性能・特性
- 飛距離性能: 先中調子らしいはっきりとしたバット剛性と先端の粘りにより、ヘッド加速を促進します。パワーヒッターは強く握り込んで打ち込んでもヘッドが走るため飛距離性能を発揮しやすく、中弾道で安定した強いドロー弾道が得られます。軽めのスペックでは高弾道ドローとなりやすく、キャリーとランの両方で安定した飛びが期待できます。
- トルク: 軽量モデルではトルクが5~6台と高めでやや手元が走る感覚があり、しなりを感じやすい仕様です。一方で重いモデル(72g以上)は3.2~3.4度と低トルクになり硬くシャープな挙動を示します。重めスペックほど撓り戻りが抑制されるため、ミートの安定性が高まります。
- キックポイント: すべてのモデルが先中調子です。打ち出し角が高く上がりやすく、先端部の追従性が良いため、アスリート系ヘッドとの相性も良好です。高慣性モーメントヘッドの使用時でも弾道がまとまりやすく、しっかり飛距離を稼げる特性があります。
- 振動数・フレックス: フレックス幅が広く、重さ・硬さで振動数に大きな差があります。重いスペックほど振動数が高くソリッドな打感で振り心地がしっかりしており、軽いスペックは振動数が低めでしなりを感じる柔らかい打感です。いずれも高剛性カーボン素材を用いており、ボール初速の伝達効率は高く設計されています。
おすすめユーザー
TOUR AD CQは「飛ばしつつ球をつかまえたい」ゴルファーに適しています。特に
スライサー(右へのミスに悩む人)には効果的で、ボールをしっかりつかまえたドローボールでの飛距離アップを狙えます。また先中調子の特性から、
ヘッドスピードが速い上級者・競技者にも向いています。ヘッドを走らせながら安定した弾道を狙えるため、自分で球筋を操りたい気持ちの良い打ち手や、先調子系シャフトの扱いに慣れているゴルファーにもおすすめです。加えて、振り遅れを抑えバックスピンをある程度確保しつつ右へのミスを防ぎたい人にも適しており、石川遼選手やツアープロが使用する信頼感もその理由の一つです。