- VTC×ダブルキックで大きくしなって鋭く戻る二段階加速
- 手元と先端の2点キックポイントで誰でもしなりを体感
- 40g/50g/60gの3機種でレディスから一般男性までカバー
2026年3月5日に発売されたフジクラの新世代カスタムシャフト。ブランドの代名詞であるSPEEDERに「強化・増幅」を意味するBOOSTを冠したネーミングで、既存のSPEEDER NXシリーズやジュエルラインとは一線を画す独立コンセプトとして打ち出されている。ホワイトベースのコスメティックも刷新され、フィッター発信の試打レポートでは「軟らかい=頼りない」の先入観を払拭する設計と評されている。
ラインナップは40g・50g・60gの3機種。40と50はRとSの2フレックス、60はSのみの単一展開で、軽量帯はヘッドスピード40m/s以下やレディスゴルファー、60Sは「重軟」と呼ばれるパワー不要の独自設計と評されている。全機種が手元と先端の2点でしなるダブルキックポイントを採用し、シリーズ内で挙動の方向性を統一している。
中核技術はVTCテクノロジーで、SPEEDER NXシリーズから受け継いだトルクを可変させて制御する設計思想を踏襲。手元と先端の曲げ剛性を意図的に抑えつつ、VTCで先端の捩れを抑制してダブルキックの弱点を解消し、当たり負けや暴れの少ない挙動を狙う設計と公表されている。
| モデル | 重量帯 | フレックス展開 | 適合クラブ | 調子 |
|---|---|---|---|---|
| SPEEDER BOOST 40 | 40g 帯 | R / S | ドライバー / FW | ダブルキック |
| SPEEDER BOOST 50 | 50g 帯 | R / S | ドライバー / FW | ダブルキック |
| SPEEDER BOOST 60 | 60g 帯 | S | ドライバー / FW | ダブルキック |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R | 44.5 g | 6.9 | 先元 | 46.0" |
| S | 45.5 g | 6.9 | 先元 | 46.0" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R | 54.0 g | 5.6 | 先元 | 46.0" |
| S | 55.0 g | 5.6 | 先元 | 46.0" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | 64.0 g | 4.5 | 先元 | 46.0" |
| モデル | 弾道高さ | つかまり | しなり感 | 打感 | 振り抜き | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| SPEEDER BOOST 40 | 高 | ◎ | ◎ | マイルド | ○ | HS 40m/s 以下とレディスの飛ばし役 |
| SPEEDER BOOST 50 | 中-高 | ○ | ◎ | しっとり | ○ | HS 40〜45m/s 帯のセンタースペック |
| SPEEDER BOOST 60 | 中 | ○ | ○ | しっかり | ◎ | シャフトの重みでしならせる「重軟」 |
シリーズ全体が大きくしなって鋭く戻る挙動で統一されており、重量帯が増すほど打感のしっかり感と振り抜きの安定感が増す傾向にある。VTCで先端の捩れを抑えているため、しなり量の多さに対して当たり負けや方向ブレが抑えられている点が共通の特長と評されている。
ヘッドスピード40m/s以下のシニアやレディスゴルファーにはSPEEDER BOOST 40が第一候補となる。ワッグルした瞬間からシャフトのしなりを体感でき、ヘッドが勝手にしなり戻ってくれる感覚で振り切れるとフィッターレポートで評されている。打ち出し角の高い力強い弾道で、自力でしなりを作るのが難しいプレーヤーでも飛距離アップを狙いやすい。
普段50g台中調子を使う中堅アマチュアにはSPEEDER BOOST 50が中核モデル。Rは40g台より「しっとり」とした挙動で切り返しが安定し、Sは一般的なSフレックスより大きなしなりを残しつつ先端剛性で当たり負けを抑える設計と紹介されている。JLPGAティーチングプロフェッショナルの三浦真由は同モデルで「ヘッドが走る感触」と評している。
スライスや右へのミスに悩むゴルファー全般に対しても、シリーズ通してつかまりの良いドローバイアスが評価されている。クラブフィッターの鹿又芳典は、しなり量の多さからくる不安定さをVTCで解消した結果、スライサーやスイングリズムが崩れて左ミスをする人にもマッチするモデルと評している。
重量別の住み分けはシンプルで、軽快に振りたい・しなりを最大限感じたい層はSPEEDER BOOST 40、スムーズな切り返しと安定感の両立を狙うならSPEEDER BOOST 50、シャフト自身の重みで自然にタメを作りたいスインガータイプはSPEEDER BOOST 60という対応となる。60は一般的な60g台Sに必要なパワーを求められない「重軟」スペックと評されており、ヘッドスピードを問わずトライしやすい点が独自の立ち位置だ。
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・高弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・高弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| SPEEDER BOOST 40 |
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| SPEEDER BOOST 50 |
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| SPEEDER BOOST 60 |
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