- パワーフォワード設計で重心を前寄りに配置しつかまりすぎを抑制
- パワーケミカルミーリングクラウン採用で強い弾道を実現
- 専用orbitシャフトでフックを抑え直進性を高める
ヤマハがinpres Xシリーズでアベレージ向けに投入したドライバーが、2010年11月発売のinpres X D445パワーフォワードだ。445ccの前寄り重心とストレートフェースでフックを抑え、強い弾道でまっすぐ飛ばすことをねらった一本である。
inpres Xはヤマハの人気シリーズで、2010年11月のモデルチェンジでV425ツアーモデル・V440パワーレングス・D445パワーフォワード・D460パワードローの4機種体制になった。D445はアベレージゴルファー向けのDシリーズに属し、上級者志向のVシリーズとは別に設計されている。
クラウン内側を網目状に削り込むパワーケミカルミーリングクラウンを採用し、フェース近くを厚く後方を薄くすることでインパクト時にたわみを生み、打ち出し角とスピン量を最適化する。Dシリーズはヒール下部からトウ上部にかけて反発エリアを広げ、ミスヒットにも強い設計とした。
標準シャフトには、軌道をアッパーブロー方向に補正して吹き上がりを抑えるorbitを採用。兄弟モデルD460パワードローがつかまり重視の大きめヘッドなのに対し、D445は左のミスを気にせず強い弾道を狙える設計だ。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|---|
| #1 | 9.0° | ✕ | 60.0° | 445cm³ |
| #1 | 10.0° | ✕ | 60.0° | 445cm³ |
| #1 | 11.0° | ✕ | 60.0° | 445cm³ |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ORIGINAL CARBON orbit MBX 511D | カーボン | ドライバー用 | S | D1 | 301 g | 58.0 g | 4.2 |
| ORIGINAL CARBON orbit MBX 511D | カーボン | ドライバー用 | SR | D0 | 295 g | 53.0 g | 4.7 |
| ORIGINAL CARBON orbit MBX 511D | カーボン | ドライバー用 | R | D0 | 293 g | 51.0 g | 4.9 |
ボールが左に抜けやすい人やつかまりすぎを気にする人に向いたモデルで、ヘッドスピードがミドル帯のアベレージゴルファーを想定している。ストレートフェースと前寄りの重心設計が相まって、大きなフックを抑えながら強い弾道を出しやすい。
専用シャフトorbitがインパクトの軌道をアッパーブロー方向に補正してくれるため、スイングを大きく変えずに吹き上がりを抑えた強弾道を狙える。シャフト選びに悩みたくない初〜中級者にも扱いやすい設計といえる。
同じDシリーズのD460パワードローがスライス系のゴルファー向けに大きめヘッドでつかまりを高めているのに対し、D445はよりコンパクトな445ccヘッドで操作性と強弾道のバランスを重視した位置付け。フックに悩む人はD445、スライスに悩む人はD460という選び方になる。
ただしヤマハはゴルフ用品事業を終了しており新品の入手はできないため、狙う場合は中古が中心になる。フェースやシャフトの状態を確認したうえで探すのが安心だ。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| inpres X D445パワーフォワード | ◎ | 中-高 | ○ | ◎ | マイルド | つかまりと直進性を両立したアベレージ向けモデル |
ヘッドスピードがミドル帯のゴルファーを中心に、大きく左右に曲がるミスを抑えて安定した弾道を出しやすいモデルという位置付けになる。強い弾道と扱いやすさのバランスを取った、Dシリーズらしい一本だ。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
2837位/全3978本 (71%・軽め)
1555位/全2750本 (57%・普通)
969位/全1189本 (81%・小さい)
同ドライバーカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍良い点 | 👎気になる点 |
|---|---|---|
| inpres X D445パワーフォワード |
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