BRAND

エポン

EPON

新潟燕の遠藤製作所が展開する地クラブの最高峰。鍛造アイアンの完成度で支持される

1950年創業日本新潟県燕市
工房系
構成(シリーズ単位) 総合型(全クラブ種カバー)
ドライバー: 3シリーズ (6本) フェアウェイウッド: 1シリーズ (2本) ユーティリティ: 2シリーズ (4本) アイアン: 5シリーズ (19本) ウェッジ: 1シリーズ (4本) パター: 5シリーズ (6本) 17 シリーズ
  • ドライバー 3 シリーズ/6本
  • フェアウェイウッド 1 シリーズ/2本
  • ユーティリティ 2 シリーズ/4本
  • アイアン 5 シリーズ/19本
  • ウェッジ 1 シリーズ/4本
  • パター 5 シリーズ/6本
リリース本数推移(直近10年) 新規登場・ピーク 2023年(3本)
2014年: 0本 2015年: 0本 2016年: 0本 2017年: 0本 2018年: 0本 2019年: 0本 2020年: 0本 2021年: 0本 2022年: 0本 2023年: 3本
2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023

エポンとは

## 鍛造工場が直接展開する、地クラブ最高峰

エポン(EPON)は、株式会社遠藤製作所(新潟県燕市)が展開するゴルフクラブブランドです。遠藤製作所は1950年創業の鍛造工場で、長年にわたって大手ゴルフメーカー向けの鍛造ヘッドを供給してきた OEM 工場としての顔も持ちます。その鍛造技術の蓄積を活かし、自社ブランド「EPON」として1990年代後半から展開を本格化させ、現在では地クラブ業界での絶対的支持を得るブランドへと成長しています。

本拠地の新潟県燕市は金属洋食器・刃物・鍛造の集積地として知られ、エポンもこの地域の鍛造インフラを活用した製造を行っています。ブランドの中核は軟鉄鍛造アイアンで、AF(Advanced Forging)系の AF-101、AF-301、AF-302、AF-705、AF-Tour などが代表シリーズ。ドライバーは AK-78 などのチタン削り出しヘッド、ウェッジは Tour Wedge を展開しています。流通は地クラブ専門店中心で、量販店での取り扱いは限定的です。

エポンの特徴

アイアンは AF(Advanced Forging)シリーズが看板で、AF-101(マッスルバック上級者)、AF-301/AF-302(ハーフキャビティ中・上級者)、AF-705(中空構造)、AF-Tour(ツアー仕様)など難易度別に展開されています。鍛造工程の温度・圧力・流動方向を緻密に制御する独自の多段階鍛造で、軟鉄の組織を均一化しながらヘッド形状を仕上げる「鍛造の鬼」と称される完成度が特徴です。

ドライバーは AK-78 などのチタン削り出しヘッドが現行で、削り出し精度の高さに定評があります。ヘッド単体販売とシャフト自由組み合わせの「地クラブ流通」が前提で、フィッティング店でヘッドを選び、好みのカーボンシャフト(VENTUS、Diamana 等)と組み合わせるのが標準的な購入パターンです。

価格帯はアイアン1本あたり4〜8万円、6本セットで20〜40万円。ドライバー単品で8〜12万円が中心で、テーラーメイド・キャロウェイのフラッグシップよりやや上、PXG ほどではないハイエンド寄りの帯です。契約プロは限定的ですが、地クラブを愛用する中・上級者アマチュア層に強いブランドロイヤリティがあります。

代表テクノロジー

AF(Advanced Forging)アイアンシリーズ(多段階鍛造による軟鉄組織の均一化)AK-78(チタン削り出しドライバーヘッド)Tour Wedge(軟鉄鍛造の地クラブ専売ウェッジ)ヘッド単体販売(地クラブ流通でシャフト自由組み合わせを前提)

クラブタイプ別ラインナップ

データで見るエポン

ゴルフスケールに登録された全41本のクラブから、エポンのスペック分布を市場全体と比較しています。

7番アイアン ロフト分布

エポンは市場よりやや短ロフト寄り。飛距離重視の傾向

値が小さいほどストロングロフト=飛び系の傾向

エポン 中央値 29°(26〜35° / n=19)
市場全体 中央値 30°(n=470)
25° アイアン7番 35°

他メーカーとの比較

## 三浦技研との違い
国内軟鉄鍛造アイアンの工房系最高峰を競うのが三浦技研とエポンの2社です。三浦技研は兵庫県市川町の独立工房で創業者の三浦勝弘が手作業仕上げの完成度を売りにするのに対し、エポンは新潟県燕市の遠藤製作所(鍛造工場が直接展開)として鍛造工程の温度・圧力制御の精度で勝負します。「手作業の三浦」「鍛造の鬼のエポン」というキャラクターの違いがあり、好みで選び分けるのが基本です。

## ミズノ MP との違い
ミズノ MP(および現行の Pro 241/245)が量産軟鉄鍛造アイアンの王道として、グレインフローフォージングで品質を安定させた工業製品アプローチを取るのに対し、エポンは地クラブ専売の工房系ブランドとして1本ごとの仕上げ精度に特化します。価格帯はミズノ Pro(実売12〜20万円)よりエポン AF(実売25〜40万円)のほうが上で、量販店で買えるかどうかも明確に分かれます。

## フォーティーン・バルドとの違い
フォーティーン(千葉県柏市)が国内ウェッジ専業の工房系として軟鉄鍛造のウェッジに特化するのに対し、エポンはアイアン中核の地クラブブランド。バルド(京都府)は削り出しドライバーの工房系として、エポンとは異なるカテゴリーで住み分けています。

よくある質問

エポンとは?
新潟県燕市の株式会社遠藤製作所が展開する地クラブブランドで、1990年代後半から本格的に展開しています。遠藤製作所は1950年創業の鍛造工場で、大手ゴルフメーカー向けの鍛造ヘッド OEM 工場としての顔も持っており、その技術蓄積を活かして AF(Advanced Forging)系の軟鉄鍛造アイアンを中核に展開する地クラブの最高峰として知られています。
遠藤製作所とは?
新潟県燕市に本拠地を持つ1950年創業の鍛造工場で、長年にわたって大手ゴルフメーカー向けに鍛造ヘッドを供給してきた OEM の老舗です。新潟県燕市は金属洋食器・刃物・鍛造の集積地として知られ、その地域インフラを活かした多段階鍛造の精度がブランドの技術的な根幹になっています。エポンは遠藤製作所の自社ブランドとして展開されています。
エポンと三浦技研は何が違う?
両者とも国内軟鉄鍛造アイアンの工房系最高峰として並び称されますが、技術アプローチが異なります。三浦技研(兵庫県市川町)は創業者の三浦勝弘による手作業仕上げの完成度を売りにする独立工房、エポン(新潟県燕市)は遠藤製作所という鍛造工場が直接展開し、鍛造工程の温度・圧力・流動方向の制御精度で勝負するブランドです。「手作業の三浦」「鍛造の鬼のエポン」という棲み分けが定番です。
エポンはどこで買える?
地クラブ専門店および認定フィッターでの取り扱いが中心で、量販店での販売はほぼ行われていません。ヘッド単体販売とシャフト自由組み合わせの「地クラブ流通」が前提なので、フィッティング店でヘッドを選び、好みのカーボンシャフト(VENTUS、Diamana 等)と組み合わせるのが標準的な購入パターンです。中古市場でも一定の流通量があります。
エポンの価格帯は?
アイアン1本あたり4〜8万円、6本セットで20〜40万円が中心で、ドライバー単品(AK-78 系)は8〜12万円。テーラーメイド・キャロウェイのフラッグシップよりやや上、PXG ほどではないハイエンド寄りの帯です。地クラブ専売で量販店に並ばない分、価格相応の精度と仕上げの完成度を求める中・上級者層に支持されています。

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