- ダブルバイアス構造採用の UT 用低トルクカーボン
- AB マップ 「D」ゾーン=コントロール・方向性志向
- 兄弟 Basileus UT に対し中元調子で住み分け
Basileus Tour UT はバシレウス(運営:Triphas)が UT 専用に開発したカスタムカーボンシャフトで、製品コードは BTU。同社の UT 系には先発の Basileus UT(製品コード BU、ボロン素材で弾道高さ・飛距離志向)があるが、Tour UT は別シリーズとして「コントロール・方向性」へ振った位置付けで、AB マップ[UT/Iron 基準]では 「D」ゾーンに分類されると公式が説明している。
ラインナップは Tour UT 90 / 100 の 2 重量帯で、いずれも S / X の 2 フレックス展開。kick_point は両モデルで中元調子に統一されており、手元〜中央のしなり感を残しつつ先端は剛性で抑えるプロファイルが共通。スチールシャフトで 90〜120g 帯を使ってきた層を主なターゲットに据える。
核は UT 用シャフトでは珍しいダブルバイアス構造による低トルク設計と先端高剛性で、手元のしなり指標 C/B 値 0.53、先端のしなり指標 T/C 値 0.74(S100)と、手元側に振った値で「ピンをデッドに狙う精密高弾道」を狙うと公式が説明している。仕上げはハーフ RSP(純銀コーティング)鏡面仕上げ。
| モデル | 重量帯 | フレックス展開 | 適合クラブ | 調子 |
|---|---|---|---|---|
| Basileus Tour UT 90 | 90g 帯 | S / X | ユーティリティ | 中元調子 |
| Basileus Tour UT 100 | 100g 帯 | S / X | ユーティリティ | 中元調子 |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | — | — | — | — |
| X | — | — | — | — |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | — | 2.2 | — | 41.0" |
| X | — | 2.2 | — | 41.0" |
| モデル | 弾道高さ | つかまり | しなり感 | 打感 | 振り抜き | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Basileus Tour UT 90 | 中 | ○ | マイルド | しっとり | ○ | HS 40〜45m/s 帯のコントロール志向アマ向け |
| Basileus Tour UT 100 | 中 | △ | シャープ | しっかり | ○ | スチール 110〜120g 帯から乗り換える上級層 |
シリーズ全体で「中元調子の手元しなり × ダブルバイアス構造の低トルク × 先端高剛性」というプロファイルを共有し、UT に求められる「球の上がりやすさ」よりも「ピンをデッドに狙うコントロール性」を優先する設計。重量帯が上がるほど先端剛性の効きが強まり、しなり戻りはよりタイトに感じられる構成と公式・販売店レビューが共通して紹介している。
HS 40〜45m/s 帯で UT に方向性を求める中級〜上級者には Basileus Tour UT 90。UT 用には珍しいダブルバイアス構造の低トルク設計に中元調子の手元しなりを組み合わせ、自分のタイミングでインパクトを作るテクニカルヒッターに対し、ピンをデッドに狙う精密高弾道を提供すると公式が説明している。
HS 45m/s 以上のハードヒッターや、現在スチールシャフトの 110〜120g 帯を使用していてカーボンへ乗り換えたい層には Basileus Tour UT 100。100g 帯のコントロール志向 UT カーボンは選択肢が限られるなか、ダブルバイアス構造の低トルクと先端高剛性で「叩けるインパクト × 暴れない弾道」を両立する設計が、強い入力を受け止めると公式・販売店解説で紹介されている。
同じバシレウス内の UT 系列の住み分けでは、Basileus UT(BU)がボロン素材を全長使用した先中調子で AB マップ「C」ゾーン=弾道高さ・飛距離性能を追求するモデル。一方の Basileus Tour UT(BTU)は中元調子でダブルバイアス構造の低トルク設計、AB マップ「D」ゾーン=コントロール・方向性を追求するモデルと、同じ UT 専用ながらキャラクターが明確に分かれている。「球を上げて飛ばしたいなら UT、ピンを狙う方向性なら Tour UT」が選び分けの軸となる。
ドライバー側のセッティングとの噛み合いでは、Tour UT のターゲットは公式が「リストワークでコントロールするテクニカルヒッター」と説明しており、ドライバーで Tri:Spada / αⅡ など剛性高めモデルを使う層が UT のスロットだけ Tour UT で揃えやすい。アイアンが N.S.PRO MODUS3 や Dynamic Gold S200 など 110g 前後のスチールであれば、Tour UT 100 が重量フロー上もっとも自然に繋がる。
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・低弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・低弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| Basileus Tour UT 90 |
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| Basileus Tour UT 100 |
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