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画像提供:楽天GORA
千葉県長生郡長南町又富、房総の丘陵地に広がる18ホールである。設計は安田幸吉で、コースが完成したのは1978年。運営は小湊鐵道グループ。ベントとコウライの2グリーンを持ち、ベント使用時のバックティは6,806ヤード、コウライ使用時は6,488ヤード(OUT/IN合計)。楽天GORAの基本情報では面積は約100万平方メートル。圏央道の茂原長南ICから最も近いゴルフ場を名乗り、川崎浮島JCTからは約45分。JR大崎駅西口からの直行バスプラン(平日)と、JR五井駅発のクラブバスがあり、電車で来ても回れる。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
公式サイトのトップに置かれているのは料金でも景色でもなく、設計者の言葉である。1978年、コースの完成後に安田幸吉はこう言ったと伝えられている。「初級者にやさしく、上級者には難しい、そんな骨格のコースに仕上がりました。30年間、草木を大切に育ててください。最高のコースになりますから」。クラブはこれを「安田幸吉の哲学」として掲げ、「良いスコアが出るコースが良いコースでしょうか。私たちはそうは思いません」「やさしいコースではありませんが…、成長した草木とともにお待ちしております」と自ら書き添えている。
この言葉が示しているのは、完成時点を最高の状態としない設計思想である。フェアウェイは広く取り、1番は「フェアウェイは広々としているので思い切りのよいショットでスタート出来る」、16番は「全ホールがティグラウンドより見えるロングホールで、フェアウェイは広い」。骨格は素直だが、育った樹木と谷、そして2グリーンの使い分けが上級者への難度を作っている。クラブハウスの紹介文も「時になじんだクラブハウス」「広い窓から見えるメタセコイアの向こうに9番グリーン」と、時間が経ったことを価値として書いている。
公式のコース紹介が「とくに名物ホールの4番ロングホールは、左右に曲げることは禁物で、安全に池越えを狙う事がポイントです」と、18ホールの中で唯一名物として挙げるホールである。ベント使用時でバック550ヤードのパー5、ハンディキャップ1。ホール解説では「池越えの豪快なロングホールで真直ぐなホールなので気持ちを楽にして確実にショットを。スライス・フックする人は安全に池越えを」とあり、曲がる人ほど刻めという指示になっている。豪快に見えて、実際に問われるのは曲げないことである。
ホールへ行くのに全長130メートルの橋を渡る、というのがこのホールの説明の始まりである。ベントグリーンを使う日は手前が谷で、公式は「手前の谷へ落とさぬよう注意することが肝要」と書く。ニアピン推奨ホールでもある。移動そのものが記憶に残る、このコースの地形をいちばん端的に示す1ホールである。
公式は「ティグラウンドから全ホールを見通してのクラブハウスの景色はすばらしい」と、攻略ではなく景色から書き始める。そのうえで「ミドルホールとは思えぬ程の距離感のあるホール。右OB」と続ける。ハンディキャップ6で、見通しが良いぶん距離が正確に伝わらない。最後にもう一度、右を嫌わせるホールである。
このコースはベントとコウライの2グリーンで、その日どちらを使うかで全長が大きく動く。バックティでベント使用時は6,806ヤード、コウライ使用時は6,488ヤード。同じホールでも狙う方向とグリーン手前の障害が変わるため、公式のホール解説も3番「ベントは右OBに充分注意を」、8番「ベントグリーンでは手前の谷へ落とさぬよう注意することが肝要」と、ベント使用時だけの注意を書き分けている。使用グリーンは公式のお知らせで告知される。
公式は「アウトコースは、ショットの正確さが要求されます」としたうえで、「インコースの12、13、14、15ホールは、非常に難易度が高くショットの方向性、ボールの落としどころがスコアメイクの鍵になります」と、難所の場所を名指ししている。実際に12番はグリーン奥のOB、13番は右ドッグレッグで二段グリーン、14番はハンディキャップ2の長いミドル、15番は「ピンポジションによっては非常に難易度の高いホールとなる」パー3である。
房総の地形を使ったコースらしく、谷の話が何度も出る。5番は「ティグラウンドより左に見える谷がメンタルなホール」、6番は「右側に喰い込んだ2つの谷が障害となるので安全に左を」、8番は「全長130メートルの橋を渡ってのショートホール」、9番は「ティグラウンド前の谷を気にせずに」。飛距離よりも、谷をどう越えるか・避けるかの判断が先に来る。
2番「右OBに注意」、3番「ベントは右OBに充分注意を」、7番「右は山、左は隣コースと危険」、12番「グリーン奥のOBに注意」、16番「右のOBと第1打の落し所が問題」、18番「右OB」。右へのミスが罰になるホールが並ぶ。
4番はバック550ヤード(ベント)の池越えのパー5で、公式は「真直ぐなホールなので気持ちを楽にして確実にショットを。スライス・フックする人は安全に池越えを」と書く。14番は緩やかな左ドッグレッグの長いミドルで、「第1打・第2打ともしっかりヒットしたい。パーセイブがスコアメイクの鍵」。派手なホールではなく、確実に打てるかを問うホールに難度が振られている。
| 所在地 | 〒297-0193 千葉県長生郡長南町又富804 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・6,806ヤード |
| グリーン | ベント・高麗の2グリーン |
| コースタイプ | 丘陵 |
| 設計 | 安田幸吉, 川村四郎 |
| 開場 | 1978-10-10 |
| 面積 | 1,000,000㎡ |
| ドラコン推奨 | 6.18 |
| ニアピン推奨 | 8.17 |
| 車 | 市原鶴舞IC から約 7km |
|---|---|
| 電車 | 五井駅 |
| クラブバス | あり ・JR内房線五井駅 五井駅 08:25発、ゴルフ場発15:20発、17:00発 ・運行日 毎日 ・完全予約制(プレー日の5日前まで電話にて予約をお願いします) ・市原鶴舞バスターミナル ・ゴルフ場発 16:25発 ・運行日 毎日 ・完全予約制(運行日の5日前まで電話にて予約をお願いします) |
| 練習場 | あり・12打席 あり 打席数:12打席 距離:220ヤード 料金:25球:¥400 使用球:コースボール アプローチ練習場あり バンカー練習場あり ドライバー使用不可 |
|---|---|
| キャディ | 全組セルフプレー |
| カート | 乗用カート(5人乗り) 誘導カート(リモコンあり) 乗り入れ不可 スコア集計機能なし GPSナビあり |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナなし パウダールームなし |
| レストラン | あり 営業時間:7:00~16:00 朝食あり バイキングなし 喫煙席なし |
| ドレスコード | クラブハウス内: ■ブレザー、ジャケットのご着用をお願い致します。 (夏期6月~9月は除く。) ■スリッパ、サンダル履きでの入退場はお断りします。 ■ブルゾン、ジャンパー、Tシャツでの入退場はお断りします。 ■ジーンズ、カーゴタイプ(大型のふた付外ポケット)のズボンでの入退場はお断りします。 ■襟と袖のあるシャツを着用し、裾をズボンの中に入れて下さい。 ラウンド中: ■タオル類を首や肩にかけないでください。 ■半ズボン着用時はハイソックスの着用を推奨しております。 ■危険防止、熱中症対策として帽子の着用をお願いします。 |
| 定休日 | 年中無休(2月と8月に1~2日間:施設管理のため) |
| 電話 | 0475-46-2311 |
ベントグリーンとコウライグリーンの2グリーンで、使用グリーンは公式サイトの「お知らせ」でご案内しています。バックティの全長はベント使用時が6,806ヤード、コウライ使用時が6,488ヤードと変わりますので、来場前にご確認ください。
2つの方法があります。1つはJR大崎駅西口バスターミナル(南改札口より徒歩3分、バス乗り場3)から出る平日限定の専用バスプランで、朝7時25分発・8時55分着、帰りは16時45分発です。大人片道2,000円、完全予約制でプレー日の3か月前から5日前までお電話(0475-46-2311)で受け付けます。もう1つはJR五井駅発のクラブバスで、朝は8時25分発です。
ジーパン、カーゴパンツ、スウェット、Tシャツ、タンクトップ、およびそれらに類似する服装での入退場はご遠慮いただいています。サンダル、スニーカー、草履、下駄、スリッパでの入退場、襟付きゴルフシャツ以外の服装、シャツの裾を出す着方、タオルを首に巻いたり腰から下げたりする行為もお控えください。ご来場時とクラブハウス内では上着の着用をお願いしています(夏期は除く)。
220ヤード・12打席のゴルフ練習場があります。1コイン400円で25球です。アプローチとバンカーの練習場もございます。なお近隣住民の安全確保のため、1階打席は220ヤードを越える練習を禁止しており、2階打席はアイアンのみの練習となります。
アウトコースはショットの正確さが求められます。インコースでは12番から15番の4ホールが難易度が高く、ショットの方向性とボールの落としどころがスコアメイクの鍵になります。ハンディキャップ1は池越えの4番、2は長いミドルの14番です。
最終確認日:2026-09-06