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ゴルフコンペのマナー

コンペは普段のラウンドと違い、幹事の運営、ハンディを使った順位づけ、表彰や懇親まで含む「集まり」です。基礎マナーは各テーマ記事に譲り、ここではコンペという場面だからこそ気をつけたい差分だけを、幹事側・参加者側の両面から整理します。

コンペの流れ:幹事準備→受付集合→プレー→表彰精算
幹事準備から表彰まで

幹事の役割(競技方法・進行・表彰の準備)

幹事は当日の運営者です。準備と段取りがコンペ全体の満足度を決めます。

  • 競技方法を事前に決めて全員へ周知する。ストロークプレーか、ハンディを使ったネット戦か、当日ハンディ方式(新ペリアなど)を採るか。順位の決め方や同スコア時の取り扱いまで含め、スタート前に共有しておくと後の不満が出ません。
  • 組み合わせとスタート時刻を組む。実力・間柄・移動を考えて組を決め、各自に集合時刻と組を早めに伝えます。
  • 進行を管理する。前後の組との間隔や終了予定を意識し、遅れが出そうなら声をかけます。進行そのものの作法は専用記事に譲ります。
  • 賞品・表彰を準備する。優勝・準優勝のほか、ブービーやニアピン・ドラコンなど、初心者も楽しめる賞を用意すると場が和みます。

競技方法そのもの(ストロークプレー・マッチプレー・ステーブルフォード・新ペリアなど)の規則と選び方は、競技フォーマット にまとめています。

参加者の振る舞い(時刻厳守・正確なスコア申告)

参加する側にも、コンペならではの心がけがあります。

  • 集合時刻を必ず守る。幹事は受付・集金・組分けで動いています。一人の遅刻が全体のスタートを遅らせるため、時間には余裕を持って到着します。
  • スコアは正確に申告する。多くのコンペは自己申告制で、同伴者(マーカー)が確認します。各ホールのスコアの記入責任はプレーヤー本人にあり、正式な競技では実際より少ないスコアを提出すると失格の対象になります。見栄やうっかりでごまかさず、ありのままを書くのが大前提です。
  • 結果は気持ちよく受け止める。ハンディ戦では実力者が必ず勝つとは限りません。勝っても負けても淡々と。同伴者の好プレーは素直にたたえます。

ハンディ・表彰・公平性

コンペの醍醐味は、技量の違う人が同じ土俵で競い合える点にあります。ハンディキャップは、技量の異なるプレーヤーが公平に競い合えるようにするための仕組みです。

  • 当日ハンディの方式は事前に明示する。新ペリア(新ペリア方式)やペリア方式は、あらかじめ伏せて選んだ「隠しホール」のスコアをもとに、その日の推定ハンディを算出してネットスコアで順位を決める、コンペ運営上の慣習的な方法です。公式のハンディキャップ規則とは別物で、対象ホール数や係数は方式・主催者によって異なります。細かな計算式に触れるより、「どの方式を使うか」を全員に共有しておくことが公平感につながります。
  • 同スコア時の決め方も先に決めておく。後半スコアの比較(カウントバック)など、決着の付け方を事前に告知しておくと、結果発表でもめません。
  • 結果発表では配慮を忘れない。最下位やスコアの悪かった人を笑いものにしない。賞は楽しく、誰もが気持ちよく帰れる雰囲気づくりを優先します。

コンペ後の精算・写真・SNSへの配慮

ラウンドが終わってからも、コンペならではの気配りがあります。

  • 精算は手早く正確に。会費や賞品代の集め方・返し方の作法は専用記事にまとめています。
  • 集合写真は声をかけてから。撮影に入る前に一言かけ、写りたくない人に無理強いしません。
  • SNS投稿は本人の同意を前提に。顔が写った写真や個人のスコア・順位をネットに公開するときは、写っている人・名前が出る人の了承を取ってからにします。「楽しかった記録」が、誰かにとっては望まない公開になり得ます。迷ったら載せない、名前やスコアは伏せる、を基本にします。
  • 同伴者やキャディへの感謝を伝える。一日を一緒に過ごした相手への配慮は、コンペでも普段のラウンドでも変わりません。

やりがち NG → 正しい所作

✗ やりがち受付ぎりぎりに到着し、集金や組分けで動く幹事を待たせる。
○ 正しい所作集合時刻に余裕を持って着き、受付・集金にすぐ応じられるようにする。
✗ やりがち見栄を張って、実際より少ないスコアを書いて提出する。
○ 正しい所作各ホールのスコアをありのままに記入し、マーカーと確認して出す。
✗ やりがち盛り上がった集合写真や順位表を、本人に断らずSNSへ投稿する。
○ 正しい所作顔・名前・スコアの公開は本人の同意を取ってから。迷えば伏せる。

よくある質問

新ペリア方式とは何ですか?

あらかじめ伏せて選んだ「隠しホール」のスコアをもとに、その日の推定ハンディを算出し、グロス(実際の打数)から引いたネットスコアで順位を決める、コンペでよく使われる方法です。公式のハンディキャップ規則とは別の運営上の慣習で、対象ホール数や計算の係数は方式・主催者によって異なります。どの方式を使うかは幹事が事前に全員へ知らせておきましょう。

コンペで遅刻しそうなときはどうすればいいですか?

わかった時点ですぐ幹事に連絡します。幹事は受付・集金・組分けで動いており、連絡が早いほど組の入れ替えなど対応がしやすくなります。当日の連絡先は事前に控えておきましょう。

コンペの写真をSNSに上げても大丈夫ですか?

写っている人・名前やスコアが出る人の同意を取ってからにしましょう。顔出しや順位の公開を望まない人もいます。迷うときは投稿しない、名前やスコアを伏せるのが無難です。

ハンディがあるのに実力者が勝つのは不公平では?

ハンディキャップは技量の異なる人が公平に競えるようにする仕組みですが、当日ハンディは数ホールの出来で上下するため、運の要素も入ります。勝敗にこだわりすぎず、誰もが楽しめる場として受け止めるのがコンペのマナーです。

あわせて読む: ゴルフルール完全ガイド →

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出典・公式リンク

最終更新: 2026-06-09