ゴルフの資格 / 一覧 / 一般財団法人消防試験研究センター
ガソリン・軽油など引火性液体(第4類危険物)を取り扱える国家資格。ゴルフ場では、乗用モアなどコース管理機械用の燃料を貯蔵・給油する施設の保安を担う人が取る資格で、受験資格がなく誰でも受けられるため管理課で最初に取りやすい。
| 実務経験 | 0年(不要) |
|---|---|
| 受験資格 | 「受験資格は必要ありません。どなたでも受験できます。」(乙種および丙種)。学歴・年齢・実務経験の要件なし。 |
| 科目 | 危険物に関する法令、基礎的な物理学及び基礎的な化学、危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 |
| 試験の形式 | 法令15問・物化10問・性消10問の計35問、試験時間2時間。合格基準は「試験科目ごとの正答率がそれぞれ60%以上必要」で、総合点ではなく科目ごとに足切りがある。 |
| 実施 | 都道府県により異なる(東京都は年26回)(申込 試験日ごとに設定(東京都の例では試験日の約6週間前から2週間、令和8年4月4日試験は2月9日〜2月20日)) |
| 日程 | **実施回数は都道府県ごとに大きく違う。** 令和8年度の東京試験は年26回で、ほぼ毎週のように実施日がある。地方は年数回の県もあるため、全国一律の日程として扱わないこと。 |
| 更新 | 不要 免状自体の更新義務についての記載は確認したページにない(免状の写真の書換えは別制度)。 |
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 受験手数料(乙種) | 5,300円 |
受験手数料は全国共通で乙種5,300円(甲種7,200円・丙種4,200円)。令和8年度の東京試験案内でも「5,300円」を確認。
公表されている人数だけを載せています。合格率は同じ年・同じ母集団で受験者数と合格者数が揃ったときだけ算出しています。
| 年 | 人数 | 範囲 | 注記 |
|---|---|---|---|
| 2025 | 222,545 | — | 乙種第4類・全国計(令和7年度) |
| 2024 | 223,846 | — | 乙種第4類・全国計(令和6年度) |
| 2023 | 223,797 | — | 乙種第4類・全国計(令和5年度) |
| 2022 | 223,009 | — | 乙種第4類・全国計(令和4年度) |
| 2021 | 234,481 | — | 乙種第4類・全国計(令和3年度) |
| 2020 | 200,876 | — | 乙種第4類・全国計(令和2年度) |
| 2019 | 221,867 | — | 乙種第4類・全国計(令和元年度) |
| 2018 | 240,102 | — | 乙種第4類・全国計(平成30年度) |
| 2017 | 256,587 | — | 乙種第4類・全国計(平成29年度) |
| 年 | 人数 | 範囲 | 注記 |
|---|---|---|---|
| 2025 | 71,059 | — | 乙種第4類・全国計(令和7年度) |
| 2024 | 71,023 | — | 乙種第4類・全国計(令和6年度) |
| 2023 | 71,670 | — | 乙種第4類・全国計(令和5年度) |
| 2022 | 70,211 | — | 乙種第4類・全国計(令和4年度) |
| 2021 | 84,564 | — | 乙種第4類・全国計(令和3年度) |
| 2020 | 77,466 | — | 乙種第4類・全国計(令和2年度) |
| 2019 | 85,669 | — | 乙種第4類・全国計(令和元年度) |
| 2018 | 93,667 | — | 乙種第4類・全国計(平成30年度) |
| 2017 | 88,328 | — | 乙種第4類・全国計(平成29年度) |
消防庁の危険物規制事務統計表(令和2年度〜令和6年度)と、消防試験研究センターの年度別「試験実施状況」ページ(平成29年度〜令和7年度)の両方から取った。両者が重なる令和6年度は受験者223,846人・合格者71,023人で一致している。乙種第4類だけで危険物取扱者試験全体の受験者の7割を占める。
令和6年度(2024年度)の年度通年値。消防庁「令和6年度 危険物規制事務統計表」による(乙種第4類が受験者223,846人=全体の70.8%、合格者71,023人=同58.2%)。applicantsは受験者数(申請者数ではない)。なお消防試験研究センターの「試験実施状況」ページは四半期・月次の掲載で、年度別のアーカイブページ(/result/6/ 等)は本確認時点で403のため開けていない。
危険物取扱者の乙種第4類は、ガソリンや灯油、軽油といった引火性液体を扱うための資格である。試験は法令、物理・化学、危険物の性質と消火方法の3科目で、法令・物化・性消の3分野から出題される。受験資格は無く誰でも受けられる。
見落とされやすいのが合格基準で、総合点ではなく科目ごとに一定の正答率が必要になる。3科目のうちひとつでも基準を下回れば、他がどれだけ高くても不合格になる。もうひとつ制度上の特徴が、実施回数が都道府県ごとにまったく違うことである。東京のように年に何十回も実施する地域もあれば、年数回しか行わない県もある。同じ国家資格でも、住んでいる場所によって受験機会の多さが大きく変わる。
ゴルフ場では、コース管理で使う機械の燃料や芝焼き用の燃料を保管するため、一定量を超える保管には有資格者の配置が要る。給油設備を持つ施設も同様である。受験者の多くは業務上の必要から受けているが、受験資格が無く費用も低いため、資格入門として受ける層も厚い。
この乙種第4類は危険物取扱者試験の受験者の大半を占め、日本で最も受験者の多い国家資格のひとつである。消防試験研究センターは年度ごとの受験者数・合格者数・合格率を公表しており、民間のゴルフ関連資格の多くが人数を出さないのとは対照的に、結果の分布が外から追える。数字を年度順に並べると、受験者数はおおむね横ばいで推移している一方、合格率は緩やかに下がっている。受験者の層が変わったのか出題が変わったのかは公表資料からは読み取れないが、通りやすさが以前と同じではないことは数字に出ている。
調べたうえで「公式に記載が無い」と確認した項目です。推測では埋めていません。
危険物取扱者試験(一般財団法人消防試験研究センター)(2026-09-09確認)
令和8年度(2026年度)危険物取扱者試験案内〔東京試験〕(消防試験研究センター・PDF)(2026-09-09確認)
令和6年度 危険物規制事務統計表(総務省消防庁・PDF)(2026-09-09確認)
危険物施設に関する統計情報(総務省消防庁)(2026-09-15確認)
令和5年度 危険物規制事務統計表(総務省消防庁・PDF)(2026-09-15確認)
令和4年度 危険物規制事務統計表(総務省消防庁・PDF)(2026-09-15確認)
令和3年度 危険物規制事務統計表(総務省消防庁・PDF)(2026-09-15確認)
令和2年度 危険物規制事務統計表(総務省消防庁・PDF)(2026-09-15確認)
平成29年度 危険物取扱者試験 実施状況(一般財団法人消防試験研究センター)(2026-09-17確認)
平成30年度 危険物取扱者試験 実施状況(一般財団法人消防試験研究センター)(2026-09-17確認)
令和元年度 危険物取扱者試験 実施状況(一般財団法人消防試験研究センター)(2026-09-17確認)
令和3年度 危険物取扱者試験 実施状況(一般財団法人消防試験研究センター)(2026-09-17確認)
令和4年度 危険物取扱者試験 実施状況(一般財団法人消防試験研究センター)(2026-09-17確認)
令和5年度 危険物取扱者試験 実施状況(一般財団法人消防試験研究センター)(2026-09-17確認)
令和7年度 危険物取扱者試験 実施状況(一般財団法人消防試験研究センター)(2026-09-17確認)
公式: 危険物取扱者試験(消防試験研究センター) / 令和8年度 危険物取扱者試験案内〔東京試験〕(PDF) / 令和6年度 危険物規制事務統計表(消防庁・PDF)