BRAND

シーモア

SeeMore

RifleScope Technology による独特なアライメント支援を看板にする米テネシー発のパター専業

1997年創業アメリカテネシー州フランクリン(ナッシュビル近郊)
パター専業
構成(シリーズ単位) パターに特化(シリーズの 100%)
パター: 1シリーズ (2本) 1 シリーズ
  • パター 1 シリーズ/2本
リリース本数推移(直近10年) 新規登場・ピーク 2025年(2本)
2016年: 0本 2017年: 0本 2018年: 0本 2019年: 0本 2020年: 0本 2021年: 0本 2022年: 0本 2023年: 0本 2024年: 0本 2025年: 2本
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025

シーモアとは

## 「赤丸を白線で隠す」アライメントで知られる米テネシーのパター専業ブランド

シーモア(SeeMore Putter Company)は1997年、創業者ジム・ウィークス(Jim Weeks)がアメリカで立ち上げたパター専業ブランドです。本社・拠点はテネシー州フランクリン(ナッシュビル近郊)にあり、創業当初から RifleScope Technology(RST)と呼ばれる独自のアライメント支援機構を全モデルに搭載しています。RST はトップラインに赤い円と白い2本ラインを配し、構えたときに赤丸が白線の間に「ちょうど隠れる」位置がスクエアアドレスの目安になるという、ライフルスコープ照準のような視覚的な仕組みです。

ブランド初期の最大の出来事は1999年の全米オープンで、ペイン・スチュワートがオリジナルの FGP(Featuring Ground Plumb)モデルを使用して優勝したことです。その後、2006年にジム・グランバーグ(Jim Grundberg)とジェイソン・プリオ(Jason Pouliot)が会社を買収し、2007年に再ローンチを実施。再ローンチ直後の2007年マスターズでザック・ジョンソンが SeeMore FGP を使用して優勝し、2015年の全英オープンでも再びザック・ジョンソンの優勝に貢献するなど、メジャー優勝へのコントリビューションでブランドを再建しました。

2025年には新たに SBx/SKx という同社初のゼロトルクマレットを発表し、L.A.B. に代表される「ゼロトルク/フェース回転抑制」系のカテゴリーにも本格参入。RifleScope アライメント+ゼロトルクという組み合わせで現代的な選択肢を打ち出しています。

シーモアの特徴

現行のラインナップは2軸構成で、レガシーラインの FGP 系(Classic Series の Si5、Black Si5 Offset、Mini GIANT Deep Flange、Original FGP など)と、2025年新登場のゼロトルクマレット SBx/SKx に分かれます。FGP 系は伝統的な小ぶりブレード形状で RifleScope Technology を最大限に活かすコアラインナップ、SBx/SKx はアルミニウムボディ+ステンレスフェースの大型マレットで、ヘッド重量を前方トウアップ方向に寄せたゼロトルク構成になっています。

SBx は箱型に近いストレートな翼形状、SKx は丸みのあるファング型と、形状の好みで選び分ける構成です。両モデルとも RST アライメントを継承しているため、SeeMore らしい構えやすさはそのまま、フェース回転を抑える現代設計と組み合わせるアプローチです。

価格帯は FGP 系で実売6〜10万円、SBx/SKx などの新世代モデルで12〜18万円が中心です。スコッティ・キャメロン Newport 系より一段抑え目、L.A.B. の Mezz.1 系と同等帯のレンジに位置します。販売は公式オンラインストア(store.seemore.com)と認定取扱店経由が中心で、量販店ルートでの取扱は限定的です。

契約プロは過去にペイン・スチュワート(1999 全米オープン)、ザック・ジョンソン(2007 マスターズ・2015 全英オープン)といったメジャー優勝の実績があり、現在も「アライメントを最重要視するパターブランド」というポジションを維持しています。

代表テクノロジー

RifleScope Technology(RST、赤丸+白2本ラインによる視覚的アライメント支援)FGP(Featuring Ground Plumb、初代から続くクラシックブレードシリーズ)Classic Series Si5 / Black Si5 Offset(FGP 系の現行コアモデル)SBx / SKx(2025年発表の同社初ゼロトルクマレット、アルミ+ステンレスフェース)Made in USA(テネシー州フランクリン拠点での組み上げ)

クラブタイプ別ラインナップ

ドライバー
取扱なし
フェアウェイウッド
取扱なし
ユーティリティ
取扱なし
アイアン
取扱なし
ウェッジ
取扱なし
パター 2本 Zero Torque
2025年 一覧へ →

他メーカーとの比較

## L.A.B. ・イーブンロール・Edel との違い
L.A.B. が Lie Angle Balance、イーブンロールが SweetFace Technology、Edel が Torque Balanced と「ストロークやフェース打点に対する補正」を看板にする現代パター系として並び称されますが、SeeMore は「アライメントの可視化(RifleScope Technology)」という設計思想で長年差別化してきたブランドです。2025年の SBx/SKx でゼロトルク系にも参入したため、現在は「RST アライメント+ゼロトルク」という独自の組み合わせを持つ唯一のブランドになっています。

## スコッティ・キャメロン・ベティナルディとの違い
スコッティ・キャメロンが Acushnet 傘下のフラッグシップ、ベティナルディがイリノイ工房系プレミアムというトラディショナル系の延長にあるのに対し、SeeMore は「アドレス時の視覚補助」を全モデル共通の核に据える独自路線です。価格帯は両者よりも一段抑え目で、機能で選びたいゴルファー向けの選択肢として位置付けられます。

## ピレッティ・クロノス・ゲージデザインとの違い
ピレッティ・クロノス・ゲージデザインがいずれも「削り出し精度」と「アルチザン感」を売りにするのに対し、SeeMore は工房感ではなく「機能的アライメント支援機構」を核に据えるブランドで、性格がはっきり異なります。アライメントに困っているゴルファーは SeeMore、削り出しの工房感を求めるゴルファーは前者のグループ、という選び分けが基本です。

よくある質問

シーモア(SeeMore)とは?
1997年に創業者ジム・ウィークスがアメリカで立ち上げたパター専業ブランドで、本社はテネシー州フランクリン(ナッシュビル近郊)にあります。RifleScope Technology(RST)と呼ばれるトップラインの視覚的アライメント支援機構を全モデルに搭載しており、構えたときに赤丸を白線の間に「ちょうど隠す」アドレスがスクエア構えの目安になるという独自の構造を持っています。
RifleScope Technology とは?
SeeMore のすべてのパターに搭載されている視覚的アライメント支援機構です。トップラインに赤い円と2本の白いラインを配し、構えたときにシャフトが正しい位置にあれば赤丸が白2本のラインの間にちょうど隠れる、という照準のような仕組みになっています。これによりアドレス時のシャフト・ヘッド・目線位置が視覚的に確認でき、再現性のあるセットアップを取りやすくする設計です。
ザック・ジョンソンが2007年マスターズで使ったパターは SeeMore?
はい、2007年マスターズでザック・ジョンソンが優勝した際のパターは SeeMore FGP モデルです。さらに2015年の全英オープンでも再び SeeMore で優勝しており、ブランドの2007年再ローンチ後の認知拡大の起点となった出来事です。それ以前の1999年全米オープンでもペイン・スチュワートがオリジナル FGP で優勝した実績があり、SeeMore はメジャー優勝のコントリビューションを複数持つパターブランドです。
SBx と SKx の違いは?
2025年に SeeMore が発表した同社初のゼロトルクマレット2モデルです。SBx は箱型に近いストレートな翼形状で硬めのシルエット、SKx はファング(牙)状の丸みのあるシルエットで、形状の好みで選び分ける構成になっています。両モデルともアルミニウムボディ+ステンレスフェースで、ヘッド重量を前方トウアップ方向に寄せたゼロトルク構造を採用しつつ、トップラインには従来通り RifleScope Technology のアライメント機構を継承しています。
SeeMore の価格帯は?
FGP 系のレガシーラインで実売6〜10万円、SBx/SKx などの新世代ゼロトルクモデルで12〜18万円が中心です。スコッティ・キャメロン Newport 系(実売7〜15万円)より一段抑え目、L.A.B. の Mezz.1 系と同等帯のレンジに位置します。
SeeMore はどこで買える?
公式オンラインストア(store.seemore.com)と認定取扱店経由が中心で、量販店ルートでの取り扱いは限定的です。日本国内では並行輸入および一部の専門店での取り扱いが主で、フィッティングよりも「RST アライメントの構えやすさ」を試打して決めるスタイルが標準的なパターンです。

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