- SUS303削り出しのボディ・ネック一体成形
- ヘキサゴングルーブのフェースミーリング
- WBシリーズ3代目の数量限定モデル
三浦技研MGP-WB3は2024年に発売されたワイドブレード型ピンパター。SUS303ステンレスからCNCで削り出したボディとネック一体成形に、ヘキサゴングルーブのフェースミーリングを組み合わせた数量限定モデル。
MGP-WB3は三浦技研が2024年8月にリリースしたワイドブレード型ピンパターで、初代MGP-WB(2019年)から続くWBシリーズの3代目にあたる。各代とも数量限定で展開されており、本作も限定生産で生産された希少モデルとして販売店の予約段階から完売が相次いだ。
三浦技研のパターラインナップにはMGP-NM系のマレットやMGP-M系のセンターシャフト型などがあるが、WB系はマレット並みの安心感とブレードのシャープさを併せ持つハイブリッドな立ち位置にある。歴代モデルは素材・仕上げ・ミーリングを毎回更新しており、WB3はSUS303のインゴットから削り出した一体成形ボディとブラックIP仕上げで方向性をさらに磨いた。フェースには独自のヘキサゴングルーブを採用し、CNCフルミルドによる高い平面率と気持ちのよい打感を狙う。SUS303は精密加工性に優れる柔らかめのステンレスで、削り出しならではの密度感と落ち着いた打音に寄与している。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 | ヘッド重量 |
|---|---|---|---|---|
| #Putter | 2.5° | ✕ | 70° | 360 g |
第一の候補となるのは、形状の安心感と打感の質感を両立したいゴルファー。マレットほど大型化したくないが、薄いブレード型では構えに不安がある層に対し、トゥヒールに重量を振ったWB3のワイドブレードはスクエアに据えやすいバランスを提供する。
ロングパットで距離感が安定しないと感じている人にも適性が高い。削り出し一体成形のボディが打点ブレ時のフィーリング差を抑えるため、芯を少し外してもタッチが大きく崩れにくいとの声が販売店レビューでも目立つ。短いパットの方向性より、5〜10メートル級のタッチで悩んでいる中級者以上に向く。
逆に、ピン型でも徹底的に小ぶり・軽量を求めるトラディショナルな打ち手や、面でストロークするマレットの圧倒的寛容性を最優先する層にはやや中途半端に映る可能性がある。WB3はあくまでブレードの延長線にあるハイブリッド形状として割り切るのが選びやすい。
三浦技研の他系統との住み分けでは、MGP-NM系のマレット型と「形状の安心感と所有感の方向性」で対比される位置にある。マレットの寛容性をフルに使いたいならNM系、ブレードのシャープさを残したいならWB3、という選び分けが自然。歴代WBとの関係では、軟鉄鍛造でブラックボロン仕上げだった初代、ブレード長を伸ばした2代目に対し、3代目のWB3はSUS303削り出しとヘキサゴングルーブで一段精密なフィーリングを志向している。
シャフトとグリップは購入時にカスタムオーダーで組み合わせる前提なので、マットブラックシャフトと合わせるとヘッドの黒IP仕上げと統一感が出ると販売店ブログでも紹介されている。ヘッドの世界観を活かしたい層は装着パーツまで含めて検討したい。
| モデル | 方向安定性 | 距離感 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| MGP-WB3 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | 柔らかめ | 削り出し一体成形の限定ワイドブレード |
WB3は構えやすさと距離感の出しやすさが評価軸の中心。トゥヒールに重量を配分したワイドブレード形状でアドレスがスクエアに収まりやすく、SUS303削り出しとPVD仕上げが落ち着いた打音と粘りのあるタッチを生み出す設計となっている。
同パターカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| MGP-WB3 |
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