PGTI (Professional Golf Tour of India) は、インド国内男子のメインとなるプロゴルフツアーです。2006年に創設され、年間20試合前後を組む南アジア最大級の国内ツアーへと成長しました。DP World Tour・Asian Tour と共催する「Hero Indian Open」を看板大会に、Anirban Lahiri (アニルバン・ラヒリ) ら世界の舞台で戦う選手を数多く送り出しています。本記事では PGTI の成り立ち・出場権・主要トーナメントをやさしく整理します。
PGTI (ピージーティーアイ) は、Professional Golf Tour of India が運営するインド国内男子のメインツアーです。前身の「Indian PGA Golf Tour」 (1997〜2006年) を引き継ぐ形で、2006年にジョティ・ランダワやガウラブ・ゲイら当時のトップ選手が中心となって新たに設立しました (Professional Golf Tour of India (Wikipedia))。
年間20試合前後を組む南アジア最大規模の国内ツアーで、上位の Asian Tour や DP World Tour へ羽ばたくための“登竜門 (フィーダーツアー)”として機能しています。2009年には国際 PGA ツアー連盟 (International Federation of PGA Tours) に加盟し、2019年からは PGTI 単独の大会も世界ランキング (OWGR) ポイントの対象となりました (PGTI 公式)。
PGTI は2006年の創設以降、急速にスケジュールを拡大し、インドのトップ選手を世界へ送り出してきました (Professional Golf Tour of India (Wikipedia))。代表的な出身・関係選手は次のとおりです。
PGTI の年間王者は、各大会の獲得賞金を積み上げる賞金型のランキング (Order of Merit) で決まります。シーズンを通して安定して稼いだ選手が頂点に立つ仕組みです。
年間ランキング上位の選手にとって最大の意味は、上位ツアーへの足掛かりです。2022年12月には DP World Tour・PGA TOUR との提携が発表され、PGTI の Order of Merit 首位の選手には翌季の DP World Tour 出場資格が与えられるようになりました (Professional Golf Tour of India (Wikipedia))。加えて、Asian Tour への出場機会につながるルートもあり、国内ツアーから世界へ駆け上がる道筋になっています。
PGTI の試合に出るには、おもに次のルートがあります (PGTI 公式)。
こうした入口を通ってツアーメンバーとなり、賞金ランキング上位を目指して1年を戦います。
PGTI の最大の看板は、Hero Indian Open (ヒーロー・インディアン・オープン) です。これは DP World Tour・Asian Tour・PGTI の共催で行われるインド最高峰の大会で、世界のトップ選手が集まります。2026年大会はグルガオンの DLF Golf & Country Club で賞金総額255万ドルをかけて開催されました (Hero Indian Open 2026 (DP World Tour))。
このほか PGTI 単独主催では、年間の総決算となる「PGTI Players Championship」など、国内のトップを決める大会がシーズンを彩ります。開催地はデリー・ムンバイ・バンガロール (ベンガルール) などインド各地のゴルフコースに広がっています。
PGTI は単独で完結するツアーではなく、上位ツアーと地続きの関係にあります。看板の Hero Indian Open は Asian Tour と DP World Tour との共催であり、年間ランキング上位の選手には DP World Tour への出場資格が開かれます。多くのインド選手がここを足がかりに Asian Tour のメンバーとなり、さらに DP World Tour・PGA TOUR へと活躍の場を広げてきました。
Hero Indian Open は PGTI 単独ではなく、DP World Tour・Asian Tour・PGTI の三者共催で行われるインド最高峰の大会です。世界のトップ選手が出場します。
はい。PGTI で11勝・2009年の年間王者となった看板選手で、後に PGA TOUR・LIV Golf へ進み、インド人で初めてプレジデンツカップのインターナショナルチーム (2015・2017年) に選出されました。
2006年です。前身の Indian PGA Golf Tour (1997〜2006年) を引き継ぐ形で、トップ選手が中心となって新たに設立されました。
PGTI はインド国内のツアーで、日本人選手の本格参戦は少数事例にとどまります。日本選手が関わるのは、主に共催の Hero Indian Open など国際大会の機会が中心です。
デリー・ムンバイ・バンガロール (ベンガルール) など、インド各地のゴルフコースで開催されます。看板の Hero Indian Open は近年グルガオンの DLF Golf & Country Club が定着しています。
最終更新: 2026-06-01