BRAND

PXG

PXG (Parsons Xtreme Golf)

GoDaddy 創業者が立ち上げた米国超ハイエンド。Black Ops と 0311 が看板の総合ブランド

2014年創業アメリカアリゾナ州スコッツデール
ハイエンド
構成(シリーズ単位) 総合型(全クラブ種カバー)
ドライバー: 3シリーズ (8本) フェアウェイウッド: 2シリーズ (3本) ユーティリティ: 2シリーズ (2本) アイアン: 5シリーズ (11本) ウェッジ: 3シリーズ (3本) パター: 3シリーズ (19本) 18 シリーズ
  • ドライバー 3 シリーズ/8本
  • フェアウェイウッド 2 シリーズ/3本
  • ユーティリティ 2 シリーズ/2本
  • アイアン 5 シリーズ/11本
  • ウェッジ 3 シリーズ/3本
  • パター 3 シリーズ/19本
リリース本数推移(直近10年) 急増・ピーク 2025年(22本)
2016年: 0本 2017年: 0本 2018年: 0本 2019年: 0本 2020年: 0本 2021年: 0本 2022年: 3本 2023年: 4本 2024年: 17本 2025年: 22本
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025

PXGとは

## GoDaddy 創業者が立ち上げた、価格破壊の超ハイエンド

PXG(Parsons Xtreme Golf)は2014年、ドメイン登録大手 GoDaddy の創業者であるボブ・パーソンズがアメリカ・アリゾナ州スコッツデールで立ち上げた米国クラブブランドです。創業時のアイアン1本あたり価格が当時の業界相場の3倍を超える70万円超に設定され、「世界一高いゴルフクラブ」として業界の話題をさらいました。当初は超富裕層向けの限定流通でしたが、その後ラインナップを拡張し、現在は一般市場向けの価格帯モデルも展開しています。

本社はアリゾナ州スコッツデール。代表シリーズは中空鍛造アイアンの 0311 系(歴代基幹)、ドライバーの Black Ops、パターの Battle Ready、ウェッジの Sugar Daddy が看板です。技術的にはヘッド内部にハニカム TPE(熱可塑性エラストマー)を充填して振動と打感を制御する独自構造、超精密 CNC 削り出し、ロフト・ライ角・ヘッドウェイトを全方向に調整できる多軸チューニング機構が特徴で、個別フィッティングを前提にしたプレミアムブランドとしてのポジションを確立しています。

PXGの特徴

現行ラインナップは中空鍛造アイアンの 0311 系(GEN6、Black Ops 0311 など世代展開)、ドライバーの Black Ops 系、パターの Battle Ready シリーズ、ウェッジの Sugar Daddy という4本柱で構成されます。0311 アイアンはフォージドフェースとハニカム TPE 充填による独自構造で、軟鉄鍛造と中空構造を両立した独自カテゴリーを作っています。

価格帯はアイアン6本セットで30〜50万円超、ドライバー単品で15〜25万円が中心と、テーラーメイド・キャロウェイのフラッグシップ(10万円前後)よりも明確に上の超ハイエンド帯です。販売は PXG 直営店(米本国)、ファクトリーストア、認定フィッターを通じたフィッティング前提の販売モデル。日本では PXG ジャパンが直営店と認定フィッター網を展開しています。

契約プロは PGA ツアーのザック・ジョンソン、ライアン・ムーアらが代表選手で、LPGA ツアーや欧州ツアーでも契約選手を持っています。タイガー・ウッズや上位5名級の選手はいませんが、安定した中堅クラスを多数抱える構成です。

代表テクノロジー

ハニカム TPE(ヘッド内部に熱可塑性エラストマーを充填して振動と打感を制御)0311(中空鍛造アイアンの歴代基幹シリーズ)Black Ops(フラッグシップドライバー、AI 設計フェース搭載)Sugar Daddy(ウェッジシリーズ)Battle Ready(パターシリーズ、削り出し+多素材構造)全方向チューニング(ロフト・ライ角・ヘッドウェイトの個別調整機構)

クラブタイプ別ラインナップ

データで見るPXG

ゴルフスケールに登録された全46本のクラブから、PXGのスペック分布を市場全体と比較しています。

7番アイアン ロフト分布

PXGは市場標準的なロフト設定

値が小さいほどストロングロフト=飛び系の傾向

PXG 中央値 30°(27〜33° / n=16)
市場全体 中央値 30°(n=470)
25° アイアン7番 35°

他メーカーとの比較

## テーラーメイド・キャロウェイとの違い
テーラーメイド・キャロウェイがフラッグシップドライバー10万円前後の量販プレミアム帯であるのに対し、PXG はその1.5〜2倍の価格帯で「個別フィッティング前提のプレミアム」というポジションを取ります。素材革新やカーボンクラウンといった全体トレンドへの追従は控えめで、ハニカム TPE 充填や CNC 削り出し精度といった独自技術への投資が中核。価格に説得力を持たせる「超精密の個別最適化」を売る構図です。

## 三浦技研・エポンとの違い
三浦技研やエポン(遠藤製作所)が国内工房系の軟鉄鍛造プレミアムであるのに対し、PXG は米国発の量産+ハイエンド技術投入型。鍛造の精度や打感の追求では国内工房系が先行する一方、PXG はクラブフルラインで全カテゴリーを揃え、ロフト・ライ角を調整できる機構など機能性プレミアムを提供する点で住み分けが明確です。

## ベティナルディとの違い
パター部門ではベティナルディが米国 CNC 削り出しパターの工房系(イリノイ拠点)として PXG とポジションが近いですが、ベティナルディはパター専業、PXG はクラブフルラインの中の Battle Ready 系というカテゴリーの違い。バッグ全体を統一したい層は PXG の Battle Ready、パターだけ専業ブランドで突き詰めたい層はベティナルディが向きます。

契約プロ

ザック・ジョンソンライアン・ムーア

よくある質問

PXG とは?
Parsons Xtreme Golf の略で、GoDaddy(ドメイン登録大手)創業者のボブ・パーソンズが2014年にアメリカ・アリゾナ州スコッツデールで立ち上げた米国クラブブランドです。創業時はアイアン1本70万円超の超ハイエンド価格で業界の話題をさらい、現在も0311 アイアン、Black Ops ドライバー、Battle Ready パター、Sugar Daddy ウェッジの4本柱でフルラインを展開する超プレミアム帯のブランドです。
PXG はなぜ高い?
ヘッド内部に熱可塑性エラストマー(TPE)を充填するハニカム構造、超精密 CNC 削り出し、ロフト・ライ角・ヘッドウェイトを多軸調整できる機構、そして個別フィッティング前提の販売モデルといった独自技術と販売体制が価格を支えています。アイアン6本セットで30〜50万円超、ドライバー単品で15〜25万円という価格帯は、テーラーメイド・キャロウェイのフラッグシップの1.5〜2倍に相当します。
ボブ・パーソンズと GoDaddy の関係は?
ボブ・パーソンズは1997年にドメイン登録サービスの GoDaddy を創業し、2011年に同社を売却した連続起業家です。売却後の資金を使ってゴルフへの個人的な情熱から PXG を2014年に立ち上げた経緯で、創業者個人の資金と熱量で運営される独立ブランドという独特の構造を持ちます。
0311 アイアンと Black Ops ドライバーの違いは?
0311 はアイアンの歴代基幹シリーズ名で、中空鍛造構造とハニカム TPE 充填による独特の打感と慣性モーメントを両立したライン。Black Ops はドライバー側のフラッグシップシリーズで、AI 設計フェースとカーボン素材を組み合わせた最新世代ドライバーです。アイアンとドライバーで別の系統名を持つのが PXG のラインナップ構造です。
PXG は試打できる?
はい、PXG は個別フィッティング前提の販売モデルなので、認定フィッター店舗での試打・フィッティングが基本になります。日本では PXG ジャパンの直営店および全国の認定フィッター網で対応可能で、ロフト・ライ角・ヘッドウェイトを自分のスイングデータに合わせて調整した上でオーダーする流れになります。事前予約制が多いため、フィッティングを受けたい場合は店舗予約が必要です。

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