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障がいを持つプレーヤーのための規則

ゴルフには、障がいを持つプレーヤーが他のプレーヤーと公平にプレーできるよう、いくつかの規則を修正する仕組みがあります。それが規則25です。2023年規則からは、これまで独立した文書だった「障がいを持つプレーヤーのための規則の修正」が、規則25として本規則に正式に組み込まれました。この記事では、規則25の位置づけと、対象となるカテゴリーごとの修正の考え方を、敬意をもって、やさしく整理します。具体的な処置や規則番号の細部はカテゴリーごとに異なるため、確実な枠組みだけをまとめ、細部は一次資料へご案内します。

規則25の4カテゴリー:視覚障がい/切断/移動補助具/知的障がい
4つのカテゴリーごとに規則を修正。2023年から全競技に適用されます。

規則25とは(2023年規則で本規則に統合)

規則25は、障がいを持つプレーヤーが、障がいのないプレーヤー・同じ障がいのプレーヤー・異なる種類の障がいのプレーヤーと公平にプレーできるよう、一部の規則を修正するものです(規則25の目的)。

2019年以前、この修正は「障がいを持つゴルファーのためのゴルフ規則の修正」という独立した文書で示され、適用するには委員会がそれを採択する必要がありました。これが2023年規則で規則25として本規則に正式に組み込まれ、規則25.1(概要)では「規則25は、すべてのプレー形式を含むすべての競技に適用される」と定められています。つまり、委員会が別途採択しなくても、対象となるプレーヤーは規則25の修正規則を使えるようになりました。

どの修正規則を使えるかは、プレーヤーの障がいのカテゴリーと適格性によって決まります。プレーヤーの適格性や、障がいを持つプレーヤーが参加する競技運営の指針は、委員会の措置・セクション5Dにまとめられています。用具については用具規則がそのまま適用され(一部の例外を除く)、医療上の理由による用具の使用は規則4.3bが扱います。

対象となる4つのカテゴリーと修正の考え方

規則25は、次の4つのカテゴリーについて規則を修正します(規則25.1)。具体の処置はカテゴリーごとに細かく分かれるため、ここでは考え方の概要にとどめます。

これら4つ以外の障がい(神経・整形外科的な障がい・低身長・聴覚障がいなど)は、現時点で規則修正の必要が確認されていないため規則25では扱われていません(規則25.1)。

援助者(エイド)は、原則として規則上キャディーと同じ立場で扱われます。プレーヤーは両方を同時に持てますが、援助者は同時に1人までで、超えると一般の罰の対象になります(規則10.3a(1)に準じる)。カテゴリー別の細かな処置・規則番号は誤りやすいため、適用にあたっては必ず下記の一次資料をご確認ください。

一緒にプレーする場合と委員会の役割

規則25は、カテゴリーの異なるプレーヤー同士でも、障がいのあるプレーヤーと障がいのないプレーヤーが一緒にでも公平にプレーできることを目的としています(規則25の目的)。各プレーヤーが、自分のカテゴリーで認められた修正規則を使う、という考え方です。知的障がいと身体障がいの両方があるプレーヤーには、委員会が規則25内の規定を組み合わせて用いることが推奨されています(規則25.5e)。

また、規則25.6には全カテゴリーに共通する一般規定があります。

こうした運営面の判断は委員会に委ねられ、プレーヤーの適格性を含む詳しい指針は委員会の措置・セクション5Dにあります。罰を伴わない作法(あいさつや同伴者への配慮など)はゴルフコースでのマナーを、ハンディキャップの仕組みは下のリンクもあわせてご覧ください。

よくある誤解 → 正しい理解

✗ よくある誤解障がいを持つプレーヤーのための修正規則は、委員会がローカルルールで採択しないと使えないと思っている。
○ 正しい理解2023年規則で規則25として本規則に組み込まれ、すべての競技・すべてのプレー形式に適用されます(規則25.1)。対象となるプレーヤーは、委員会の別途採択がなくても該当する修正規則を使えます。
✗ よくある誤解援助者(エイド)が付くと、好きなだけ人数を増やして手伝ってもらえると思っている。
○ 正しい理解援助者は規則上キャディーと同じ立場で、同時に1人までです。これを超えると一般の罰の対象になります(規則10.3a(1)に準じる)。援助者とキャディーを同時に持つことは認められます。
✗ よくある誤解規則25があれば、障がいの種類にかかわらず誰でも同じ修正が受けられると思っている。
○ 正しい理解認められる修正はカテゴリー(視覚障がい・切断・移動補助具・知的障がい)ごとに定められています。どの修正を使えるかはプレーヤーのカテゴリーと適格性で決まります(規則25.1)。

よくある質問

規則25とは何ですか?

障がいを持つプレーヤーが、障がいのないプレーヤーや、同じ・異なる障がいのプレーヤーと公平にプレーできるよう、一部の規則を修正するものです。2023年規則で、従来の独立文書から規則25として本規則に組み込まれ、すべての競技・すべてのプレー形式に適用されるようになりました(規則25.1)。

どんなカテゴリーが対象になりますか?

規則25は、目が見えないプレーヤー(一定の視覚障がいを含む・規則25.2)、切断障がいのプレーヤー(規則25.3)、移動補助具を使うプレーヤー(車椅子・杖・クラッチなど・規則25.4)、知的障がいのプレーヤー(規則25.5)の4つのカテゴリーを対象に、それぞれ規則を修正します。これら以外の障がいは、現時点で修正の必要が確認されていないため規則25では扱われていません。

援助者(エイド)とキャディーは何が違いますか?

援助者は原則として規則上キャディーと同じ立場として扱われますが、カテゴリーごとに例外があります。プレーヤーは援助者とキャディーを同時に持つことができ、両方からアドバイスを受けられます。ただし援助者は同時に1人まで(規則10.3a(1)に準じる)です。

障がいのあるプレーヤーと、ないプレーヤーが一緒に競技できますか?

できます。規則25は、カテゴリーの異なるプレーヤー同士でも、障がいのあるプレーヤーと障がいのないプレーヤーが一緒でも公平にプレーできることを目的としています。各プレーヤーが自分のカテゴリーで認められた修正規則を使います。プレーヤーの適格性や競技運営の詳しい指針は、委員会の措置・セクション5Dにまとめられています。

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出典・公式リンク

最終更新: 2026-06-09