Jeev Milkha Singh ・ ジーブ ミルカ シン
インド人初のマスターズ出場者。世界を渡り歩いた国際派。
1971年12月15日生まれ、インド・チャンディーガル出身。父は1960年ローマ五輪の陸上400mで4位入賞し『空飛ぶシク教徒』と呼ばれたインドの国民的英雄ミルカ・シン。父のゴルフにキャディとして付いていったことがクラブを握るきっかけとなり、米国の大学に留学して腕を磨いた後にプロ転向した。アジアンツアーを拠点に世界各地のツアーを転戦し、アジアンツアー6勝、ヨーロピアンツアー複数勝を挙げる。日本ツアー(JGTO)には2001年から本格参戦してすぐにシードを獲得し、2006年には『カシオワールドオープン』で日本初優勝、翌週の『日本シリーズJTカップ』も制して賞金ランク3位に入った。同年はアジアンツアー賞金王にも輝いている。2007年にはインド人として史上初めてマスターズに出場し、母国ゴルフ界の象徴的存在となった。日本ツアーでは通算4勝を記録。50歳を超えてからは欧州のレジェンズツアーやPGAツアー・チャンピオンズを転戦し、2023年には日本プロゴルフ協会のシニアQTを突破してPGAシニアツアーの出場資格も獲得。拠点をドバイに置きながら、今なお世界をまたにかけて第一線でプレーを続けている。
若い頃から世界各地のツアーで揉まれた経験に裏打ちされた、コースマネジメントと粘り強さが持ち味の国際派。全盛期は正確なショットとパッティングで強豪ひしめく欧州・アジア・日本のツアーを勝ち抜いた。シニア転向後も欧州・米国・日本のシニアツアーを掛け持ちし、環境を問わず安定した成績を残す適応力の高さが光る。日本のPGAシニアツアーはストロークス・ゲインド指標を公開していないため、数値での分解はできない。