発表し、同年6月には旧Rife Puttersの共同創業者ジム・バーフィールド(Jim Barfield)がVP of Professional Toursとして参画しました。2015年にはRX1 Tour/RX2 Tour/センターシャフトRX1/RX2とRX3の5モデルを追加投入、2016年にはクラシックブレード形状のClassic Series CX1/CX2、およびRX3リニューアルとRX4/RX5/RX6を発表、2017年にはCX3マレットとCX4マレットを追加、2018年にはTour X SeriesとHybrid X Seriesをローンチして現行の3シリーズ体制(RX/Classic/Tour X)に至っています。

2017年にはPGAツアー・チャンピオンズのBoeing ClassicおよびPacific Links Bear Mountain Championshipでジェリー・ケリー選手がCX1で2勝を挙げ、同年のチャンピオンズツアー新人王(Rookie of the Year)に選出されるなど、ツアー実績でブランド認知を広げてきた経緯があります。日本国内では株式会社ゴルフライブが正規総代理店として販売を担当しています。

キュアパターの特徴

現行のラインナップは3シリーズ構成で、最大級の超高MOIを狙う RX Series(RX3/RX4/RX5)、伝統的なブレード/ミッドマレット形状にタングステンウェイトを仕込んでMOIを稼ぐ Classic Series(CX1/CX2/CX3)、ツアー選手のフィードバックを反映したマルチメタル設計の Tour X Series(TX1/TX2/TX3)の3軸に分かれます。すべてアメリカ国内で航空機グレードのアルミニウム(T-6061)から削り出され、公式は「ステンレスより柔らかく、ソフトインサートよりはしっかりした打感」と説明しています。

ブランド固有の核となる機構は3つで、(1) 専用の回転式シャフトディスクによる ライ角調整(RXシリーズのみ、62°〜80°の範囲)、(2) ヒール/トウのウェイトを組み替える ウェイト調整システム(RXは200g以上、Classicは42〜48g、Tour Xは36〜60gの調整幅)、(3) 標準長/中尺/ベリー(長尺)に対応する シャフト交換機構 です。これにより身長・利き手・ストロークタイプを問わず、1機種で広範なフィッティングをカバーできる構造になっています。

米国公式(cureputters.com)の価格はRXシリーズ $299.95、Tour Xシリーズ $349.95、Classicシリーズ $199.95〜$279.95。日本国内では総代理店・株式会社ゴルフライブの公式サイト(cureputters.jp)が窓口で、2026年8月時点で現行として案内されているのは RX5J(¥49,280・税込)とTX3(¥54,780・税込)の2機種のみ、CX1J/RX1/RX2/RX3J/RX4Jはいずれも「販売終了」と明記されています。スコッティ・キャメロンやL.A.B.のプレミアム帯より一段抑えた価格で、調整機構と超高MOIを主軸に選びたいゴルファー向けのポジションです。

日本国内での入手性には注意が必要で、総代理店は2022年9月の告知で「新モデル等の入荷目処は立っていない」としており、公式サイトの新着情報も2023年4月で更新が止まっています。新品での購入を考える場合は在庫状況の確認が前提になります。ツアー実績としては、2017年にPGAツアー・チャンピオンズでジェリー・ケリー選手がCX1を使用してBoeing ClassicとPacific Links Bear Mountain Championshipで2勝を挙げ、同年のルーキー・オブ・ザ・イヤーに選出されています。

代表テクノロジー

High MOI構造(航空機グレード・アルミニウム削り出しによる超高MOI設計)ライ角調整機構(専用回転シャフトディスク、RXシリーズで62°〜80°)ウェイト調整システム(ヒール/トウのウェイト組み替え、RXシリーズで200g以上の調整幅)シャフト交換機構(標準長/中尺/長尺=ベリーに対応する着脱式シャフト)RX Series(RX3/RX4/RX5、超高MOIマレット)Classic Series(CX1/CX2/CX3、タングステンウェイト搭載クラシックブレード/ミッドマレット)Tour X Series(TX1/TX2/TX3、マルチメタル設計のツアー向け)Made in USA(フロリダ州フラグラービーチ拠点)

クラブタイプ別ラインナップ

ドライバー
取扱なし
フェアウェイウッド
取扱なし
ユーティリティ
取扱なし
アイアン
取扱なし
ウェッジ
取扱なし
Tour X
パター 9本 Tour X ツアーエックス
2018年 一覧へ →

他メーカーとの比較

L.A.B.・イーブンロール・SeeMoreとの違い

L.A.B. がLie Angle Balance、イーブンロールがSweetFace Technology、SeeMoreがRifleScope Technologyと、それぞれ異なる現代パター系の補正アプローチを採るのに対し、キュアパターは「航空機グレード・アルミ削り出しによる超高MOI+ ライ角/ウェイト/シャフト長の3軸調整機構」というハードウェア面での解決を主軸にしているのが特徴です。フェース面の補正やヘッドバランス補正ではなく、構造設計と調整自由度で対応するという思想の違いがあります。

スコッティ・キャメロン・ベティナルディとの違い

スコッティ・キャメロン(Acushnet傘下)とベティナルディがいずれもステンレスや軟鉄削り出しの工房系プレミアムとして打感と所有感を強く打ち出すのに対し、キュアパターは航空機グレード・アルミニウムの削り出しによる軽量・高MOI化を主眼に据えています。価格帯は両者の上位帯(実売10〜25万円)よりも一段抑え目で、調整自由度とMOIを機能面で選びたいゴルファー向けの選択肢として位置付けられます。

ピレッティ・クロノス・ゲージデザインとの違い

ピレッティ・クロノス・ゲージデザインがいずれも軟鉄/ステンレスの削り出し精度とアルチザン感を売りにする工房系であるのに対し、キュアパターはアルミニウム削り出し+多軸調整機構を看板に据える機能特化型のブランドで、性格がはっきり異なります。打感の質感や仕上げよりも、調整機構とMOIを重視するゴルファーが対象です。

よくある質問

キュアパター(Cure Putters)とは?
2013年にスティーブ・デイビス(引退建築家)とPGAプロフェッショナルのジェフ・ライアンが共同で立ち上げたアメリカのパター専業ブランドで、本社はフロリダ州フラグラービーチにあります。航空機グレードのアルミニウム削り出しによる超高MOIヘッドと、ライ角/ウェイト/シャフト長の3軸調整機構を看板にしており、1機種で身長・利き手・ストロークタイプを問わず広範なフィッティングをカバーできるのが特徴です。日本国内では株式会社ゴルフライブが正規総代理店として販売を担当しています。
RX・Classic・Tour Xの3シリーズの違いは?
RXシリーズ(RX3/RX4/RX5)は航空機グレード・アルミ削り出しで最大級のMOIを狙う超高MOIマレットで、ライ角+ウェイトの両方を調整できます。Classicシリーズ(CX1/CX2/CX3)は伝統的なブレード/ミッドマレット形状にタングステンウェイトを仕込んで高MOIを確保したラインで、見た目の主張を抑えつつMOIを稼ぎたい層向け。Tour Xシリーズ(TX1/TX2/TX3)はツアー選手のフィードバックを反映した、やや小ぶり・低重心のマルチメタル設計で、ヘッド形状をシャープに保ったままウェイト調整を効かせる構成です。
RX5はどんなパターですか?
RX5はキュアパターのラインナップ中で最も大きく、ヘッド幅 約6インチの大型超高MOIマレットです。同社が「業界最高MOI」を謳う中核モデルで、公式スペックはヘッド重量361〜615g(調整可能)、MOI 8,500〜18,000 g/cm²、ライ角62°〜80°(調整可能)、ロフト1.5°。日本国内では総代理店(株式会社ゴルフライブ)がRX5Jとして税込 ¥49,280で販売しています。
Classic X1はどんなパターですか?
Classic X1(CX1)はキュアパターのクラシックブレード形状モデルで、ヘッド幅 約5インチに対してヒール/トウに大型タングステンウェイトを仕込むことで、ブレード形状ながら高MOIマレットに匹敵する安定性を狙った設計です。公式スペックはヘッド重量334〜376g(6個の着脱ウェイトで42gの調整幅)、MOI 6,400〜7,200 g/cm²、ライ角70°/ロフト2.5°で、ヒールシャフトとセンターシャフト、右利き・左利きが選べます。2017年にはPGAツアー・チャンピオンズでジェリー・ケリー選手がCX1を使用してBoeing ClassicとPacific Links Bear Mountain Championshipの2大会で優勝しました。なお日本国内ではCX1Jは販売終了となっています。
Tour X(TX)シリーズはどんなパターですか?
Tour Xシリーズ(TX1/TX2/TX3)は2018年に発表された、ツアー選手のフィードバックを反映したマルチメタル設計のラインです。ヘッド幅は3機種とも約4.85インチとRX/Classicより一回り小さく、軽量アルミヘッドにヒール/トウのタングステンと着脱式スチールウェイトを組み合わせています。公式スペックはTX1がヘッド重量344〜380g(調整幅36g)、TX2が370〜406g(同36g)、TX3が335〜395g(同60g)で、TX3のみ右利き・左利きの両方に対応。ライ角70°/ロフト2.5°固定で、RXシリーズのようなライ角調整には対応しません。日本国内では総代理店がTX3を税込 ¥54,780で販売しています。
キュアパターの価格帯は?
米国公式(cureputters.com)ではRXシリーズが $299.95、Tour Xシリーズが $349.95、Classicシリーズが $199.95〜$279.95です。日本国内は総代理店(株式会社ゴルフライブ)の公式サイト価格で、2026年8月時点の現行はRX5Jが税込 ¥49,280、TX3が税込 ¥54,780の2機種のみ。スコッティ・キャメロンやL.A.B.のプレミアム帯と比べると一段抑え目の価格帯に位置します。
キュアパターは日本でどこから買えますか?
日本国内では株式会社ゴルフライブが正規総代理店として、公式ECサイト(cureputters.jp)を通じて販売しています。ただし2026年8月時点で現行として案内されているのはRX5JとTX3の2機種のみで、CX1J・RX1・RX2・RX3J・RX4Jはいずれも販売終了です。同社は2022年9月の告知で「新モデル等の入荷目処は立っていない」としており、公式の新着情報も2023年4月で止まっているため、購入前に在庫の確認が必要です。並行輸入品も流通していますが、公式サイトでは非正規品に関する注意喚起がなされており、保証や試打サポートを受けるには正規ルート経由での購入が推奨されています。試打は千葉・大阪の取扱店とクラブステーションのレンタルで対応しています。

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