ゴルフの資格 / 一覧 / 中央職業能力開発協会
造園工事作業の技能を国が証明する国家検定(技能検定)。ゴルフ場では、コース内の樹木の剪定・移植や修景工事といった手を動かす作業の品質を担保する立場で効き、施工管理側の造園施工管理技士と対になる。1級は実務経験7年以上が要り、造園作業の技能では最上位にあたる。
| 実務経験 | 7年 |
|---|---|
| 受験資格 | 1級の受検資格は実務経験「7年以上」(2級合格などにより短縮される区分があるが、標準は7年以上)。 |
| 科目 | 実技試験(造園工事作業)、学科試験 |
| 試験の形式 | 実技試験と学科試験の両方に合格する必要がある。合格基準は「100点を満点として、原則として、実技試験は60点以上、学科試験は65点以上」。 |
| 実施 | 年2回(前期・後期)(申込 前期は4月中旬受付、後期は10月中旬受付) |
| 日程 | 前期は実技が6月中旬〜9月上旬、学科が7月末〜9月上旬。後期は実技が11月下旬〜翌年2月下旬、学科が翌年1月末〜2月中旬。**実施は都道府県ごとで、造園職種を実施する期・日程は都道府県により異なる**(受検申請書の受付・試験実施は各都道府県職業能力開発協会が行う)。 |
| 更新 | 不要 国家検定のため更新義務の記載はない。 |
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 受検手数料・実技試験(標準額) | 18,200円 | |
| 受検手数料・学科試験(標準額) | 3,100円 |
掲載額は標準額で、「検定職種ごとに各都道府県において定められています」とされる。**都道府県により実額が異なるため、全国一律の金額として扱わないこと。**
公表されている人数だけを載せています。合格率は同じ年・同じ母集団で受験者数と合格者数が揃ったときだけ算出しています。
| 年 | 人数 | 範囲 | 注記 |
|---|---|---|---|
| 2024 | 609 | — | 受検申請者数(造園・造園工事作業、令和6年度) |
| 2023 | 597 | — | 受検申請者数(造園・造園工事作業、令和5年度) |
| 2022 | 769 | — | 受検申請者数(造園・造園工事作業、令和4年度) |
| 2021 | 807 | — | 受検申請者数(造園・造園工事作業、令和3年度) |
| 2020 | 220 | — | 受検申請者数(造園・造園工事作業、令和2年度) |
| 2019 | 850 | — | 受検申請者数(造園・造園工事作業、令和元年度) |
| 年 | 人数 | 範囲 | 注記 |
|---|---|---|---|
| 2024 | 235 | — | 合格者数(造園・造園工事作業、令和6年度) |
| 2023 | 207 | — | 合格者数(造園・造園工事作業、令和5年度) |
| 2022 | 268 | — | 合格者数(造園・造園工事作業、令和4年度) |
| 2021 | 336 | — | 合格者数(造園・造園工事作業、令和3年度) |
| 2020 | 66 | — | 合格者数(造園・造園工事作業、令和2年度) |
| 2019 | 294 | — | 合格者数(造園・造園工事作業、令和元年度) |
技能検定は「受検申請者数」と「合格者数」だけが公表され、実際に受検した人数は公表されていない。合格率も受検申請者数を分母に算出されている。等級別の内訳が公表されているのは令和6年度までで、令和7年度は職種計(受検申請者3,580人・合格者2,173人)のみ公表されている。造園職種の累計は昭和34年度〜令和6年度で受検申請者267,938人・合格者146,597人。
厚生労働省が e-Stat「技能検定実施状況」の第3表(職種別・等級別)で受検申請者数・合格者数・合格率を年度ごとに公表している。造園1級の令和6年度は 38.6%。分母は受検申請者数で、実際に受検した人数は公表されていない。
| 1973年 | 技能検定制度は昭和34年度(1959年度)に始まり、現在は職業能力開発促進法にもとづいて実施されている。造園(造園工事作業)は昭和48年度(1973年度)に1級・2級が新設された。なお厚生労働省の変遷表は政省令ベースで作成されており、「実際に技能検定試験を開始した時期と必ずしも一致するとは限らない」と注記されている。 |
|---|---|
| 1994年 | 造園職種に3級が新設された(平成6年度) |
平成29年度の造園1級受検申請者の男女比は男性96.0%・女性4.0%、合格者は男性96.4%・女性3.6%。厚生労働省が受検者の属性を公表したのは平成27〜29年度の3か年のみで、平成30年度以降は公表されていない。
造園技能士は、職業能力開発促進法にもとづく技能検定のひとつで、造園工事作業の技能を国が等級で認定する制度である。実技試験と学科試験の両方に合格する必要があり、どちらか一方だけでは資格にならない。合格基準は実技と学科で別に定められていて、実技のほうが求められる水準は緩やかである。
この検定で押さえておくべきなのは、**実施が都道府県ごとである**ことである。受検申請の受付も試験の実施も各都道府県の職業能力開発協会が行い、造園職種を前期・後期のどちらで実施するかも都道府県によって違う。受検手数料も標準額は示されているが、実額は都道府県が定める。全国一律の国家検定でありながら、受けるまでの条件は地域で変わる。1級 の受検には所定の実務経験が要る。
ゴルフ場のコース管理は、芝の管理だけでなく樹木の剪定、法面の整備、園路や修景の手入れまでを含む。造園技能士はその樹木・修景の側の技能を裏づける資格で、芝草管理技術者が芝に特化しているのと補い合う関係にある。造園業からコース管理に移る人が持っていることも多い。
統計の面では、厚生労働省がe-Statで職種別・等級別の受検申請者数と合格者数を年度ごとに公表している。ゴルフ関連の民間資格の多くが人数を出さないなかで、年次の推移を追える数少ない資格である。ただし分母は受検申請者数で、実際に受検した人数は公表されていない。申請したが受けなかった人が含まれるため、ここから計算される合格率は実際の通過率より低めに出る。この点を踏まえずに他の試験の合格率と並べると、造園技能士だけが難しく見えてしまう。
調べたうえで「公式に記載が無い」と確認した項目です。推測では埋めていません。
技能検定のご案内(中央職業能力開発協会)(2026-09-09確認)
技能検定 試験の内容(厚生労働省)(2026-09-09確認)
「技能検定」の実施状況まとめ ファイル一覧(e-Stat・厚生労働省)(2026-09-15確認)
第12表 職種別 受検申請者数の推移(1級、令和元年度〜令和6年度)(e-Stat)(2026-09-15確認)
第13表 職種別 受検申請者数の推移(2級、令和元年度〜令和6年度)(e-Stat)(2026-09-15確認)
第15表 職種別 受検申請者数の推移(3級、令和元年度〜令和6年度)(e-Stat)(2026-09-15確認)
第21表 職種別 合格者数の推移(1級、令和元年度〜令和6年度)(e-Stat)(2026-09-15確認)
第22表 職種別 合格者数の推移(2級、令和元年度〜令和6年度)(e-Stat)(2026-09-15確認)
第24表 職種別 合格者数の推移(3級、令和元年度〜令和6年度)(e-Stat)(2026-09-15確認)
令和7年度「技能検定」の実施状況(厚生労働省 報道発表 別添・PDF)(2026-09-15確認)
検定職種(作業)の主な変遷(厚生労働省・PDF)(2026-09-15確認)
平成29年度技能検定 受検実施状況(厚生労働省 技能振興ポータルサイト「技のとびら」)(2026-09-15確認)
第3表 職種別 受検申請者数、合格者数及び合格率(1級、令和6年度)(e-Stat)(2026-09-15確認)
第4表 職種別 受検申請者数、合格者数及び合格率(2級・随時2級、令和6年度)(e-Stat)(2026-09-15確認)
第5表 職種別 受検申請者数、合格者数及び合格率(3級・随時3級、令和6年度)(e-Stat)(2026-09-15確認)