Legends Tour(レジェンズツアー)は、50歳以上の男子プロが戦うヨーロッパのシニアツアーです。1992年に「European Senior Tour(欧州シニアツアー)」として創設され、2017年にStaysure Tour、2020年に現在のStaysure Legends Tourへと名称を変えてきました。運営はDP World Tourと同じPGA European Tour(European Tour Group)で、いわば米PGA TOUR Championsのヨーロッパ版にあたります。シーズンは欧州各国を中心に米国やインド洋のモーリシャスまでを巡り、年間王者はOrder of Merit(賞金ランキング)1位で決まります。中核となるのは、R&Aと共催されるシニアメジャー The Senior Open Championship です。本記事では「Legends Tourとは何か」から歴史、スケジュール、Order of Merit、出場権、主要大会、注目選手、日本での視聴方法までを、初心者にもわかりやすく整理します。
| 順位 | 選手 | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | Scott Hend | 1375.50 |
| 2 | Greg Owen | 1252.90 |
| 3 | Jamie Donaldson | 1188.00 |
| 4 | Stephen Gallacher | 815.40 |
| 5 | Miguel Angel Jimenez | 567.00 |
| 6 | Keith Horne | 519.10 |
| 7 | Johan Edfors | 428.70 |
| 8 | Steven Alker | 398.30 |
| 9 | James Kingston | 370.20 |
| 10 | Thomas Bjørn | 363.00 |
Legends Tour(レジェンズツアー)は、50歳以上の男子プロゴルファー専用のヨーロッパのシニアツアーです。運営は男子最高峰のDP World Tourと同じPGA European Tour(European Tour Group)で、Legends TourはDP World Tour・Challenge Tourと並ぶ同グループのツアーのひとつに位置づけられています(Legends Tour 公式 About)。
現在の正式名称はタイトルスポンサー名を冠した Staysure Legends Tour です。1シーズンおよそ15〜20試合が、イギリス・アイルランド、ヨーロッパ大陸、アメリカ、そしてシーズン終盤のインド洋(モーリシャス)まで、国際色豊かに組まれます(Legends Tour 公式 About)。
わかりやすく言えば、米PGA TOUR Champions(米シニアツアー)のヨーロッパ版にあたる存在です。現役時代にメジャーを制した選手や元世界ランキング1位、ライダーカップの主将・選手経験者などが多数参戦し、往年の名選手が再び競う舞台として楽しめます。アマチュアがプロと同組でプレーできる「Legends Experience」など、ファン参加型のイベントを前面に出しているのも特徴です。
ヨーロッパのシニアゴルフの起点は、1987年に始まった The Senior Open(当時 Seniors British Open) にあります。その成功を受け、60人の有力プロからの要望を背景に、1992年に「European Senior Tour(欧州シニアツアー)」が創設されました(Legends Tour 公式 About)。
その後、ツアーの名称は時代とともに変わってきました。
| 年 | できごと |
|---|---|
| 1987 | 第1回 The Senior Open 開催(シニアゴルフ人気の起点) |
| 1992 | 「European Senior Tour」として正式創設 |
| 2017 | 保険会社Staysureが初の冠スポンサーとなり「Staysure Tour」に改称 |
| 2020 | European Tour GroupとRyan Howsam氏の共同事業として「Staysure Legends Tour(Legends Tour)」が発足 |
なお、母体である男子最高峰ツアーは2021年11月に「DP World Tour」へと改称されましたが、これは上位ツアー側の話で、シニア側は引き続き「Legends Tour」と呼ばれています(Legends Tour 公式 About)。
ツアーには、コリン・モンゴメリー(欧州ツアー賞金王8回)、パドレイグ・ハリントン、ミゲル・アンヘル・ヒメネス、トーマス・ビョーン、イアン・ウーズナムら、欧州ゴルフを彩ってきたレジェンドが名を連ねます(Legends Tour 公式 About)。
Legends Tourのシーズンは、おおむね 2月に欧州南部で開幕し、12月のインド洋・モーリシャスでの最終戦で閉幕する流れです。2026年シーズンは2月20日にスペイン・コスタデルソルのマルベーリャ(Aloha)で開幕し、ホアキン・ドナルドソンらが出場する強豪フィールドのなか、ジェイミー・ドナルドソンが1打差で初戦を制しました(Legends Tour 公式 スケジュール)。
シーズン全体の流れは次の通りです。
年間およそ15〜20試合という規模感で、米PGA TOUR Champions(年27試合前後)よりはコンパクトな構成です。
Legends Tourの年間王者は、Order of Merit(オーダー・オブ・メリット=賞金ランキング)の1位で決まります。各大会の成績に応じてポイント(賞金額ベース)が積み上がり、その通算順位を1年かけて競う、シンプルな賞金型の仕組みです(Legends Tour 公式 Order of Merit)。
Legends Tourと米PGA TOUR Championsは別組織ですが、トップ選手は両方のツアーやシニアメジャーに相互出場することができます。とくにThe Senior Openは両者で共通して「シニアメジャー」と位置づけられており、米欧のシニアスターが一堂に会します。
今季(2026年)の最新Order of Meritは、本記事に連動するランキング(最新snapshot)でご確認ください。
| 順位 | 選手 | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | Scott Hend | 1375.50 |
| 2 | Greg Owen | 1252.90 |
| 3 | Jamie Donaldson | 1188.00 |
| 4 | Stephen Gallacher | 815.40 |
| 5 | Miguel Angel Jimenez | 567.00 |
| 6 | Keith Horne | 519.10 |
| 7 | Johan Edfors | 428.70 |
| 8 | Steven Alker | 398.30 |
| 9 | James Kingston | 370.20 |
| 10 | Thomas Bjørn | 363.00 |
Legends Tourに出るには、まず大前提として 50歳以上のプロである必要があります。そのうえで、主な出場ルートは次の通りです(Legends Tour 公式 Qualifying)。
つまり「他ツアーから実績を引っさげて参戦する」「前年の好成績を守る」「予選を勝ち上がる」といった複数のルートが用意されています。各カテゴリーの細かな順位付けは年度ごとの規程で定められています。
Legends Tourで最も重みがあるのが、シニアメジャーである The Senior Open Championship です。これはR&AとPGA European Tourが共同で主催・運営する大会で、1987年に第1回が開催されました(The Senior Open(R&A 公式))。米PGA TOUR Champions側でもシニアメジャーとして扱われ、両ツアーの選手が出場します。2025年はサニングデールでパドレイグ・ハリントンが優勝し、2026年は7月23〜26日にスコットランドのグレンイーグルスで開催されます。
そのほかの主な大会は次の通りです。
| 大会 | 特徴 |
|---|---|
| The Senior Open Championship | R&A共催のシニアメジャー。Legends Tour最大の大会 |
| Staysure PGA Seniors Championship | ツアーの旗艦大会。コリン・モンゴメリーがホストを務める(2026年はアバディーンのTrump International) |
| Sergio Melpignano Senior Italian Open | イタリア・San Domenico Golfで行われる伝統の一戦 |
| MCB Tour Championship(モーリシャス) | インド洋で行われるシーズン最終戦。2026年は12月7〜9日開催 |
The Senior Open以外にも、欧州各国を巡るナショナルオープン形式の大会が年間を通じて組まれています(Legends Tour 公式 スケジュール)。
近年の主役 Legends Tourには、欧州ゴルフのレジェンドが多数在籍しています。代表格が、欧州ツアー賞金王8回でライダーカップ優勝主将でもある コリン・モンゴメリー、2025年The Senior Open覇者の パドレイグ・ハリントン、陽気なスペインの人気者 ミゲル・アンヘル・ヒメネス、メジャー2勝の アーニー・エルス、レティーフ・グーセン、トーマス・ビョーン、イアン・ウーズナム、ホセ・マリア・オラサバル らです(Legends Tour 公式 About)。
米PGA TOUR Championsで長く活躍する ベルンハルト・ランガー もLegends Tourのメンバーで、米欧を兼業する形で名を連ねています。
各シーズンのOrder of Meritでは、こうしたビッグネームに加え、シニアで好成績を続けるツアーの常連が上位を争います。今季のリアルタイムの順位は、本記事に連動するOrder of Merit(最新snapshot)でご確認ください。
Legends Tourは、公式YouTubeチャンネル(@eulegendstour)でハイライトや一部ラウンドの映像を配信しており、日本からでも無料で雰囲気を楽しめます。公式サイトではスコアやニュースもリアルタイムに確認できます(Legends Tour 公式)。
レギュラー戦の日本国内での定期的なテレビ中継は限定的ですが、シニアメジャーの The Senior Open はR&A主催の大きな大会のため、ゴルフ専門チャンネルなどで取り上げられることがあります。視聴したい大会が放送・配信の対象に含まれるかどうかは、放送体制が年ごとに変わるため、各サービスの最新情報を事前にご確認ください。
Legends Tourは、世界のゴルフツアーのネットワークの一部です。
それぞれ役割は異なりますが、選手の移動とメジャー大会を通じて互いに密接につながっています。
別組織です。Legends TourはヨーロッパのPGA European Tour(European Tour Group)が運営するシニアツアー、PGA TOUR ChampionsはアメリカのPGA TOURが運営するシニアツアーです。ただし両者は対立関係ではなく、トップ選手は両方に出場でき、The Senior Openなどのシニアメジャーを共有しています。
R&A(全英オープンを主催する団体)とPGA European Tourが共同で主催・運営するシニアメジャーです。1987年に第1回が開催され、Legends Tour最大の大会であると同時に、米PGA TOUR Champions側でもシニアメジャーとして位置づけられています。2026年は7月23〜26日にスコットランドのグレンイーグルスで開催されます。
出ています。横田真一プロが近年Legends Tourに参戦しているほか、シニアメジャーのThe Senior Openには毎年多くの日本人シニアが挑戦しています。過去には須貝昇が2002年のSenior British Open(ロイヤル・カウンティダウン)で日本人として初優勝を飾りました。
Legends Tourの公式YouTubeチャンネル(@eulegendstour)でハイライトや一部映像を無料で見られます。国内の定期的なテレビ中継は限定的なので、The Senior Openなど特定の大会については、各放送・配信サービスの最新情報を事前にご確認ください。
Order of Merit(賞金ランキング)の1位が年間王者です。各大会の成績に応じてポイント(賞金額ベース)が積み上がり、シーズンを通じた通算順位で競います。
50歳以上のプロゴルファーが対象です。DP World Tourなどで活躍した選手が50歳に達したタイミングで参戦してくるのが、このツアーの大きな特徴です。
最終更新: 2026-06-01