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初級向け

フェアウェイ・移動とカートのマナー

ショットとショットの「あいだ」は、見落とされがちですが所作が出る場面です。カートをどう走らせ、自分のボールをどう管理し、どう効率よく動くか——派手さはないものの、ここが乱れると同伴者にも後続組にも迷惑がかかります。このページは『カートの扱い』と『自分のボール管理』に絞って整理し、進行・安全・コース保護はそれぞれの専門ガイドへ送ります。

移動中の3つの基本:カートの扱い・自分の球管理・効率よく動く
カート・球管理・段取り

カートの扱い(走行・運転・乗り降り)

カートのルールはコースごとに大きく異なります。まずはその日のコースの指示・掲示に従うのが大前提です。

  • 走行ルート: 「カート道(路)限定」か「フェアウェイ乗り入れ可」かはコース・季節・天候で変わります。乗り入れ可でも、グリーン周り・ティー周り・ぬかるみへの進入を禁じる掲示が出ていることが多いので従います。
  • 運転と速度: 急発進・急ハンドル・スピードの出し過ぎをしない。運転を交代するときも同じ。脇見運転をしない。
  • 乗り降り・坂: 停めるときはブレーキ(パーキングブレーキ)を確実に。坂道や傾斜地では特に確認します。乗り降りは完全に停止してから。
  • 定員と安全: 定員を超えて乗らない。走行中は手や足を車外に出さない。クラブや荷物がはみ出したまま走らない。

リモコン式・乗用・手引きなどカートの形態でも作法は変わります。不明点はスタート前にスタッフへ確認しておくと安心です。

自分のボール管理(誤球を防ぐ)

移動して自分の球を打つとき、最も気をつけたいのが誤球(ごきゅう=他人の球を打ってしまうこと)です。これは『マナー』ではなくルール(規則)の領域で、罰打がつきます

  • スタート前に、自分の球の銘柄と番号、付けた目印を把握しておく。同伴者と同じ銘柄・番号が重なっていないかも確認し、必要なら油性ペンで自分の印を付けます(規則7.2でも識別マークが推奨されています)。
  • 打つ前に、その球が本当に自分の球か確認してから打つ。少しでも疑わしければ近づいて確かめます。
  • 誤球を打つと、ストロークプレーでは一般の罰(2罰打)、マッチプレーではそのホールの負けとなり、正しい球で訂正が必要です(規則6.3c)。罰の有無まで含めてルールで決まるので、マナーの工夫(印を付ける・よく確認する)と、ルール上の処置は分けて考えます。
  • 球が林やラフに入ったときも、探す・打つの過程で芝を必要以上に踏み荒らさない。出すことだけに気を取られてコースを傷つけないよう配慮します。

なお、球が見つからない・OBになりそうなときに打つ暫定球は、進行を速める有効な手段ですが、その打ち方・処置・罰打の扱いはルールの領域です。

効率よく動く段取り

移動の段取りひとつで、組全体の動きは大きく変わります。ムダな往復をなくす意識を持ちます。

  • カートや荷物は、グリーンや次のショット地点から次のティーへ出やすい側に置く。打ち終わってすぐ進める位置取りを心がけます。
  • 複数人で乗っているときは、それぞれの球の位置を見ながら効率よく回る。手前の人の球から順に寄る、近い人から打つなど、行ったり来たりを減らします。
  • 自分の番が来てから準備を始めず、移動中に距離やクラブを考えておくと、止まらずに打てます。

こうした『待たせない段取り』の詳しい考え方(レディゴルフ・ボール探しの切り上げ)は進行のマナーで、削れた芝の跡を直す目土はコース保護のマナーでまとめています。

やりがち NG → 正しい所作

✗ やりがち自分の球の銘柄・番号を覚えておらず、止まっていた球をそのまま打つ。
○ 正しい所作スタート前に銘柄・番号と目印を把握し、打つ前に自分の球か確認する。
✗ やりがちフェアウェイ乗り入れ可だからと、グリーンやティーのきわまでカートで乗り入れる。
○ 正しい所作掲示の進入禁止エリアを守り、指定の側・カート道に従って停める。
✗ やりがち球のそばで止まってからクラブを選び、毎回そこで時間が止まる。
○ 正しい所作移動中に距離とクラブを決め、荷物は次のティーへ出やすい位置に置く。

よくある質問

他人の球を打ってしまいました(誤球)。罰はありますか?

あります。これはマナーではなくルールの問題で、ストロークプレーでは一般の罰(2罰打)、マッチプレーではそのホールの負けとなり、正しい自分の球で訂正してプレーを続けます(規則6.3c)。訂正しないまま次のホールへ進むと失格になることもあります。だからこそ、自分の球の銘柄・番号を把握し、打つ前に確認することが大切です。

カートはフェアウェイに乗り入れていいのですか?

コースによります。「カート道(路)限定」のコースもあれば、「フェアウェイ乗り入れ可」のコースもあり、同じコースでも季節・天候で変わります。乗り入れ可の場合でも、グリーン周り・ティー周り・ぬかるみは進入禁止のことが多いので、その日の掲示やスタッフの指示に必ず従ってください。

カートを運転するとき、何に気をつければいいですか?

急発進・急ハンドル・スピードの出し過ぎをしないこと、停めるときはブレーキ(パーキングブレーキ)を確実にかけること、坂道や乗り降りでは完全に停止してから動くことです。定員を守り、走行中に手足を車外に出さないこと、運転を交代するときも同じ注意を払うことも大切です。

ボールに自分の印を付けたほうがいいですか?

はい。同伴者と銘柄・番号が重なることはよくあり、油性ペンで自分だけの目印を付けておくと誤球を防げます。ゴルフ規則でも、プレーする球に識別マークを付けることが推奨されています(規則7.2)。マークは罰を避けるための備えであると同時に、確認の手間とトラブルを減らすマナーでもあります。

あわせて読む: ゴルフルール完全ガイド →

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出典・公式リンク

最終更新: 2026-06-06