WAGR (World Amateur Golf Ranking/世界アマチュアランキング) は、世界中の男子アマチュアゴルファーを 1 つの物差しで束ねる世界統一ランキングです。R&A と USGA が共同で運営し、大会の強さで重みづけしたポイントを 2 年間 (104週) 積み上げて順位を決めます。マスターズ・全米オープン・全英オープンといったメジャーや、ウォーカーカップなど対抗戦の代表選考に直結する、アマチュア界で最も重要な指標です。
| 順位 | 選手 | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | Jackson Koivun | 1634.03 |
| 2 | Benjamin James | 1307.32 |
| 3 | Preston Stout | 1296.60 |
| 4 | Christiaan Maas | 1216.67 |
| 5 | Jase Summy | 1155.25 |
| 6 | Filip Jakubcik | 1145.11 |
| 7 | Tyler Weaver | 1107.54 |
| 8 | Ethan Fang | 1076.15 |
| 9 | Luke Poulter | 1051.31 |
| 10 | Miles Russell | 1043.03 |
WAGR (World Amateur Golf Ranking) は、世界中の男子アマチュアゴルファーを国や所属を問わず 1 本の順位表にまとめた世界統一ランキングです。運営は全英ゴルフ協会にあたる R&A と全米ゴルフ協会 USGA の共同体制で、両者が設ける世界アマチュアランキング委員会が管理しています (WAGR 公式)。
男子と女子で別々のランキングを発行し、男子だけでも年間 4,000 を超える大会、100 か国以上、7,500 人以上の選手を対象とする大規模なシステムです (WAGR 公式)。大学ゴルフ・ジュニア・国別代表戦など、世界中のアマチュア競技をひとつの基準でつなぐのが最大の役割です。
WAGR は直近 104 週 (2 年間) のローリング集計です。対象となる「カウンティングイベント」での成績を積み上げ、ラウンド数で割った平均ポイントで順位を決めます (WAGR 公式)。
ポイントは 大会の強さ (フィールドストレングス) で重みづけされます。出場選手のランクが高い大会ほど 1 試合あたりの配点が大きく、強い大会で上位に入るほど効率よくポイントが伸びる仕組みです。これにより、弱い大会で勝ち星を量産するより、強豪が集う大会で結果を残す方が高く評価されます。
男子と女子は完全に別計算です。ランキングは毎週再計算され、毎週水曜の 12:00 (GMT) に更新・公表されます (WAGR 公式)。
WAGR はアマチュアの「実力証明書」として、主に次の場面で使われます。
| 順位 | 選手 | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | Jackson Koivun | 1634.03 |
| 2 | Benjamin James | 1307.32 |
| 3 | Preston Stout | 1296.60 |
| 4 | Christiaan Maas | 1216.67 |
| 5 | Jase Summy | 1155.25 |
| 6 | Filip Jakubcik | 1145.11 |
| 7 | Tyler Weaver | 1107.54 |
| 8 | Ethan Fang | 1076.15 |
| 9 | Luke Poulter | 1051.31 |
| 10 | Miles Russell | 1043.03 |
WAGR の上位 (とくに 1 位) を経験した選手は、その後プロで世界トップへ駆け上がるケースが多く、ランキングの実力予測としての確かさを物語っています。
元 WAGR 1 位からは、ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマス、ジョン・ラーム、ビクトル・ホブランといったメジャー優勝経験者が次々と巣立ちました。近年では 2023 年にゴードン・サージェントが 1 位として頭角を現しています。
2025 シーズンのマクコーマック・メダル (年末 1 位) は米オーバーン大のジャクソン・コイブン (Jackson Koivun) が受賞し、最新の WAGR 男子ランキングでも首位に立っています (WAGR 男子ランキング)。
WAGR とつながりの深い主なアマチュア競技は次のとおりです。
WAGR は世界アマチュアランキング、OWGR (Official World Golf Ranking) はプロを対象とした世界ランキングで、まったく別の順位表です。WAGR で上位だった選手がプロ転向後に OWGR を駆け上がる、という流れはよくありますが、両者は連動しておらずポイントも引き継がれません。
違います。日本ゴルフ協会 (JGA) のアマチュアランキングは国内大会が対象の国内ランキングで、WAGR は世界中の大会を対象とした世界ランキングです。ただし JGA の主要大会も WAGR のカウンティングイベントに含まれるため、国内の好成績は WAGR のポイントにも反映されます。
シーズン終了時に男子 WAGR 1 位だった選手はマクコーマック・メダルを受賞し、アマチュアのままなら翌年の全米オープンと全英オープンに出場できます (2012 年以降)。またマスターズや全米オープンの予選免除など、WAGR や主要アマ選手権の成績に基づく出場ルートが複数用意されています。
毎週水曜の 12:00 (GMT) に再計算・公表されます。直近 104 週 (2 年間) のローリング集計なので、古い成績は時間とともに集計対象から外れていきます。
はい。WAGR はアマチュア限定のランキングのため、プロ転向 (アマチュア資格の喪失) と同時にランキングから除外されます。プロ転向後はプロの世界ランキング OWGR の対象になります。
松山英樹が 2012 年に日本人として初めて WAGR 1 位に到達しました。その後、中島啓太が 2021・2022 年にマクコーマック・メダルを 2 年連続で受賞し、1 位在位は通算 83 週に及んでいます。
最終更新: 2026-06-01