写真: Keith Allison / Wikimedia Commons CC BY-SA
Se Ri Pak ・ パク セリ
「韓国女子ゴルフの母」。セリキッズ世代を生んだ伝説の開拓者。
韓国・大田出身。母国の韓国ツアーで頭角を現し、1998年に20歳でLPGAツアーに参戦すると、いきなり「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」と「全米女子オープン」のメジャー2勝を挙げて世界に衝撃を与えた。とくに全米女子オープンでは延長戦の末に劇的な優勝を飾り、その姿はテレビ中継を通じて韓国中に感動を呼んだ。この活躍に刺激を受けて育った世代は「パク・セリキッズ」と呼ばれ、申ジエやパク・インビをはじめ韓国女子ゴルフ黄金期を担う多くの名手を生み出す原動力となった。2002年には2つのメジャーを含む年間5勝を挙げて全盛期を築き、その後の不振を乗り越えて2006年にメジャー5勝目を獲得。2007年に韓国人として世界ゴルフ殿堂入りを果たした。2016年限りで現役を引退し、韓国ゴルフ界の象徴的存在として後進の育成や中継・指導の場で活躍を続けている。
力強いショットと粘り強いゴルフで、大舞台のプレッシャーに屈しない勝負強さを発揮した。とくにメジャーや延長戦など極限の場面での集中力に定評があり、難コースでもスコアをまとめる総合力を備えていた。先駆者として道を切り拓いた精神的な強さそのものが、後に続く世代の手本となった。